観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

南草津駅 JR西日本 東海道本線

2014-09-10 04:15:56 | 東海道本線

南草津駅は、滋賀県草津市野路一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線の駅です。「琵琶湖線」の愛称区間に含まれています。駅の利用乗客は滋賀県内では草津駅に次いで2番目です。日中時間帯は1時間あたり新快速が3本、普通(高槻駅 - 大阪駅間は快速)が4本の合計7本が停車する。朝夕時間帯は本数が多くなる。開業時はまだ周囲は休耕田が広がっていただけであったが、まず東側の区画整理が完成し、遺跡調査のため整地が遅れた西側も2007年に区画整理がほぼ終わり、駅前広場の整備とともに駅周辺には高層住宅が建ち並ぶようになった。また、立命館大学びわこ・くさつキャンパス (BKC) の開校とその後の拡大や、周辺に存在する工場の拡張などにより乗降客数は増加しています。

南草津駅の建設された野路地区は東海道に沿う街村や周囲の集落以外田畑の広がる地であった。その広い田畑を利用して草津市が南部新都心構想を起草し、南草津駅周辺50haについて、組合施行の土地区画整理事業により都市基盤整備の推進、大学誘致なども含めた新しい街づくりを進めた。
駅計画時は、上述の通り地名を取って仮称「野路駅」と呼ばれていた。駅名決定にあたり新駅名称を一般公募した結果、976通62種類の中から1992年4月30日の期成同盟理事会にて「野路立命館」と地元要望案を決定した。その後地元自治会が「野路」とする嘆願書が草津市に提出されるなどいくつかの案を巡り紛糾したが、最終的に地元・草津市がまとまりJRの了解により1994年6月28日に「南草津」が正式決定となった。また、駅開業は当初大学開学と同時を予定していたが、駅前整備などの工事の遅れのため当年9月の関西空港開港に伴うダイヤ改正に合わせての開業となった。

駅の発展に合わせて新快速停車の声も地元から高まり、2007年11月19日には草津市・草津商工会議所・学校法人立命館・松下電器産業松下ホームアプライアンス社(現在のパナソニックホームアプライアンス社)の4者連名で、南草津駅での新快速電車の停車ならびに京都駅 - 西明石駅間で運転されている普通を草津駅へ延伸するようJR西日本に対し請願している。ただし当時JRは「南草津駅の利用状況からこの地域が重要な拠点として認識しているが、収益性や米原・長浜への速達性の確保の観点、さらには、南草津駅より乗降客数が多くても新快速が停車しない駅もあるなど、現状では大変厳しい」と草津市に回答した。


その後、2008年3月には新快速停車を公約に掲げた橋川渉が市長に当選し、2009年12月2日には、2011年春のダイヤ改正での南草津駅への新快速停車を目標に「南草津駅新快速停車促進期成同盟会」が設立され、草津市・市自治連合会・草津商工会議所・立命館大学・パナソニックホームアプライアンス社など7団体が中心メンバーとなった。同会は設立とともに45,000名を目標に署名活動を始め、最終的には目標を大きく超える61,162名の署名が集まった。署名は要望書とともに2010年2月18日にJR西日本に提出された。
地元の要望を踏まえてJR西日本が検討した結果、南草津駅に新快速を停車させることで駅の利便性が高まって利用者のさらなる増加が期待でき、車両のやりくりにもめどがついたとして、2011年3月12日からのダイヤ改正で新快速が終日停車することが発表された

島式ホーム2面4線を有する地上駅。12両編成に対応している。橋上駅舎を有し、東西に駅前広場を持つ。築堤上に駅を作ったため、駅前広場から橋上駅舎の改札までが高い。そのこともあり、開業時点でエレベータ3基(その後西口増設)・エスカレータ5基を備え、駅前広場と改札、改札とホーム間それぞれがバリアフリーに対応している。


自動改札機は車椅子対応改札機1レーンを含め、7レーンある(そのうちICOCA専用改札機は3レーン)。きっぷ売り場には券売機は3台と指定席券売機も設置されています。直営駅(草津駅の被管理駅)で、ICOCA・ICOCA相互利用カードが使用可能です。


南草津駅プラットホーム
ホーム 路線 方向(線路) 行先 備考
1 ■琵琶湖線 下り(外側線) 京都・大阪方面 一部列車
2 ■琵琶湖線 下り(内側線) 京都・大阪方面
3 ■琵琶湖線 上り(内側線) 草津・米原方面
4 ■琵琶湖線 上り(外側線) 草津・米原方面 一部列車

草津線直通列車(下りは一部を除く)と一部の新快速が外側線(1・4番のりば)を使用し、その他の列車は内側線(2・3番のりば)を使用している。

1980年(昭和55年) - 南部副都心構想発表(第2次草津市総合計画)。
1986年(昭和61年) - 草津市南部新駅設置期成同盟会結成。
1990年(平成2年) - 第3次草津市総合計画発表。
この計画に立命館大学の誘致が盛り込まれる。立命館大学(職員含めて15,000人)へのメインアクセスを野路新駅とし、早期に駅を整備していく必要性を説いている。
1992年(平成4年)7月 - 草津市野路東部土地区画整理組合の設立(平成14年3月換地完了に伴い組合解散)。
1994年(平成6年)
4月 - 立命館大学BKC開学。
9月4日 - 駅開業。東海道本線(琵琶湖線)草津駅 - 瀬田駅間に新設される形である。
1999年(平成11年)10月 - 草津市野路西部土地区画整理組合設立(平成22年度事業終了予定)。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカードICOCA供用開始[27]。
2007年(平成19年)5月24日 - 西口と東口を結ぶ地下市道が完成。
2011年(平成23年)3月12日 - ダイヤ改正で新快速が終日停車するようになる。

電報略号 ミク
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度- 24,694人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1994年(平成6年)9月4日
備考 直営駅
みどりの窓口 有

 

 

 


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