観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

大船駅 JR東日本・湘南モノレール

2014-11-02 11:01:40 | 東海道本線

大船駅(おおふなえき)は、神奈川県鎌倉市大船一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・湘南モノレールの駅である。JRホームの北半分及び笠間口は横浜市栄区笠間一丁目に位置する。
鎌倉市と横浜市の境界上に位置し、両市の中心市街地とは離れているものの、鉄道を中心とした交通の要衝となっており、東口側を中心に駅前市街地が形成されている。

鎌倉市は、東口・西口それぞれの再開発を計画し、一部はすでに実行されていたが、財政面などの問題により中断している。

JR東日本の各線と、湘南モノレールの江の島線が乗り入れている。湘南モノレール江の島線は当駅が起点である。1966年5月からはドリーム交通モノレール大船線が乗り入れていたが、1967年9月に運行休止、2003年9月に正式に廃線となった。


JR東日本の駅には、正式な路線名称上は東海道本線・横須賀線・根岸線の3路線が乗り入れており、このうち東海道本線を当駅の所属線としている。根岸線は当駅が終点となっており、大半の列車が横浜駅から京浜東北線へ、さらに朝晩の一部は横浜線へ直通する。横須賀線に関しては、線路名称上は当駅が起点であるが、運転系統としては当駅から東海道本線横浜・東京方面の専用線路に乗り入れており、藤沢駅方面へ乗り入れる東海道線列車よりも停車駅が多く設定されている。

また東海道線と横須賀線に関しては、東京駅発着・経由列車と、新宿駅経由で東北本線(宇都宮線)・高崎線へ直通運転を行う湘南新宿ラインが発着している。


JR東日本の駅に停車する優等列車は、東京と伊豆を結ぶ東海道線の特急「踊り子」が停車し、横須賀線では成田国際空港へのアクセス列車である「成田エクスプレス」の始発・終着駅となっている。普通列車は、東海道線の通勤快速・快速「アクティー」・普通、横須賀線の普通、湘南新宿ラインの特別快速・快速・普通、根岸線の快速・各駅停車の全列車が停車するほか、通勤ライナーは横須賀線の「おはようライナー逗子」「ホームライナー逗子」と、東海道線の「湘南ライナー」の一部が停車する。

島式ホーム5面10線を有する地上駅。駅の藤沢寄りと戸塚寄りにそれぞれ橋上駅舎が置かれ、改札内の通路で結ばれている。2つの駅舎の間を流れる砂押川に市境があり、駅舎の所在地は藤沢寄りが鎌倉市、戸塚寄りが横浜市栄区となるが、駅長室が従来からの鎌倉市側の駅舎に存在するために鎌倉市の駅となっており、特定都区市内の「横浜市内」には含まれない。


藤沢寄りの駅舎には南改札があり、東口と西口に通じている。また駅ビル内や駅ビル脇の通路からは湘南モノレールの駅に通じている。みどりの窓口やびゅうプラザが設置されている。
戸塚寄りの駅舎には北改札があり、笠間口に通じている。この駅舎は栄区側を中心とした住民の運動により建設され、2006年2月2日に供用を開始した。この駅舎にはみどりの窓口は設置されていないが、指定券発売機が設置されている。2007年1月29日には改札脇に栄区の証明書発行コーナーが開設されていたが、2010年に閉鎖された。


駅構内を覆うように駅ナカ商業施設「Dila大船」があり、書店や飲食店などが軒を連ねる。笠間口開設時に第1期9店舗(ATM除く)を、2006年7月19日に第2期の「FOOD SQUARE」9店舗を、9月9日に第3期4店舗を、そして2007年4月9日には南改札内外に第4期3店舗をそれぞれオープンさせ、グランドオープンとなった。これにより店舗面積約1390平方メートル、店舗数25店舗となり、年間売上約20億円を想定している。


北改札側には全ホームにエレベーターと上り・下りそれぞれのエスカレーターが設置された。北改札の整備に並行して南改札側も既存の3・4番線ホーム1基の他残りのホームにもエスカレーターが増設され、エスカレーターは全ホームで南北両側の設置となった。さらに、南北のコンコースと接続され一層バリアフリー化が深化した。


JR東日本の駅では唯一の、10本分の列車発車時刻を表示する発車標がコンコースに設置されている。この発車標では東海道線・横須賀線・湘南新宿ラインの横浜方面の列車が発車時刻順に停車駅も併せて表示される。

のりば
ホームの使用状況
番線 路線 行先
1・2 ■東海道線 横浜・品川・東京方面
■湘南ライナー 品川方面
■湘南新宿ライン 渋谷・新宿・大宮方面
(高崎線直通)
3・4 ■東海道線 平塚・小田原・熱海・伊東方面
5・6 ■横須賀線 横浜・東京・千葉方面
(当駅始発、一部7番線)
■湘南新宿ライン 渋谷・新宿・大宮方面
(宇都宮線直通、一部7番線)
■成田エクスプレス 成田空港方面
■おはようライナー逗子 品川方面


7・8 ■横須賀線 鎌倉・逗子・横須賀・久里浜方面
9・10 ■根岸線 関内・上野・大宮方面
■横浜線 新横浜・町田・八王子方面
東海道線の本線は2番線と3番線、横須賀線の本線は5番線と8番線である。
1・2番線では、平日朝ラッシュ時の多数の列車を交互に使用することで捌いている。
1・2番線の湘南新宿ライン(高崎線直通)や新宿・池袋方面への特急は、戸塚駅の手前で横須賀線の線路へ転じる。


湘南新宿ライン(宇都宮線直通)は5・6番線に加え、一部列車は7番線からも発車する。また、ダイヤが乱れた場合には東海道線直通の湘南新宿ライン(快速・特別快速)が当駅で運転を打ち切って新宿・高崎線方面へ折り返す場合があり、その場合は6・7番線を使用する。


一部の「湘南ライナー」及び横須賀線通勤ライナーが停車する。上り「湘南ライナー」は当駅にホームのない貨物線を走行する列車が多いため、停車するのは2号・14号のみと本数が少ない。また、下り「ホームライナー小田原」と上り「おはようライナー新宿」は全列車貨物線走行のため停車しない。一時期に貨物線へのホーム設置の要望が挙がっていたが、現在まで実現していない。なお、下り湘南ライナーは1号以外はすべて停車する。
東海道線ホームである1 - 4番線のグリーン車停車位置案内板は『湘南電車』の呼称がほとんど使われなくなった現在でも「グリーン車(湘南電車)はこの付近に止まります」と表示されている。ただし、英文での表現では、"Shonan Train"ではなく、"Tokaido Local Line"となっている。


2004年からの一時期に特急「成田エクスプレス」号のうち1往復が東海道線の小田原駅まで臨時延長されたが、横須賀線ホームを発着し、藤沢寄りで東海道線の線路に転線していた。
逗子駅発着の甲種輸送列車や臨時列車など、根岸線と横須賀線を直通する列車は10番線を使用する。1998年から2008年までは横浜線と逗子駅を直通する列車も設定されていた。
東海道線と横須賀線の分離運転(SM分離)以前は、現在の1・2番線ホームはなく、東海道線上りは現在の3・4番線、東海道線下りは現在の6・7番線を使用していた。横須賀線・根岸線については現在と同じ。その名残りで、6・7番線と東海道線の藤沢方面が接続されている。

旅客ホーム1番線の北側には東海道貨物線の線路が通っている。貨物線上にホームはないが、構内東側で根岸線へ直通する単線の通路線(高架)が分岐しており、当駅より1kmほど東側で東海道線・横須賀線の線路を跨いで本郷台駅手前で根岸線と合流している。

1888年(明治21年)11月1日 - 官設鉄道の駅として開業。旅客取り扱いのみの旅客駅。
旧東海道沿いに駅を置くべきとの意見が明治新政府内部であり、最後まで大船駅設置については紛糾した。駅の正面は西側(観音側)だった。


1889年(明治22年)6月16日 - 横須賀線が横須賀駅まで開通。分岐駅となる。
1894年(明治27年)5月25日 - 貨物取り扱いを開始。
1898年(明治31年)5月16日 - 大船軒が営業を開始。
1917年(大正6年)5月 - 駅改築。
1923年(大正12年)9月1日 - 関東大震災により、ランプ小屋を除き施設全て倒壊、または大破損。死傷者多数。
1925年(大正15年)
8月2日 - 駅本屋震災復旧工事竣工。
10月 - 駅本屋、各ホーム、A口(東口のこと)を結ぶ跨線橋竣工。長さ91.1m。1958年時点でも使用。
11月15日 - A口開業。
1944年(昭和19年)3月1日 - 田立構内完成。
1947年(昭和22年)1月 - 大井工機部大船分工場(後の大船工場)専用線使用開始。南部構内から分岐。


1950年(昭和25年)
1月 - 東海道線電車運転に備え、ホーム嵩上げ。
9月 - A口改築竣工。
12月25日 - 大船PX(旧第1海軍燃料廠)専用線使用開始。
朝鮮戦争時には1日の貨車総扱数が100両に達したこともあったが、1958年現在は1日2両程度に激減しているという。
1955年(昭和30年)10月5日 - 東洋高圧専用線使用開始、実線延長61m、有効長35m。田立構内9番線から分岐。到着したタンク車からガソリンを直接会社に送油管で送っていた。
1958年(昭和33年)3月30日 - 全(第1-3)ホームを結ぶ乗換跨線橋竣工、4月1日から使用開始。長さ32m[3]。
1966年(昭和41年)5月2日 - ドリーム交通モノレール大船線がドリームランド駅まで開通。
1967年(昭和42年)9月24日 - モノレール大船線が休止(2003年に正式廃止)。
1968年(昭和43年)6月16日 - 大船駅付近で横須賀線電車が車内に仕掛けられた爆弾によって破壊される事件が発生(横須賀線電車爆破事件)。
1970年(昭和45年)3月7日 - 湘南モノレール江の島線が西鎌倉駅まで開通。


1971年(昭和46年)4月1日 - 橋上駅舎完成式。
1972年(昭和47年)8月24日 - 国鉄駅での貨物取り扱いを廃止。ただし、住友電工横浜製作所及び住友セメントサイロまでの専用線の貨物は湘南貨物駅扱いで1984年まで存続。
1973年(昭和48年)4月9日 - 根岸線が洋光台駅から延伸開業。
1980年(昭和55年)10月1日 - 東京 - 大船間の東海道線と横須賀線が分離運転(SM分離)。
1986年(昭和61年)11月1日 - 国鉄駅での荷物取り扱いを廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、国鉄の駅はJR東日本の駅となる。
2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
2006年(平成18年)
2月2日 - 北改札及び笠間口を新設。Dila大船第1期オープン。
7月19日 - Dila大船第2期オープン。
9月9日 - Dila大船第3期オープン。
2007年(平成19年)4月9日 - Dila大船グランドオープン。
2011年(平成23年)9月1日 - 西口歩行者デッキオープン。
今後大船駅東口の大規模な再開発が見込まれており、平成23年現在土地回収の段階に至っている。

所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 フナ
駅構造 地上駅(橋上駅)
ホーム 5面10線
乗車人員
-統計年度- 97,118人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1888年(明治21年)11月1日
乗入路線 4 路線
所属路線 ■東海道線**
■湘南新宿ライン(高崎線直通)**
所属路線 ■横須賀線**
■湘南新宿ライン(宇都宮線直通)**
所属路線 ■根岸線
備考 みどりの窓口 有
* 正式な所在地。ホームの北半分及び笠間口は横浜市栄区笠間一丁目にまたがる。
** 正式な路線名称
- 北鎌倉方は横須賀線
- その他はいずれも東海道本線

所属事業者 湘南モノレール
所属路線 江の島線
駅構造 高架駅
ホーム 2面1線
乗車人員
-統計年度- 12,828人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1970年(昭和45年)3月7日


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