
-10月5日-
先週に続けての台風の襲来。なのに、
天山の花便りが次から次へと入ってくる。
そういえば、ヤマトキソウからいっとき「天山」に行ってないような?
そんなことを思っていると、台風が来る前に行きたくなってきた。
天気予報を見ていると、5日はどうにか登れるのではないかな?
少しだけ、無理気味に時間を作っていそいそと出かけた。
福岡からの直線的な道は、途中で通行止め!泣く泣く、
古湯経由での遠回り。でも、「ムラサキセンブリ」に会える!
と、思うだけでそんなことは何の問題もなくなってしまう!
今日は、久しぶりに上宮登山口から登ることにした。
駐車場に着くと、車は一台も停まってはいない。(あったり前だよね!)
でも、準備をしていると車が一台。私を見て、雲垂れ込める山を見て、
「今日はダメですよね?」と、同意を求められた。
私は、全く登る気満々なので、「いえ、登りますよ!」と。
「それじゃぁ、自分も登ろう!」と準備を始められた。
そんなことがあったが、お先にスタート!

ここのお宮の狛犬さん。

久しぶりの上宮コースなので、ゆっくりと花を愛でながら歩く!

すぐにキク系が出てくるんだけれど……

なかなかよくわからない。

まだ、雨は降ってはいないのだけれど、何だか怪しくなりつつある。

雨山に向かっている途中で、それこそ雨が落ちてきた。(なんのこっちゃ!)
私は雨はイヤではないのだけれど、写真がね……。
「リンドウ」は今からがシーズン!

ちっちゃなちっちゃな「センブリ」をみっけ!

そして、今日のお目当ての「ムラサキセンブリ」に!

早速大株との遭遇だ!

雨のの中、なかなかきれいにとはいかないけれど、

近くには、「タンナトリカブト」も!

是非とも見たかった花にもう出会ってしまった。
けっこう降ってるので、一瞬、「下りようかな」と思ったが、
私の辞書に「撤退」という言葉はない!(ほんなかいな?)
雨山分岐まで戻って、頂上へと向かった。

上に登っていくと、先ほどの人に追いついた。
「非常用の雨具を付けて登ってきたが、やめようかな、
弁当も食べれそうにない」と、おっしゃっるので、
頂上はすぐそこですよ!」というと、
「わかってます、何度も登っているので!」といわれた。
いらぬお世話だったみたい。と、ここでその方とお別れして先へと進む。
そして、頂上にとうちゃこ!

豪華ランチは後回しにして、早速稜線散策に!

でも、すぐに愛しの「ツルリン」が。

定点観測のようにこの花のところへ。

「ホソバノヤマハハコ」
「アキノキリンソウ」はそろそろ終盤を迎えてるね。

そして、この「キュウシュウコゴメグサ」もどうにか残っていてくれた。

間に合ってよかった!

そして、雨の中登ってきたのはこの花のため!

台風で倒れる前の「タンナトリカブト」に会いたかった!

この花を撮ってると、何故だか雨が止んだ。

そうなると、その他のお花にもご挨拶をしなくてはね!

「マツムシソウ」もきれいだね!

「ハエトリグモ」ではないよね!

「センブリ」はこれからかな?


この岩山を見てから引き返した。

雨は上がっても、稜線は雲の中。

「ヒメアザミ」なんかもきれいなんだよね!

おっと!ここの「ムラサキセンブリ」をも見なくてはいけない。

やっぱし、「ムラサキセンブリ」は最高だね!

ここには、シロバナも出たことがあるんだけれど、

そして、頂上へと戻ってきた。

これは?

そして、ようやく「今日の豪華ランチ」。

いつもならば、巻き寿司なんだけれど、今日はお休みだった。
こんな景色を見ながらのランチを済ませて、

誰もいない天山をあとにした。
下山途中でも、登っている時気になっていた、

「モモイロアキチョウジ」をパチリとしながら、

こちらもパスしてた「アケボノソウ」にも、

そして駐車場まで戻ってくると、

下山後もいくつかのところを回って、

比較的近くで見れる「タンナトリカブト」。

「シロバナサクラタデ」。

この花は、「タカクマヒキオコシ」でいいのかな?

「レイジンソウ」にもご挨拶をして、


そして驚きの出会いの「アサギマダラ」。

まだ、いるんかな?

きれいな「ヤマハギ」を見てから

今から台風が本当に来るのかな?

なんてことを思いながら、福岡へと車を走らせた。
途中で、お会いした人の情報によると、あのナメラさん、
今年の大雨でだいぶ流されたそうで、株がとても少なくなったそうだ。
楽しみにしてたので、がっかり!でも、自然のなせること、
「盗掘」ではないので、あきらめもつくというもの。
さぁ、台風明けには、いつもの山仲間とちょっとした遠征が待っている。
どうか、天気が良くなりますように!
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