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Fitteの倉本です。

あまり内容のないしょっぱい?レース編

引き続きB.H氏のmixi日記から

題名は「西湖(レース編)」

さて、やっとレース編。

号砲とともにスタートして、祈りが通じたのかクリートキャッチも上手くいきいよいよ本編。スタート位置は前の方だと思ったが、最初の1kmはローリングだからゆっくり風味でなどと 余裕こいてたらあっという間に真ん中より後ろ(汗)

取り敢えず1周目は集中して走る。しかし思ったより怖い。誰が危ないとかじゃなく自分の集団走行のスキルが足りない感じ。

前日に西湖のレース展開などを去年もBクラスで参戦したぽっちゃり王子さんに聞いたところ、少なくともBクラスに関しては完全に最後のスプリント勝負らしい。最後の緩上りからが勝負なのかと思っていたが、そこで牽制が入って最後の平地でよーいドン!だったらしい。しかも頑張って勝負所以外で前にいたら殆ど着にも絡めない、それだけみんな後ろで脚を溜めて最後に賭けて来るらしい。

1周目はそのままの位置で周回したような記憶がある(かなり曖昧)。ただ、とてもストレスがかかる。なので2周目は脚を緩めて最後尾方面へ。
しょっぱすぎて書くのも恥ずかしいが事実なのでしょうがない。本来なら落車の危険を避ける為にも前々で走るべきだが、情けない話自分も積極的に前を牽こうと思ってなかった。ならば中途半端な位置で前も牽かずにストレスを感じて走るなら前を見ながら安全に後ろで走った方が良いと思ってしまった。大半が前に出ず脚を溜めてるならどこにいても一緒だと自分に都合のいい理由を付けて。

正直、この時前で落車があって中切れが起きても詰められると思った。後ろにいると最後の位置取りで厳しくなるんじゃないかとも思ったが、何とかなると思ってた。なんかカッコつけてるけど単なる阿保です。何の根拠もありません。ただ、明らかに前日の試走や直前のアップの時とは違っていた。レースモードでスイッチが入ったのか、本当にアドレナリンが溢れ出てるのか。「集団に隠れてるからだよ!」って突っ込みはなしで。十分自覚してますから。それにしても自分の体がよく解らない。

2周目か3周目?の最初の直角コーナーで1人?が外に弾かれて落車?(曖昧です)それ以外は、これも2周目か3周目?の上り終わりのホームストレートで、左前にいた選手がいきなり右に出て来て前に上がって行った、、、危うく前輪を引っ掛けられそうになる。おそらく友人か家族にアピールするために上がって行ったんだと思うが、せめて後ろを確認するか合図くらい出してくれ。勝負のスプリントならまだしも、ただ周回を重ねているだけの時にあれはない。

事前の話では2つの直角コーナーではインターバルが掛かると聞いていて後ろはキツいかなぁと思っていたが思ったほどでもなく、2つ目のコーナー直後の上りも4周目までは軽いギアでダンシングして自分がプチ中切れを作ってるみたい。って後ろ誰もいないけど(笑)ここは無理に詰めなくても普通に踏んでたらすぐ追い付く感じてだったので問題なし。

レース中、ポイントの近いチームポテトの方とヤマダレーシングの方を確認してマークしようとするがへばり付いて走るのが難しくて直ぐに断念。この時点で完全にポイント関係なくこのレースに集中する。
4周目は最終周の予行演習的に少し前に上がってみたり、どういうラインで上がって行くのがいいか考えて走る。

そして、最終周。ジャンを聞きながらスタートゴールラインを通過。まだ10kmもあるので特にペースも変わらず動きもない。最終周は徐々に上がって行き2つの直角コーナー、特に2つ目のコーナー直後の上りの後にJCRC賞が設定されているので、ペースが上がって離されないようにしっかりギアを掛けて付いて行く。ここら辺から飛び出す選手がいるかと思ったが、ぽっちゃり王子さんの言った通り牽制に入る。誰も前に出ずコース一杯に広がって殺気立ってくる。みんないい位置が欲しくてグチャグチャになっている。自分も後ろは気にせず前だけ見て弾かれないように超集中モード。

そして勝負の直線へ。ここからは自分の感覚的な話。

まず、直線に出た時に感じたのは力が漲って、この中で1番脚が残っているのは俺?だった。(まあ、後ろにいたからなんでしょうが)
しかし、レースは1人で走っている訳じゃないのでまだ前に人がいる。ただ明らかに脚色が違うと錯覚してたのでなんとかかわしてスプリント開始。踏み始めても伸びてる感じがして、もしかしたら!と思ったんですが目の前に脚の止まった?選手が2名並んで走っている。ここで脚を遊ばせてしまった。本当は一瞬のことだったと思うが凄く長く感じた。
間をあけてくれないか。
ここで止めるべきか?

しかし、自転車1台入れる隙間が開いた瞬間に強引に突っ込んでいた。両側の選手と肩が接触するが、お構いなしに突き抜けた所がゴール。着には絡んだと思ったがアナウンスを聞いて5位入賞だと知る。上出来です。レース内容はアレですけど素直に嬉しかった。


少し冷静になったところで反省。自分のレース内容はどうでもいいんです。ダサいけど後ろから行くと決めてましたから。
やはり最後のスプリントで間を割って入って行ったこと。自分としてはスピードも違うし行けると確信して実際頭より体が反応してくれたんだけど、前の2選手にしたら狭い所を入ってきて肩をぶつけられてヒヤッとしたと思う。申し訳ない。自分では外から見れないので実際そうでもなかったのか、本当に強引だったのか分かりません。ゴール前のスプリントだとよくある事なのか。
ただ落車させなくてよかった。
自分では冷静に最後のスプリントをしてたつもりでも前しか見えてなかったのかも。もっと経験を積んで周りを見れるようにしないとダメですね。

あっ、これ先にも書きましたけどあくまでも自分の感覚的なことですよ。実際、外から見たらへっぴり腰でヘロヘロ、ヨレヨレだったかもしれませんのでアシカラズ。

メイン広場に行き、先にゴールしたCapyさん、K村さんと合流。2人とも無事にゴールはしたらしいですが、Capyさんはゴール直後の落車に巻き込まれたらしい。大きなダメージはないみたいだがちょっと後味が悪いですね。

残すはSクラスのゴールのみ。ここでCapyさんからの情報でSクラスは落車がありK-MOTOさんとK原選手共に遅れて2人一緒に走ってるとのこと。この時は、K原選手をマークしてたら前で落車があり足止め喰らって集団から遅れたぐらいにしか思ってなかった。とりあえず走ってるみたいだしK原選手と一緒ならチャンピオン確定だなと思いながら。まさかこの時シリーズ最大の試練を与えられてるとは思ってもみなかった。

一旦、自転車を置きに行き着替えなどをして外に出るとちょうどK-MOTOさんがゴールに走り抜けていった。これでK-MOTOさんのシリーズチャンピオンが確定でめでたしめでたしと胸をなで下ろしていると我々の方に歩いて来る人がいる。右手にGIANTのフレーム、左手にボロボロのホイールを持ったその人は我々を見つけると、
「あの~、ホイール返して下さい。」

「…?」

「FITTEの方ですよね?さっきSクラスでTIMEに乗ってるFITTEの方が落車してホイールを貸したんですけど…」

「えっ!?落車ってK-MOTOさんだったの!」

その方によると、3周目のホームストレートで落車が起こりその中にK-MOTOさんがいたらしい。体、自転車ともにかなりのダメージがあったので当然DNFだと思っていたら、立ち上がって沿道に向かって「ホイール貸してくれ!」叫んでたらしい。K-MOTOさんのおかれてる状況を知らないその方は、こんなんで走ったって集団はとっくに行っちゃったし単なる消化レースだと思ったそうです。当たり前です。

それでも鬼気迫る形相でロックオンされてしまい半ば強引に互換性のないホイールを剥ぎ取られたようです。彼が持っていたK-MOTOさんのBORAはタイヤが外れリムのカーボンが削れていて落車の衝撃の強さを物語っています。とりあえず様子を見に医務室に行くと傷だらけのK-MOTOさん。特に右肩の怪我が酷そうでもしかしたら鎖骨逝ってるかもと思う程だった。なので、「明日、レントゲンだけでも撮りに行って下さいね」と言ったんですが、K-MOTOさんは頷きながら「うん。でも明日、肩が動いたら俺医者に逝かねえよ」

「…。」

「あの~、昨日からプレッシャーに打ちのめされて弱ってたの見てますから、今さら‘俺って強いんだよアピール’はやめてもらえませんかね(笑)」と心の中で呟いて、それでもすぐに病院直行なほどでもなさそうなので一安心。肩を叩いて喜び合えなかったのは残念。叩いてみればよかったか


会場ではちょうど年間ポイントのリザルトが張り出されたので確認すると、

Sクラス
K-MOTOさんチャンピオン

Aクラス
Capyさん3位
K村さん6位

Bクラス
B.H2位

うぉ~。西湖で頑張ったおかげで逆転で2位!これは本当に嬉しかったなぁ。一緒に遠征したメンバー全員年間表彰されるという素晴らしい結果。自分はステージと年間で2回も表彰されてしまった。年間表彰では立派なタテをいただいて記念になりました。実は1位と2位のタテには王冠が付いていて3位以下は王冠無しになってしまうので見栄え的にも2位入れて良かった。

そして賞品は、去年Bクラス年間6位になったぽっちゃり王子さんはブリヂストンの決戦用タイヤを貰っていたので、タイヤは助かるなぁとワクワクしながら中身を見ると…

な~い(泣)

ブリヂストンさん、タイヤ供給停止はF1だけじゃないんですね(涙)
まあ、それでも嬉しいんですけどね。
帰り際、最後までK-MOTOさんとポイント争いをしたK原さんと会いましたが、とても晴れ晴れした顔をしていて“負けて悔いなし”といった感じでした。本当は最後力勝負がしたかったと思いますが、K-MOTOさんと走って最後まで絶対諦めない熱い漢の魂を感じられたんじゃないでしょうか。
それと見ず知らずの人にいきなり頼まれてすぐに自らのホイールを貸してあげたり、レース後の選手達の顔を見てるとスポーツマンていいなぁとしみじみ思っちゃいました。

帰りは渋滞ど真ん中。車の中でつくづく思いました。K-MOTOさんがチャンピオンとれて本当に良かった。もしダメだったらこの永遠と続く渋滞の中、車の中にどんなに重苦しい空気が流れていたことか(笑)きっと自分は堪えきれず車を飛び出して自走で帰りましたね(爆) 本当良かった。

家に帰って娘たちにタテを見せたり賞状を見せて頑張ったアピールをしてみるもシカト(泣)
でも、女房には誉められました。ヴァーム1箱持って帰ったことを、、、

それはレースで頑張った賞品じゃなく抽選で当たった景品なんですけど…

まあ、運も実力のうちということですか。

「パパおめでとう!スゴいね。」とか言われちゃうの妄想してたんですけど現実はこんなもんです(涙)


自分は実力もお金もないので沖縄には出られませんが、初めての西湖も素晴らしい大会でした。

一緒に遠征したK-MOTOさん、K村さん、Capyさん、同じ位クラスを走ったぽっちゃり王子さんお世話になりました。おかげで前日から楽しませて頂きました。来年も頑張りましょう。






大好評のB.H氏の日記、実は文字数が多すぎて同じブログに組み込めなかったのでこちらに移しました。

題名「ツールドジャパン第4戦四日市ステージ兼JCRC第10戦 」

実況が叫ぶ。

「先頭でゴールラインを通過したのはゼッケン221、B.H選手!」

やった…。


最初の2km位の上りを越えて長い下り坂で前を牽く。1名飛び出した選手がいるが、直ぐには追わず短く回していこうと伝えて後ろに下がるが1、2名しか上手く機能せず、他は前に出たくないのか出れないのか。

スポーツランドのコーナーを慎重に曲がり、上り切ってからお見合い風味になりそうだったので“俺が行かねば”と前に出て逃げを捕まえに行く。残り5、600mで吸収してそのまま先頭で鋭角の最終コーナーを通過。後は100mちょっと?の緩上りゴールまで必死に藻がき、トップでゴールラインを駆け抜けた!
実況の人が自分の名前をコールしている。最高の瞬間だった。三重県まで遠征して良かった。
















但しレースはまだ3周も残っているが…。

そうです。1周目の話ですけど、何か?

1周目で調子こいたツケで2周目の上りで厳しくなる。こんな時は、一緒のクラスで走っているチームメイトのぽっちゃり王子さんとお喋りでもして紛らわそうと姿を探すが、既にバックアタックを決めたあとらしく見当たらない。

2、3周目は一生懸命休む。

ファイナルラップ。休んだおかげか上りはなんとか遅れずに付いて行き、後は無理せずスプリントもせずに終了。19位だったもよう。今回は何が何でも表彰台という気持ちで臨んでいなかったので順位は気にしてないんですが、最後はもう少し頑張った方がよかったと反省。でも、当初の目的のレースを楽しむ事に関しては名前もコールされたし(裏ですけど)レースも含め遠征自体を楽しめたので◎でした。

K-MOTOさんもプレッシャーの中無事に完走。Aクラスのミノさんは入賞を狙って臨んだらしく、最終周で逃げを打つ積極的なレースを展開してスプリントで9位?だったかな。

今回は入賞者はいなかったけど、それぞれ笑顔でお疲れ様が言えたレースをしたので良かったと思う。たぶんだけど。

今回は行きも帰りもK-MOTOさんが1人で運転してくれて、大変お世話になりました。ただ、せめて車で移動の時くらい“トイレストップ言ったもん負け”的な空気は勘弁して下さい(笑)
今年はあと1戦、西湖を残すのみ。頑張るしかないな。





ねぇ、愉快な仲間がいるでしょう?皆さんも一緒にFITTEでレースしてみません?
チーム員の紹介、倉本&ENDの知り合いであればOKです。

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コメント一覧

倉本
じて杜おがわ~さん
スミマセン。

なんか、ネタになっちゃて

でも、私の他に少なくとも3人は救われました!

命の恩人です!?

ちなみに、チームのスポンサーでライバルでもある人の名前もおがわさんということでなんだかご縁を感じちゃいます~ぅ。

それではまたどこかでお会いできる日を楽しみにしております。

ありがとうございました。
じて杜おがわ~
お疲れ様ですm(_ _)m
みなさん素晴らしい成績ですね
自分は栃木県在住なので、皆さんより練習環境が良い筈ですが、恥ずかしながら、1年以上C止まりです
オフシーズンにしっかり走り込んで、来シーズンには上に上がれるように頑張ります
思わぬ縁でこのブログを見るようになりましたが、今後もブログにお邪魔したり、レース会場で会ったりすると思いますが、その時は宜しくお願いします
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