今回の東京行きのついでに、三ツ峠山に登ろうと思ったのは、
仕事の関係で出会って、趣味が山登りと囲碁という共通点から、
時々、囲碁の真剣勝負をしたり、山登りの情報交換をするなど、
親しくお付き合いをさせていただいてるOさんの勧めがあったから。
日本百名山の達成者でもあるOさんによると、
三ツ峠からの富士がとっても素晴らしいとのこと。
写真も見せていただいていたので、是非、登りたいと思っていた。
そういうことで、今回のプチ夏山遠征でのチョイスとなった次第。
前置きはそのくらいにして、昨日の続きをはじめよう。
御巣鷹山から三ツ峠山に向かう途中にも、レンゲショウマをみっけ!
そしてこんな花にも出会う!
キバナオダマキ。
14:44 三ツ峠山にとおちゃこ!
雲が多くて見晴らしとしてはイマイチかな?
でも、ホツツジもたくさん咲いている!
え!モミジハグマ?と思ったが、
調べてみると、オクモミジハグマのようだ。
15:30 山荘に着いたんだけれど、受付をすると、
山荘のご主人らしき人が対応してくれて、「1号室にどうぞ!」
そこは、富士がよく見えるからということだった。
それで、窓の外を見ると
まだ、雲がかかっている。
山荘の下の方も、雲が這い上がってきている。
ついてないなぁ、と思ったが、なんと、夕食前には、
それなりの夕焼けの富士が現れた。
そして、夕食タイム。
とても美味しかった!
実は、この日の宿泊者は私一人、
それで、ご主人といろいろ話をすることができた。
6月中旬には、カモメランやアツモリソウが咲くとのこと、
しかし、鹿害で急激に数が減っていて、ボランティアの人たちと
保護活動に取り組んであるそうだ。
また、先日放送があった「“山女”憧れの頂上へ!」にも登場されたそうだ。
そんないい感じの夕食タイムを終わって部屋に戻ると
夕闇の中にうっすらとみる富士もなかなかいいもんだ。
八畳ほどの部屋に、真ん中に布団を敷いて眠ったのだけれど、
薄布団では、寒さで何回も目が覚めるほどのひんやり感!
下界の暑さが嘘のような快適さ!山小屋泊にして良かった!
そして、6日の4時前から目を覚まし、富士を観察。
うっすらと明るくなってきた。
真っ赤な朝焼けとはいかなかったけれど、
こんな富士を見るのは初めてだ!
と、大満足していると「朝ご飯ですよ」と呼ばれた。
豪華とは言えないかもしれないが、こちらもグッド!
7:50 ゆっくり美味しく朝食を頂いてから、山荘を出発。
「また、来ますね!」と挨拶をしてから下山開始。
フジアザミにもお別れを言って。
下山は、山荘のご主人から教わったルートで。
シロバナソバナかな?
オオバギボウシの群生は、ネットで保護されている。
ネットの中の黄色いのはトモエソウか?
ここからは急坂を下るので、富士にお別れ!
この花は?
取りあえず、フシグロセンノウとしよう。
何だこれは!
林道との出合まで下りてきたので、ここを右に行くと登山口。
林道を歩いて行くと、ヒヨドリソウが!
そうなると、アサギマダラを探してしまうね!
アサギマダラは10頭ほどいたが、次はこの花。
タブン、エビガライチゴ?
9:22 登山口にとうちゃこ!
こちらが、今回お世話になったレンタカーのプリウス。
2日間で2万3千円は高かった!
それから、甲府に下りて、温泉で汗を流した。
しかし、レンタカーを戻しに大月へ、
この日は甲府のビジネスホテルに宿泊。
夕食をと駅前に出向く途中で大雨に遭ったが、どうにか居酒屋に!
「かっぽうぎ」という店だったけど、
ここの「玉子とじ牛すじ煮込み」は絶品だった。
機会があれば、また是非この店に立ち寄りたいな!
明けて7日、ホテルで朝食をゆっくり食してから、甲府駅へ。
あまり時間がないので、周辺を少しだけ探索。
最初は、藤村(とうそん)記念館かと思ったが、ふじむら記念館でした。(笑)
9:10 スーパーあずさで東京へ。
雨のせいか、新宿に着くと肌寒くらいの20度ほど。
そして、計画通り、品川を15:17発のぞみ43号に乗り、
途中で富士でもと思っていたが、空振りし
20:10 無事に博多駅まで帰ってきた。
まぁ、そこそこの山旅だったので、取りあえず“よし”としよう!
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