
先週の「大船の紅葉」は、それはそれは素晴らしいものだった。
「数十年に一度の色合い!」と、御池の湖畔で隣に佇んでいた
高齢の登山者が言われていた。まさにそんな感じの「錦繍」だった。
帰ってすぐに、仕事で行けなかったYさんにメールをした。
「三俣ならまだ間に合うかもしれないので、来週の都合は?」と。
マラソンのトレーニングも忙しいYさんから、
早速、「是非行きましょう!」との返事。
そういうことで、「三俣がおいらを呼んでいる!」が整った。
6時に家を出て、7:45 豊後中村駅に着いた。
何故かというと、所用で大分から参加のKさんと合流するためだ。

7:56 大分からの列車到着。「鉄ちゃん」ではないが、思わずパチリ。

8:44 大曲少し下から登山開始。

Yさんと私は、今日が登山靴の初おろし。
Yさんは、「キャラバン」。私は、「ドロミテ」。

それぞれ、今夏の「白山」で靴をつぶしている。
そして、ようやく二人とも新しい靴を手に入れたのだ。
どちらの値段が高いかなどと、どうでもいいことを自慢しあった。
さぁ、今日もいい天気だ。

さすが人気コースだ。多くの人で賑わっている。

9:45 「すがもり越」を通過。

先週登った「大船」が見える。

「すがもり越」から、急登が少し続くが、振り返れば、

素晴らしい景色が待っていた。
Yさんも久しぶりの「山」を堪能している。

少し心配はしていたけど、紅葉は終盤を迎えているようだ。

でも、素晴らしい景色は変わらない!

10:22 そうこうするうちに、西峰に着いた。

と、ここで大事件が起こった。
絶景を撮ろうとして、少し後ろに下がった。
その時、新品の靴を履いた右足が、浮石を踏んでしまった。
そしてバランスを崩し、一瞬右足首に「ズン」とした痛みが走り、大きく転倒。
その結果、一時立ちあがれなかった。
ようやく起きあがって、右足首の様子を確認する。
どうにか歩けるようだが、Yさんの持ってきていた「湿布薬」を張ってもらう。

簡単な手当てをして、景色を見ながらしばらく様子を見ていた。

どうにか歩けそうなので、取りあえず前に進むことにした。
右足首には、十二分に注意をしながらゆっくりと本峰を目指す。
11:18 そして、どうにか本峰に到着。

「大鍋」を覗き込むと、やはり紅葉の盛りは過ぎていた。

しかし、福岡ではPM2.5で困っているが、ここでは微塵も感じない。

ここで、一つの決断をした。当初はお鉢廻をする予定だったが、
私のアクシデントもあり、今回は南峰経由で下山することにした。
三俣南峰と白口岳の向こうには、「祖母」から「傾」の稜線が見える。

「星生」、「根子岳」、「久住」、「天狗ヶ城」、「中岳」、そしてYさん。

足の痛みを忘れてしまうような絶景だらけ!

私が「いつか、あの稜線を歩こう!」というと、
Yさん曰く、「鍛えてくださいよ!」だって!

Ⅳ峰で、ただただ絶景に見とれる「おじさん二人」

「三俣南峰」で、今日の豪華ランチ。

すぐ側には、ひっそりと「リンドウ」。

登りはそうでもないのだが、下りには「ズキン!ズキン!」と疼く。

「山登りの良さ」とは、如何に?

でも、いい景色に痛みも和らぐ。

沓掛山方面は、紅葉が残っているかな。

13:55 どうにか、「すがもり越」まで戻ってきた。
Yさんも一安心のようだ。

ついでに私もコラボで!(なんのこっちゃ!)

ここまで戻って来れたので、感謝の気持ちを込めて「鐘」を鳴らした。

14:53 大曲登山口に到着。

そして、三俣にもお別れのあいさつ。「また、来るよ!」

帰りに、奥黒川温泉「耕吉の湯」で汗を流した。

ここの紅葉がきれいだったので、

パチリとして、一路福岡を目指した。

そして今朝、目が覚めると右足が疼いている。
それで、今さっき「近くの整形外科」に行ってきた。
先生「骨には異常ありません、所謂ねんざですね。」とのこと。
私 「どのくらいで直りますか?」
先生「普通なら2週間というところでしょう」
私 「11月3日は間に合いますかね?」
先生「また山の計画があるんですか?どちらに行かれますか?」
私 「はい。平戸へ」
先生「うぅーん」「そんなにいいんですか山は?」
「経過次第ですね」「取りあえずテーピングしましょう。」
「毎日交換に来てください!」
というやり取りをして帰ってきた。
楽しいはずの山行が大変なことになりましたね。
それでも下山出来てホントに良かった。
その後は順調に回復していますか?
九州の山々は観光以外登ったことはありませんが、とてもなだらかで雄大ですね。
豪華弁当の中に自宅からの持参のリンゴ、私もコンビニ+果物は欠かせません。
早いご回復を祈っています。
不注意で、浮石を踏んでしまい、
足首をくじくとは不覚でした。
これからも秋の山シーズンが続くので、
少し残念です。しかし、ここで直しておかないと思ってます。
今は少しの痛みと、足を引きずってますが、無理をしなけば大丈夫でしょう。
10日後には、今年の年頭に掲げた「平戸」が待ってます。
それまでには直して、いい写真を撮りたいと思っています。
浮石、ねんざ、この言葉が山時代を思い出します。
捻挫は何度もやりましたから・・・
今でも、時々うずきます。
年のせいもありますが・・・
お大事にしてください!
今の靴は底がいきなり粉々に崩れて消えてしまうので、びっくりです。
数年でダメになるのですね。
保存が悪かったのか、しばらく使わなかった靴を見たらボロボロに崩れてしまった。
数回しかはいてない登山靴、今でも悔しくて・・・
「ねん挫」のほうは、どうにか全治2週間ですみそうです。
登山靴は、昔は重い革靴で、ビブラムでしたね。そうそう簡単には剥がれなかったと思います。
それが、今の靴は3~4年でダメになってしまうようです。
ガリビエールの靴で、屏風岩や剱の岩場も登りました。
「昔が良かった!」と思うのは、歳のせいでしょうか。
耕吉の湯、いいなぁ。温泉行きたいっす。