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81式短距離地対空誘導弾:陸上自衛隊

2014-11-08 08:03:46 | 自衛隊/車両/その他

81式短距離地対空誘導弾は、防衛庁技術研究本部と東芝が開発した、短距離防空用地対空ミサイルシステムである。


防衛省は略称をSAM-1、広報向け愛称を「ショートアロー」としており、部隊内通称は短SAM(たんさむ)とも通称される。

1960年代の後半から開発が始まり、1981年(昭和56年)に制式化された。
1982年(昭和57)から陸上自衛隊の各師団に、1983年(昭和58年)から航空自衛隊の基地防空用に、81式短距離地対空誘導弾(A)の配備が始まっている。1990年(平成2年)までに陸上自衛隊の全師団へA型の配備が完了した。
1992年(平成4年)からは海上自衛隊の基地防空用に81式短距離地対空誘導弾(B)の配備が行なわれ、こちらは2006年(平成18年)には退役した。
現在、改良型の81式短距離地対空誘導弾(C)(通称:短SAM改)は陸上自衛隊のみで配備されており、航空自衛隊は短SAM改が対巡航ミサイル能力に劣っているとして導入していない。

ジャッキとステップを取り付けた73式大型トラックの後部に、射撃統制装置を搭載した車両一台と、発射装置を搭載した車両二台で構成される。射撃統制装置にはフェーズドアレイレーダーを採用し、発射後に空中におけるロックオン機能や、赤外線パッシブ・ホーミング方式を採用して、二つの目標に対する同時追跡と連続攻撃能力を有している。


発射装置は誘導弾4発を装填可能で、搭載車両のステップには予備弾を収納したコンテナを携帯出来る。装填に際しては、ランチャーレール下部に置かれたコンテナ内から機力により弾体が持ち上げられ、ランチャーレールにセットされる。
発射装置に「目視照準具」を接続する事により、目視による照準も可能。安全対策として、設定時間を超えて飛翔した場合や、射撃統制装置からの指令で誘導弾を自爆させることができる。

 

 


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