観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

クモハ114形 直流電車

2016-04-02 11:01:23 | 乗り物(列車・車両)

2両編成を組成するためモハ114形からの改造で登場したMG・CP等の補助機器とパンタグラフを搭載する制御電動車。クモハ115形と同様、前位台車用側主電動機冷却風取入口は前位側戸袋窓上部取付を採用する。モハ114形:電動発電機 (MG) や空気圧縮機 (CP) などの補助機器とパンタグラフを搭載する中間電動車。クモハ115形またはモハ115形とユニットを組む。1965年製の83 - からはCPC-1000形×2台からC-2000形×1台搭載に変更された。

ベースは国鉄115系電車で日本国有鉄道(国鉄)が設計・製造した直流電車です。寒冷地区・急勾配路線での運用を目的にした近郊形車両で1963年(昭和38年)からから1983年(昭和58年)まで改良を重ねながら115系は1,921両が製造された。

115系の開発ですが国鉄の新性能電車は、1957年に製造を開始した101系通勤形電車を祖とし、その後は151系特急形電車・153系急行形電車とともに増備が進められた。また、1961年6月には山陽本線の全線直流電化が完成。鹿児島本線と常磐線の交流電化により3扉セミクロスの401・421系交直流両用電車が登場した。しかし、東海道線東京口などでは80系電車や客車など2扉車が使用されており、増加する通勤客に対応できないことから、401・421系電車と同等の車体構造を持つ111系が製造された。
さらに同時期には山間部路線でも電化が始まり中長距離列車が運行されるようになったが、111系が搭載する出力100kW級MT46系主電動機では出力不足が如実であり、編成組成において電動車を多くし高MT比とするか補助機関車の連結が要求された。しかし電動車を増やすという観点からは製造・運転ともに高コストとなり不経済であることから、111系をベースに電動機出力増強を目的に開発されたのが113系と本系列である。

114系は1963年から1970年(昭和45年)にかけて製造されたグループの1つ。
客室窓部は、ユニット窓ではなく四隅に丸め処理がなされる。広域波動輸送に対応する目的から製造されたモハ114-818 - 831・モハ115-94 - 107・クハ115-193 - 216・サハ115-25 - 30は新製時から横軽対策施工車である。
1963年1月に製造開始。同年3月に宇都宮運転所[注釈 7]皮切りに、新前橋電車区(現・高崎車両センター)・三鷹電車区(現・三鷹車両センター)・小山電車区(現・小山車両センター)に新製配置された。
後に新潟・静岡・岡山・下関の各地区にも転出したために分割民営化時にはJR東日本・JR東海・JR西日本に承継。2013年現在も改造車を含み運用される。

6000・6500番台(JR西日本)
舞鶴線の電化開業に伴いクモハ115形+モハ114形1000番台ユニットを種車に、モハ114形の先頭車化改造により2両編成とされた番台区分である。
工事期間の短縮と簡素化の観点から新設運転台は既存の先頭車と同一の形状とする事を止め、窓や灯具の配置を踏襲しつつ種車の構体を活用した切妻形状とされたのが特徴で、クモヤ145形などに近い外観となった。また廃車発生品の流用などで工事費の低減も図られた。
岡山電車区所属車から転用の2組は改造時に後述のブレーキ装置の高速化改造を受けて原番号+5000の区分。網干電車区(現・網干総合車両所)所属のブレーキ装置のてこ比改良車が種車の3組は車両番号下4ケタが引き継がれた6500番台の区分とした。
クモハ115形には真空式の和式トイレ設置、クモハ114形には霜取りパンタを搭載して2パンタ化改造が施工された。体質改善40Nおよびワンマン運転対応化工事も施工されたが、通常の体質改善40N車と異なり座席構造は従来のセミクロスシートのまま(これは共通運用の113系にも共通する)で車内スピーカーも更新されず原型のままである。
ワンマン運転対応化工事改造の内容を以下に示す。
運賃箱設置・EBの取付
運用効率化のため嵯峨野線用113系と同様の自動解結装置を取付け
側引戸を電気指令化
1999年(平成11年)に5本10両が改造された。「R編成」と命名されたが、既に福知山電車区に配置されていた113系5300・5800番台の2両編成(S編成)と共通で運用された。
2008年8月の223系投入で経年の若い本車は他線区へ転属となり、同年11月にR4編成(クモハ115-6538+クモハ114-6625)・R5編成(クモハ115-6539+クモハ114-6627)の2本が下関車両管理室へ転出。12月11日に旧R4編成はT-13編成となり営業運転を開始した。さらに2008年度内に4本が転属し、自動解結装置を撤去して車両番号が-5000となる改番が実施された。
モハ114-1106・1123・6621・6625・6627 → クモハ114-6106・6123・6621・6625・6627

 


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