タレントの島田紳助さんの言ですが、「人生における「幸せ」、例えば結婚、子供を授かる、子供の健やかな成長、自分も含め家族の健康・長寿、希望大学卒業、希望する職業につく、仕事上の成功・出世などを入れる器は人間皆大きさにたいした違いはない。仕事上で大成功した場合、家庭的に恵まれなかったり、短命だった例が多い。」つまり、「幸せ」の量は定量制だという趣旨のようであります。
試しに検証してみたのですが、
1政界
①戦後生まれの初首相、安倍晋三氏は予想外に早く職を辞し、現在入院中。
奥様とは仲むつまじいが、お子様がいらっしゃらない。
②小泉前首相は思いどうり郵政民営化を果たし、長きに首相を務め上げたが、
離婚経験者で現在も独身。
③小渕・橋本元首相は若くして他界された。
2財界
①財界人のことはよく知らないが、若くして飛ぶ鳥を落とす勢いだったホリエモン、村上ファンドの某氏は今や被告人。
3官界
①官僚で横領等首を切られた方は数に暇がないが、記憶に鮮明なのが厚生省事務次官まで出世した「岡ちゃん」は現在服役中?
4プロスポーツ界
①直近では長島名誉監督、王監督、星野日本代表監督と奥様を早く亡くされている。
②現役では、これは個人的な考えからかもしれませんが、イチロー、引退表明したばかりの古田兼任監督にはお子さんがいない。
③大相撲では若・貴横綱兄弟の確執、現在進行形の朝青龍問題。
④Jリーグではワールドカップに出場できなかった功労者キング・カズ。
5芸能界
①伴に若くして世を去った昭和の国民的大スター、石原裕次郎、美空ひばり。
②若くして頂点を極めたが、それ故に家族崩壊してしまった中森明菜。
③それぞれに夢を抱きながら早世していった松田優作、テレサテン、本田美奈子。
確かにおっしゃる通りかも知れません。
しかし、「幸せを入れる器」を大きくする事は可能なのではないでしょうか。
我々庶民レベルでは次のような事を実践してみてはどうでしょうか。
1家族・両親を含め、何をおいても定期検診は絶対受け、早期治療を実施する。
高齢になったら自腹で人間ドック。
2出来るだけ新聞・週刊誌等で時流、諸々の情報を入手・消化する。
3家族とよく話す場を設け、それぞれ互いの現状を把握しあい、適切な対策を打つ。
4子供には情報を提供し、なるべく早く成りたい職業を現実的に見つけさせ、モチベーションを持った日々を送らせる。
5職場にあっては会社至上主義を捨て是々非々を貫き職にそぐわない職務・責任は拒否する。
6一攫千金は狙わず、着実な蓄財に励む。
7禁煙、節酒。ほどほどの運動と趣味。
あとは恐縮ですがいつもの
「思い煩う事なかれ、生きてるだけで丸儲け。おもしろくない事、やな事は自分なりにやり過ごし、右から左へ受け流す。」
お粗末様でした。
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だから、プラスを増やそうとすれば、きっとマイナスが増えるのかな
ただ、例外があるそうです。人のため、世のために、良いことをすれば、それは、何倍にもなって戻ってくるということです。私は、信じています。