goo blog サービス終了のお知らせ 

観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

下津井電鉄線「現存車両」 モハ1001「赤いクレパス号」

2021-04-05 05:18:26 | 乗り物(列車・車両)

多くの車両は部分廃止に伴う除籍後に下津井工場で解体処分されたため、現存する車両は少ない。ただ全線廃止時に残っていた車両の一部は解体されたが、旅客用車8両と貨車3両は下津井駅構内にあった温室風の上屋内に、廃止後に新たに敷かれた線路に載せて保存されている。

 

 

駅跡地は廃止後も下津井電鉄が所有しており、通常は一般公開されていない。一時期は周囲を有刺鉄線などで囲んでいた。また車両も劣化・荒廃が進んでいた。

2002年より下津井電鉄を愛好する地元住民を中心としたボランティアで結成された「下津井みなと電車保存会」の手によって、車体の補修などが徐々に進められている。

 

 

車両の現況については保存会のウェブサイトで確認することができる。なお、保存会の活動日および年に一度の「下津井みなと電車祭り」(夏から秋ごろに開催)の際には、近くで車両を見ることが可能である。

モハ1001「赤いクレパス号」 - 1954年製造。帝国車輛工業製。製造時はクハ23と称する下津井寄りにのみ運転台を設置した制御車であったが、路線短縮後の1973年に廃車となったモハ52からの機器流用で単行運転用の両運転台付き電動車に改造され、初のワンマンカーともなった。1983年からは、外部、内部共にクレパスなどで自由に落書きしても良い車両として人気があった。外装の落書きは廃止後に消されている。

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 市が尾駅 東急電鉄田園都市線 | トップ | F-35B ステルス戦闘機(アメ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿