ここ数年、中止されていた岩湧山頂の萱を焼いて、新しい萱の原を作る「野焼き」が今年は復活されました。
そして今までは、滝畑地区の人々の地域行事でしたが、今年は文化庁の補助金が出て、河内長野市の主催で実施されました。
去年、今年と各地の山焼きや野焼きで死者がでているので、岩湧では「関係者以外絶対立ち入り禁止」で実施されました。
もちろん、ダイトレ(尾根道のハイキングコースーダイヤモンドトレイル)も一時通行止めです。
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御前11時から、山頂を5ブロックに分けて、順次点火されました。
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谷を挟んだ、向かいの山から望遠で撮りました。
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12時半頃に、一旦鎮火したので電話で問い合わせると「1時間のお昼休みをとり、昼から再開します」と言う話でしたので、急いで帰宅して昼食を取り、再び山へ駆けつけると既に、山焼きは終わっていました。
どうも休みなしで焼いたらしいと後で聞きました。
今まで遠くから、一目で岩湧山と分かった山頂の剥げ頭は、黒々として、ほかの山と、見分けが付きにくくなりました。
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すぐに岩湧山へ登ってみました。まだ焦げ臭いにおいが残っています。
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所々で、灰が風に舞い上がっています。
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まだたくさんの人が残って、焼け残った萱を刈り取る作業をしていました。
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昔は滝畑地区の民家の屋根を茅葺していたそうですが、今はほとんどの家が、瓦屋根に替わり、岩湧の萱は「文化財」の建物の茅葺にのみ使われているそうです。
毎年秋に、市の職員やボランティアの人たちと滝畑の人が、萱を刈り取っていました。
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