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山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

まっしろな くじゅう!

2015年02月02日 | 山登り

 2月1日の日曜日は、久しぶりの山登り、そして今シーズン2度目の久住の雪山登山だった。

 近頃は、室見川の「カワセミ」に心を引きつけられていて、山登りの計画がなかなか成り立たなかった。(ほんまかいな!)

 そんな状況を深く反省して、(?)いつもの山中間にメールを送った。

 「今度の日曜日に、どこか山に行きませんか?できたら、どうも雪が降りそうなので久住あたりに!」と。

 すると、YさんとKさんから「是非行きましょう!まっしろなくじゅうへ!」との返信。

 「ヤッター!」 これで再びの「久住がおいらを呼んでいる!」が整った。


 まぁ そんなことはどうでもいいのだけど、心配なのは天気予報だ。先週の火曜日は曇の予報。それでも行きたいね、などと思ってはいたが、直前の金曜日に、Yさんから「誰かの行いで晴れマークに変わりましたね。」とのメールが入った。さも、自分の日頃の仕事ぶりのおかげだと言わんばかりの内容だった。「うぅーん!」。これもどうでもいいか!

 ということで、2月1日の日曜日の6:40に太宰府インターから高速に入った。

 いつもの玖珠サービスエリアで小休止の後、少し用心をして湯布院インターで高速を降り、一路「やまなみ」を牧ノ戸に向けて車を走らせた。


 雪の量は少なめではあるが、全く溶けてないので、四駆にし安全運転を心がけた。

8:45 牧ノ戸に到着。
結構車が多く、上の段の一番奥のところにどうにか駐車することができた。

9:30 登山開始。期待に胸がふくらむ。


 沓掛の登りは、多くの登山者で渋滞気味。「仕方ないよね!私らのその原因を作っている当事者なのだから。」などと思いながら一歩一歩登っていく。


 少し雲が多いが、これは絶景を期待できそうだ!




 沓掛の展望台まで登ってくると、青空が広がってきた。


 これから向かう登山路が一望できる。イイネ!


 今日は登らないが、大好きな星生も見えてくる。


 快適な登山路。まさに別世界!


10:50 扇ヶ鼻の分岐に到着。 星生の稜線がとても綺麗だ!


 とりあえず久住別れをめざして登っていく。


 Yさんが時々振り返る。「先輩!大丈夫ですか?」。(いたらんお世話タイ!)と心で思っても決して口には出さない。
 

 久住が目の前に広がってくる。


 ここで心がはじけた。


 ただでさえ、正月太りで3キロも体重増なのに、こんなポーズまでとるとは!無理をするとくたびれるのに!
 まぁ、そんな気にもなる素晴らしい天気なのだ。




 遠くには、阿蘇の噴煙も見える。今日は比較的穏やかかな?


 星生崎のところでの一枚。山陰がイイネ!


 久住別れで小休止の後、今回の目的地の御池(みいけ)と中岳をめざす。


11:45 御池到着




 完全に凍っている。さらにその上に積雪が。


 これから登る中岳を背にパチリ!


 中岳への登り。


 こんな角度で撮ると、北アルプスみたいだね。最高だ!


12:45 ようやく中岳に到着。


 坊がつるも見下ろせる。平治から大船の稜線もかっこいい!


 そのうちに、雪の大船にも登りたいな。


 さて、風もないようなので、中岳の頂上でランチにしよう。今日のメニューは日清の「ラ王」


 Yさんが「餅」。Kさんが麺と具を用意してくれた。「もやし、にんじん、ほうれん草、半熟卵」入りの贅沢ラーメン。前回の私が用意をした「みそラーメン」との違いはとても大きかった。


 稲星の向こうに「祖母」や九重連山のすべてをを見渡しながらの一時!


 極上ランチは最高だった!
 

 思いもかけず、中岳では1時間以上もゆっくりと雪の久住を堪能した。
  
 下山開始の前に、もう一度「この絶景の中での1枚を!」ということで、Yさんにカメラを渡した。


 「私の構図は最高ですよ!」と宣うYさん。


 そしてその一枚が、「これ」


 そうだね、なかなかだとは思うけど、人物が(つまり私)小さ過ぎるかな。(笑)
 
 その他にも素晴らしいの景色が撮れた。


 さぁ、下山開始だ。天狗ヶ城経由で帰ろう。




14:00 天狗ヶ城の頂上。 どちらかといえばこちらの構図の方が・・・!


 天狗ヶ城からの景色も抜群だ!眼下には雪に埋もれた御池。イイネ!


 いつも歩いている星生の稜線。あちらもとても良いのだが。


 まだ絶好の天気は続いているが、帰りを急ごう。久住別れで小休止の後星生崎の下で。
午前中よりだいぶ雪が溶けてる。

 星生崎の下から再度久住を振り返って。登りと山陰が違うね。






 西千里ヶ浜を牧ノ戸へ向かう。


 と、ここで、久住では3回目の出会いになる、「シベリアハスキー犬」。飼い主の人とあいさつをし、言葉を交わした。
「お会いするのは3回目ですよ。写真を撮っても良いですか。犬の名は何というのですか?」
 「いいですよ。名は「カシュガル」と言います。」とのことだった。また会おうね!




 そんな出来事の後、無事に沓掛まで戻ってきた。


 後ろ髪を引かれる思いでもう一枚。


 あともう一枚。登りでは雲に隠れていた由布岳もはっきりと見える。


 今日は「鳥」はなしと思っていたが、この鳥はどこにでもいるんだね。


 最後の景色は、三俣の上のお月様。


16:20 牧ノ戸に到着。写真を一杯撮ったので遅くなってしまった。


 その後は、いつもの奥黒川温泉「耕吉の湯」で汗を流した。




 好天気に恵まれ、絶景の久住の雪山を堪能できた。こんな久住と出会えるのは滅多にないだろう。まぁ、誰かさんの日頃の行いの云々と言うことにしとこう!

 「まっしろな くじゅう」素晴らしかったです! 大満足の山行だった!

1 コメント

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Unknown (てりは)
2015-02-02 23:41:48
まさにタイトルどおりのくじゅうですね。画像で見ても12月の星生以上の積雪と青空に感動です。風景も美しいものばかりで雪山の素晴らしさが伝わってきます。
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