UN大浦のブログ

徒然なるままの手記。
大半が、山と猫様、そして妄想の徒然草。

思う。重う。

2019-11-10 18:32:11 | 日記
山へは、
「ソロ(単独)」しか経験がない。
そのため、
毎度、
滞在予定の「2倍量」の食料・飲料・着替えを荷として背負う。

必然、
重量も2倍になるが、
遭難等の「最悪の事態」に備えるためであり、
それが最低限の「責任の取り方」であると思うから。

命を自分から捨てる、のと、
命が結果として散る、のには確然たる隔たりがあると思うから、
出来うる限りのケアは、低山でも抜かりなくする。


だけれども、
山を降り、
日常に帰ると、
思う。重う。

 雑巾がある。
 自分がある。

 拭けるだけは拭く。
 綺麗な面が無くなれば、
 あとは、ポイとなる。
 雑巾。あるいは、トイレットペーパー。


 人は、
 人も。
 境目などあろうものか。

 この世で最も嫌悪する者。
  一つ、
  成長しない自分。無知な自分。
  理解が遅いため、人の3倍ほど勉強して、ようやく人並みになる。
  自分を殺したくなる。

  一つ、
  何も知らない・分かっていないのに、
  知ったかぶりを装い、見栄・虚勢を張り、
  やるべきことをせず、
  自分のブライドだけを保とうとする人種。

 日々、二つの意味で、吐き気がする。

 最近の頭痛は、いつも頭の中で血の匂いがする。
 細胞が、血管が壊れている?
 単なる気のせいだと思うようにしている。
 ただ、自分(の脳)が壊れていくような感覚をここ最近強く感じる。


 雑巾はもろく、すぐに破れる。
 それゆえに安価。替えはきく。

 破れればまた買えばいい。

 けど、
 盛大に破れれば、あとは。
 
 水は溢れている。
 覆水が盆に返った例は無い。

 
 頑張るしか、無い。
 そうしないと、何も「残らない」。