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山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

基山(キザンのオキナグサに誘われて!)、ついでに蛤岳を歩く!

2015年04月19日 | 山登り



いつもの山の仲間に、
「18日の土曜日にどこか山に行きましょう!」
とメールを打った。

そうすると、結構皆さん忙しそうで、
いつものYさんだけが、「是非行きましょう!」との返信。

そして何回か、メールのやり取りの結果、
二人で、「基山と蛤岳」に登ることに決定した。

私は、西日本新聞ではないのでまだ読んではいないが、
どうもつい最近、基山のオキナグサの記事が掲載されたようだ。

私的には、花友のAさんからの「基山のオキナグサもいいよ!」とのメールがあったので、
「是非登りたいな!」と思っていたので、多くの人が来てるかもと思いつつ、
少しだけ心配をしながらの登山となった。


博多区でYさんを拾って、基山の水門後の登山口に8:50についた。
ここで今日の登山ルートを確認。


私たちは「いものがんぎ」経由で頂上を目指す。
まず出迎えてくれたのがこの花?
何だろうか?

Yさんとは一ヶ月ぶりの山登りなので、近況などを交換しながら
ゆっくりと登っていく。

そうそう、登山口の水汲み場のところで、あいさつをすると、
ご夫婦らしき人から「キザンまでですか?」と声をかけられた。

「え!」知らなかった!「キヤマ」でなく、「キザン」なんだね。
一つ勉強しました。感謝!

まぁ、それはそれとして、登山路にはいろんなのが咲いていた。
これはキランソウだね。


これはキノコ!あなたの名前は?

こちらも「○○木の花?」


こちらも主張している。


そうこうしているうちに、稜線が近くなってきた。



9:34 頂上近辺に着いた。


そして、ここは「スミレの王国」だった!








スミレの名前は現在勉強中。すみません、ほとんどわからない。


それでは、今日の一番の目的である「オキナグサ」。
先週の南阿蘇で、「ただただ、残念無念!」な思いをした私としては、
ここで「傷ついた心」を癒したいという気持ちも少なからずあった。

なので、チョットだけ辺り一面に咲き誇る「オキナグサ」を期待もしている。

そうすると竹で周りを保護されたオキナグサの株が目にとまった!


今日は絶好の「オキナグサ日和!」。這いつくばらないと中々捉えにくい。


前に進むと、結構大きな株も出てきた。




もう『翁』になったのも多い!少しだけ盛りを過ぎてるかもね!


先ほどのスミレの丘を振り返る。この丘はスミレだらけだった。


Yさんも激写!また激写!




いい歳のおじさん達を夢中にさせる「オキナグサ」。とても最高だね!
頂上のところでは、結構広い範囲をロープで囲って保護をしていた。
これなら、まさかの「盗掘」もないよね!チョットだけ安心だ。

最後にもう一度パチリ!






ここの「オキナグサ」は、多くの人に守られているんだね!「良かった!」


さぁ、今日はもう一つ山を登らなくてはならない!(なんでやねん!)
なので、急いで山を下る。


多くの人たちが、頂上へと向かっている。


ここは人気の山なんだね。私ははじめて登った。
ナルコユリの咲きはじめかな?

こちらは野イチゴに「蝶」が。


丸尾礎石群を経由して、10:40に管理者道に着いた。
ウグイスが気持ち良く鳴いている。
しかし、ソウシチョウは時々見かけるが、ウグイスは見ることができない。


そして登山口のところの狛犬をパチリとして次の登山口に急いだ。





これから、「カタクリ」や「アケボノツツジ」が咲き誇る山を計画している。
そんな山は、割と急峻で、長丁場なのだ!
そんな山を気持ち良く登るためには、今、ここで踏ん張らないといけない。

そんなんで、ツツジが咲き始めたであろう「大與善寺」から大博多ゴルフ場経由で、
坂本峠からの蛤岳頂上への出発地である林道に着いたのが、12:02。

林道を1時間近く歩いた後、蛤岳への登山口についた。


しばらく歩くと、蛤水道に出る。


13:15 蛤水道から蛤岳への分岐に到着。


ここで、那珂川の「カワセミの里」で購入した、
「かしわ飯のお握りと筍の煮物」の極上ランチを食したかったのだが、
Yさんが「上まで行きましょう!」との一言。ただただ従うしかなかった。
が、「お腹がすいた」。「心では、泣いている!」。

そんなことはどうでもよいのだが、ここの「蛤水道」は歴史があるんだね!


とっても感心した。


あと少しで頂上というところまで来た。


ここでYさんが曰く「もう少しでランチですよ!」だとさ。
思わず「腹減ったぁー!」と、私。

13:38 蛤岳頂上に到着!早速ランチ!

とても美味しかったのだが、撮影をし忘れてしまった。(残念!)

そんなわけで、慌ただしく2座を登り切った。


お腹いっぱいなったところで、「蛤岳」のもう一つの目的である
とある花の状況を見に行った。


まだまだ今からのようだった。でも咲くのが楽しみだなぁ!

そのほかにも、


リンドウや




ヤマルリソウは、蛤水道沿いに数多く咲いていた。




まるで、蛤岳を守っているかのような「マムシグサ」。


ミツバアセビ(多分)





といったふうに、大満足の山行になった。次は本州へと足を運ぶ予定だ。

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