embeddedなブログ

組み込みシステムに関することや趣味に関することをダラダラと書いていきます(^^)

Windows Embedded Compact 7がスタンドアローンで起動するVirtual CEPC(その1)

2011-10-12 16:41:18 | Windows Embedded CompactまたはCE

はじめまして。組み込みシステム開発のアーキテクトの仕事をしています。

Windows Embedded CEなどMicrosoftの組み込み用Windowsの話題を中心に、いろいろと投稿していきます。不定期になると思いますが、どうぞよろしくお願いします。

第一印象は大事なので、最初の話題を何にしようかと迷いました。 結果、最初は力を入れてがつんと重たい内容にしました。 ということで、Windows Embedded Compact 7をVirtual PCだけで起動する、いわゆるスタンドアローンでの起動方法について掲載していきます。 # この話題がどういう第一印象になるのかは...

アプリ開発者にエミュレータ代わりにターゲット環境を配布する際、Platform BuilderからOSイメージをダウンロードする形では困るので、スタンドアローンで起動するVirtual CEPCがあるとひじょうに便利です。

 

 

開発環境はWindows 7を前提としていますので、注意してください。

   

 

それでは、早速、本題に入ります。

まず、今回はPlatform Builder上でのプロジェクト作成するところまでやってみます。

 

 

1.    プロジェクトの作成

  

(1)Platform Builderで新しいプロジェクトを作成します。

  

(2)BSPは「Virtual PC : x86」を選択します。

 

 

(3)Templateは、ここでは[Enterprise Device]-[Handheld]を選択することにします。

 

 

 

 

(4)[Application and Media] はデフォルトのまま[Next]をクリックします。

(5)[Networking and Communications]では、[Local Area Network (LAN)]-[Wired Local Area Network]をチェックします。[Wireless Local Area Network]のチェックは外します。

 

 

(6)[Finish]をクリックして完了します。これでプロジェクトが作成されます。

  

初回はここまでです。 次回はプロジェクトの設定を行い、ビルドするところまで行きたいと思いますので、楽しみにしていてください。

 

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