
この何年かは、毎年のように帯隈山のすそ野に足を運んでいる。
そこは、国指定天然記念物「エヒメアヤメ」自生南限地帯である。
「エヒメアヤメ」は、背丈が低いが花の色は何とも言えぬ「藍色」で、
大きな山桜が立つ丘の斜面には、ぽつぽつと花束のような姿がとても美しい!
いつもならば、3月末ごろが最盛期なのだが、今年は少し遅れているようだ。
それで、体調も回復傾向なので、昨日の土曜日に午後から三瀬峠を越えた。
この一週間「エヒメアヤメ祭」が行われていて、幟旗が立っている。

「久保泉」の人たちが、自生環境保全会を作られ守り続けられている。
そのおかげで、毎年美しい「エヒメアヤメ」を見ることができる。
狭い山道の交通整理までしてあって、本当に有り難い。
そしてその地へとたどり着いた。

最初に目に付いた青い花はというと

そして、今年も見ることができた「エヒメアヤメ」。

小さな花束みたいなのから

こんな株まで、それこそいろいろ!

小高い丘の山桜は、前日の風雨でたくさんの花びらを散らしていた。

だから、雨に濡れた「エヒメアヤメ」にも花びらが!

霧雨に濡れる「エヒメアヤメ」が美しい!

この色合いが、何とも言えない!

久保泉の人によると「エヒメアヤメ」の開花は、ソメイヨシノと同じだそうだ。

ちなみに、宮崎にも自生地の南限があるのだけど?

昔々の大昔、地球規模の話で、大陸から取り残されたというレベルでの話だそうだ。

こんな大きな株に、それこそ心を十二分に満たされた。

「エヒメアヤメ」に大満足だったけど、その他にもいろんな花が咲いていた。

「サルトリイバラ」の花。

これは、普通の菜の花だけど、とてもきれいだね!

少しピンクの色合いの「ヒメウズ」

楽しみにしていた「バイカイカリソウ」。

そして、まさかここで見れるとは思わなかった

今年も、また「エヒメアヤメ」を見ることができた。
それも地元の人のご努力のお陰と、感謝しながらこの地を後にした。

帰りに、少しだけ金立公園にも立ち寄ってみた。

ガスに煙る「金立山」と「菜の花」と「桜」!

素敵な空間が広がっていた。


雨の中の花散策もたまにはいいもんだ!

その上に、「エヒメアヤメ」ですか!
2週間運動禁止の私には、羨ましい限りです。
でも良かったですね!あの地は、祭りの1週間しか開放されてません。
しかも最終日に偶々通りかかってですね。
「エヒメアヤメ」が呼んでくれたのかもですね!
雨に濡れた姿もなかなかいいものですね~。
いや~楽しませてもらってま~す。
「エヒメアヤメ」は、愛媛で最初に発見されたので「エヒメ」と名付けられたそうです。
この記事を楽しんでいただけたらうれしいです!
これから、体調も良くなると思いますので、いろいろと頑張ります。(笑)