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福渡駅(ふくわたりえき)は、岡山県岡山市北区建部町福渡にある、岡山市北区建部地区(旧御津郡建部町)の中心駅です。
全列車が停車しラッシュ時には岡山方面への折り返し列車が、早朝には津山方面の当駅始発列車が設定される運行上の拠点駅です。
近くの高校が統合により廃校となった影響で乗降客は大きく減少しています。西日本旅客鉄道(JR西日本)津山線の駅。駅前には福渡商店街があります。ここは美作国で建部との間の旭川には船番所が置かれた宿場町でした。徒歩15分ほどのところに温泉施設があります。
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持ち行違い・折返しが可能な地上駅。木造モルタル造りの木造駅舎が単式の1番のりば側にあり、島式の2・3番のりばへは半オープンの跨線橋で連絡しています。
両端がなだらかに落ちる瓦屋根の駅舎はあちこち増築されていますが、旧来からの木造駅舎です。また駅舎入口には大きな庇が付けられています。駅舎に岡山保線区福渡管理室も併設されています。
島式ホームには物置風待合室がありますがかつて独立した構内トイレもあったのですが撤去されてしまいました。
駅社内の待合室には造りつけの長椅子にFRP製の椅子が追加で設置されています。
岡山駅が管理する無人駅。2011年5月31日まではジェイアール西日本岡山メンテックが駅業務を受託する業務委託駅であり、日中の一部時間帯のみ出札窓口が営業されていた。なお、駅舎内には自動券売機が設置されています。
福渡駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先 備考
1 ■津山線 上り 津山方面
2 ■津山線 下り 岡山方面
3 ■津山線 下り 岡山方面 当駅始発のみ
上り 津山方面
1番のりばが上り本線、2番のりばが下り本線、3番のりばが上下副本線であるが、1番のりばは岡山方面への折り返しにも対応している。
2010年3月12日までは昼間に1番のりばで折り返す列車があったが、翌日から当該列車は運転区間が短縮され金川駅での折り返しとなりました。現在当駅始発列車は3番のりばのみ使用。津山線の途中駅では唯一、上下線で本線が分かれています。
1898年(明治31年)12月21日 - 中国鉄道本線(現在の津山線)開業と同時に設置。
1944年(昭和19年)6月1日 - 中国鉄道の鉄道部門が国有化され、国有鉄道津山線の駅となる。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
2011年(平成23年)6月1日 - この日より窓口営業が廃止され、無人駅となる。
電報略号 ワタ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度- 261人/日(降車客含まず)
-2010年-
開業年月日 1898年(明治31年)12月21日
備考 無人駅(自動券売機 有)
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