
忠海駅は、大久野島へ窓口駅になります、大久野島は瀬戸内海に位置する島で、芸予諸島の1つ。忠海から沖合い3キロメートルにある、瀬戸内海国立公園に指定されている島です。地図から消された島や毒ガス島などと呼ばれ、太平洋戦争下の化学兵器製造の実態を今に伝えている。また近年では多数のウサギが生息することでも知られ、ウサギ島とも呼ばれています。
住所は広島県竹原市忠海中町一丁目にあり、西日本旅客鉄道、呉線の駅です。
駅は、相対式2面2線のホームを持つ地上駅です。ICカード類は専用カードリーダーによる処理となっています。三原地域鉄道部が管理し、窓口業務は地元に簡易委託されています。かつてはみどりの窓口が設置されていたが、簡易委託への移行時にPOS端末へ置き換えられました。かつて優等列車や貨物列車が運転されていた名残で列車交換の線路有効長がかなり長い。
1番線、2番線ともホームに快速「瀬戸内マリンビュー」の号車案内がある。1番線はホームのかさ上げ工事がなされて列車との段差が解消されている。両ホームは跨線橋で連絡しています。
便所は、改札内・外の両方にあり、改札外は男女別、改札内は男女共用であるが、いずれも汲み取り式となっています。駅舎は改築されたが、便所は以前のままであり、改装されていないとのこと。併設のコミュニティーセンターには男女別・身障トイレが設置されている。
忠海駅プラットホーム 1 ■呉線 上り 三原・福山方面 下り 竹原・呉方面 通常はこのホーム
2 ■呉線 下り 竹原・呉方面 行違い時のみ
窓口営業時間(簡易委託:2009年1月現在):7:40 - 12:50、14:20 - 15:40、16:10 - 17:30
配線上は1番線が上り本線(兼下り副本線)、2番線が下り本線(兼上り副本線)である。1番線、2番線とも三原側・呉側両方向からの到着と両方向への出発に対応可能な信号機配置となっています。
忠海駅は一線スルー配線ではないが、列車交換のない場合は上り列車、下り列車とも1番線(駅舎側ホーム)を使用する運用がなされています。
1番線ホーム東端に車椅子使用者が2番線ホームに行くためのスロープと構内踏切がある。普段は扉で閉鎖され、必要時に駅に連絡するよう書かれた案内板があったが、2009年(平成21年)1月現在、案内板は撤去されている。
かつて、2番線ホームの南側に数本の貨物用側線があり、そこから日本肥糧株式会社まで専用線が伸びていたが、現在はそれらの線路は撤去されています。
駅舎西側には側線が1本あり、工事用車両の留置に使用されている。
2011年(平成23年)3月12日ダイヤ改正時より列車接近時の放送内容が、メロディーのみが流れる方式から列車接近案内のアナウンスに続いてメロディー(1番線は広島駅4・9番線で使用されるメロディーを使用。)が流れる方式に変更されました。
1932年(昭和7年)7月10日 - 三呉線(当時)安芸幸崎駅 - 竹原駅間延伸により開業。
1935年(昭和10年)11月24日 - 線路名称改定(三原駅 - 海田市駅間全通に伴う)。呉線の所属となる。
1982年(昭和57年)10月1日 - 貨物扱い廃止。
1987年(昭和62年)
4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)に移管。
6月15日 - 当駅折り返し列車新設(呉駅 - 当駅間の区間運転列車4往復)。
1988年(昭和63年)3月13日 - 当駅折り返し列車の運転区間が三原駅まで延長され、当駅折り返し列車消滅。
1990年(平成2年)4月 - みどりの窓口営業開始。
2003年(平成15年)
3月31日 - みどりの窓口営業終了。
4月1日 - 簡易委託化。
2005年(平成17年)10月1日 - 臨時快速「瀬戸内マリンビュー」新設に伴い、停車駅となる。
2007年(平成19年)
8月 - ICOCA専用改札機(カードリーダー)を設置。
9月1日 - ICOCA導入。
2010年(平成22年)
7月14日 - 梅雨前線の影響による大雨で呉線内で複数の土砂崩れが発生し、当駅の営業休止。
7月20日 - 営業再開(三原駅 - 竹原駅間復旧に伴う)。
電報略号 ノミ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1932年(昭和7年)7月10日
備考 簡易委託駅
POS端末設置
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