長門峡駅は、国および県の「名勝および天然記念物」長門峡への下車駅です。駅名由来の長門峡の命名は、郷土の画家、高島北海。所在地は平成22(2010)年1月に山口市と合併した阿東町で山口県山口市阿東生雲東分字御堂原にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山口線の駅です。
分水嶺からみると阿武川は日本海に注ぐ事なります。駅へは国道9号線から少し山手に入った所にあります。駅前には広いスペースがあります。近くに、「道の駅」がありJR駅よりそちらの方が賑わっています。
益田方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。山口地域鉄道部管理の無人駅で、ホームに面して小さな駅舎がある。自動券売機等の設備はない。
1922年(大正11年)4月29日 - 山口線の篠目駅 - 三谷駅間に、仮停車場として新設。
1928年(昭和3年)7月18日 - 正式な駅に昇格。
1971年(昭和46年)8月10日 - 手荷物・小荷物の取扱を廃止、同時に駅員無配置となる。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道が継承。
キロ程32.3km(新山口起点)
電報略号チモ
駅構造地上駅
ホーム1面1線
乗車人員
-統計年度-19人/日(降車客含まず)
-2009年-
開業年月日1922年(大正11年)4月29日*
備考無人駅
* 仮乗降場として。1928年(昭和3年)7月18日に正式な駅に格上げ。
長門峡は阿武川上流、山口県山口市阿東及び萩市川上に位置する峡谷。全長12キロメートル。奇岩や滝、深淵など変化を織りなす奇勝として知られ、国の名勝や長門峡県立自然公園にも指定されてます。
中生代白亜紀の流紋岩質凝灰岩やデイサイト溶岩から形成されており、断崖を形成。
命名者は郷土の画家、高島北海であり、また詩人中原中也もこの地を絶賛した。景勝地は個性的な名前で、洗心橋や龍宮淵、獺淵、暗がり淵などの名所があります。洗心橋には中原中也の詩碑が立つ。この洗心橋から龍宮淵まで5.5キロメートルの観光遊歩道が設置されており、ハイキングやトレッキングのメッカとなっています。
長門峡は、春は桜、夏は避暑地、秋は紅葉と四季を通じて楽しむことができ、年間60万人以上の観光客が訪れる観光スポットです。
山口市側の入り口はJR山口線長門峡駅の前にある道の駅長門峡、萩市側の入り口は阿武川ダム上流の竜宮淵であり、双方とも駐車場が完備してあるが、国道9号に面している山口市側の方が年間を通じての来客が多い。
阿武川で捕れる鮎は長門峡の名物になっており、竜宮淵入り口周辺には鮎料理の店が並んでいる。またシーズンには鮎祭りが行われ、多くの観光客が訪れています。
道の駅「長門峡」
・駐車場(82台)
・ベビーベッド
・郵便ポスト、宅急便
・トイレ
・レストラン(阿東和牛の肉料理や川魚料理のレストランである「聴秋」があります。毎月第2火曜日は休みです。)
・売店
・休憩所(毎月第2火曜日は休みです。)