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わかさ ふたみ型海洋観測艦 海上自衛隊

2013-11-06 00:20:05 | 艦艇(自衛隊・保安庁・その他)

わかさは 、海上自衛隊の海洋観測艦。ふたみ型海洋観測艦の2番艦。艦名は若狭湾に由来する。


ふたみ型海洋観測艦は2隻建造されたが1番艦と2番艦との間には7年の期間が空いており一部諸元が異なる。

「AGS-5101 あかし」に続いて2隻目となる海洋観測艦として計画され、「あかし」とほぼ同じ性能を持ち艦体はやや大型化し、音響観測性能が向上している。


船型は長船首楼甲板型で中央に船楼を設け、全般的に低いシルエットとなっている。

艦首にバウ・シーブとガントリーを設け、主機はディーゼル2基でノイズ対策のため高弾性ゴム継ぎ手、減速器を介して駆動する可変ピッチ・プロペラが採用されている。


低速作業に対応するためバウ・スラスターと減揺タンクを有し、観測用兼非常用のガスタービン発電機1基も備えられた。

艦橋下に管制室、観測室が配置され、精密艦位測定装置、精密音響測定装置、海底音波探査装置、各種記録計、解析機器、ロランCなどを装備している。


艦後部に3トンクレーンと巻揚げ機と観測作業用のスペースが設けられ、ここから海底内観測器の遠隔操作を実施する。

「わかさ」は、中期業務見積もりに基づく昭和58年度計画海洋観測艦5104号艦として、日立造船舞鶴工場で建造され、1984年8月21日起工、1985年5月21日進水、1986年2月25日に就役の後に海洋業務群に配属された。
2009年9月18日に海上自衛隊初の大型艦の女性艦長(松尾直子3等海佐、長崎大学水産学部卒、1988年入隊、39期一般幹候)が着任する。

海洋業務群は横須賀基地(船越地区)におかれている。
海洋業務群司令部
対潜資料隊(横須賀基地船越地区)
気象資料管理隊(横須賀基地船越地区)
沖縄海洋観測所(沖縄基地)
下北海洋観測所(青森県下北郡東通村)
直轄艦艇
海洋観測艦「すま」、「わかさ」、「にちなん」、「しょうなん」
音響測定艦「ひびき」、「はりま」
敷設艦「むろと」

建造者 日立造船 舞鶴工場
運用者 Flag of Japan.svg海上自衛隊
計画 昭和58年度計画
発注 1983年
起工 1984年8月21日
進水 1985年5月21日
就役 1986年2月25日

艦種 海洋観測艦
艦級 ふたみ型
排水量 基準 2,050トン
満載 3,175トン
全長 97.0m
全幅 15.0m
吃水 4.2m
機関 2軸推進
* 富士ディーゼル6LS27-5XF × 2基
機関出力 4,500PS
速力 最大速 15ノット
乗員 95名(わかさは105名)
兵装
レーダー OPS-18水上
電子戦・
対抗手段 NOLR-6 ESM

 


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