伊集院静原作の同名小説を映画化。監督は『ヴァイブレータ』で絶賛を浴びた廣木隆一が今回は新境地といえるジャンルに挑戦した。瀬戸内海の美しい海と自然を背景に、口のきけない先生と純粋な子どもたちのふれあいを詩情豊かに描いている。セリフなしで内面を表現するという難役をこなしたのは、TVドラマやCMで活躍中の坂口憲二。本人のイメージにぴったりの「強そうで優しい」役柄で映画初主演で見事に演じきった。(解説より)
坂口憲二の映画初主演作、しかも言葉がしゃべれない先生役・・・最初は、う~ん?坂口憲二で大丈夫か?と思ったけれど、実際映画を観て、まったくそんな不安はなかった、自動車も販売機もない、瀬戸内の島の美しくも飾り気のない風景と、坂口の素直な演技がマッチしていて、むしろ好感が持てた。
そして島の学校の子供たちが、実に自然で微笑ましい。
脇を固める、堺正章、賠償美津子、伊武雅刀などのベテラン勢も実に良い。
そして、ラストはこれまた泣かせます。
ただただ、ひとつ残念なのは、林明日香の歌うエンディング・・・個人的には好きなシンガーだけど、歌がパワフルすぎてこの映画には合わなかったようです。
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