民主党の代表選挙に小沢・菅両氏が出馬表明しました。
政局が一騒動ありそうですね!
一方で、円高・株安が深刻であります。
一刻も早い経済・金融対策が渇望されております。
さて、優先すべきはどちらでしょう?
多くの国民は後者を選択するのではないでしょうか。
「権力闘争」より「生活危機回避」が大切なのは、
至極当然のこと。
では、この国民不在の混乱の原因は何か!
具体的には先の参院選での民主党の惨敗、
根っこにあるのは「国家ビジョンを鮮明にしない」
民主党の体質だと考えます。
未だに「北欧型高負担高福祉国家」への移行を、
国民に分かりやすく移行過程も含め明らかにしていません。
同盟国アメリカへの配慮は理解できます。
しかし「アメリカ型競争原理至上主義経済」は、
小泉・竹中政権で多くの新たな問題を生じさせたのです。
「改革なくして成長なし」、しかし結果は経済は成長どころか
一層困難な状況になってしまっている。
私は常々「なぜ成長の必要性があるのか?」疑問でした。
景気が回復しているとの報道が、ついこの間までありましたが
生活実感として受けとめられた国民がどれ程いたでしょうか!
「成熟国家」そして国家の役割として「分配論」を
主張する著作も最近増えております。
国の将来像、国民の幸福への青写真を明示する事こそ、
民主党がなすべき急務であると考えます。
喝目せよ!!!