倉庫番のバンソウコウ

まだまだ発展途上のブログですので予告なしにデザインが変わったりします。とりあえず日々思ったことなどを綴っていく予定です。

”文学少女”は”悪魔憑き”の夢を見るか・・・

2007年09月06日 | ゲーム
ファミ通文庫のライトノベル小説に”文学少女”シリーズという作品があります。

文学を食べる妖怪、本人曰く、ただの”文学少女”である天野遠子が文学作品の読者の視点で事件を「想像」して解決するストーリーです。
そう、「推理」ではないので、必ずしも正しい事を言っている訳でもないのですが・・・。

この作品では、国内外、ジャンルを問わず、様々な文学作品が引用され、事件のヒント(というか、作品に沿った事件だったりする)になります。

現在シリーズの5作目まで刊行中。次作は番外編で、第6作目で完結するそうです。
ちなみに、私は第3作目から嵌りました。

この作品に興味を持ったのは、”文学少女”の手法がTRPGのシナリオ作成の参考になるのか、ということ。
現在、「デモンパラサイト」の第4話を掲示板でセッション中ですが、今回シナリオは「フランケンシュタイン」をイメージしています。
自らの創造主に対する復讐劇。どうシナリオに盛り込むのか?
実は全然関係ない話になっています(笑)。
また、ウソつき少女の真理ちゃんの病室にも「オズの魔法使い」「ピーターパン」など色々な児童文学書が置いてあります。
当然ネタには使いますが、本編ストーリーとは一切関係なかったり。いや、あるかな?

で、結論。TRPGはプレイヤーと共に作り上げるものです。たとえ元ネタ作品に沿ってシナリオを作っても、どんな話になるのかはセッションが終わってみないと分かりません。
そこがTRPGの魅力でもあります!
(というか”文学少女”の前フリ、全然関係ないじゃん・・・)