今朝の信州塩尻市は気温21度、空は快晴です。爽やか
な朝ですが、また今日も30度越えの猛暑が予報されて
います。このところ夕方から曇となり急に雷鳴が響き
渡り大粒の雨が降り出すことが多々あります。やはり
信州の各地で被害が出始めています。
最近では、特に北部(中野市、山ノ内町など)を中心
に、2025年5月21日と2025年7月21日に大きな雹害が
発生し、リンゴ、ナシ、ブドウなどの果樹やレタスな
どの野菜に甚大な被害が出ました。2025年5月の被害
額は中野市で約1億6200万円、山ノ内町で約2580万円、
合計約1億8800万円と報告されています。
主な雹害の発生時期と地域
2025年5月21日: 長野県北部(中野市、山ノ内町など)
で直径1センチ程度の雹が降り、果樹や観賞用に出荷
する花などに被害。
2025年7月21日: 長野県佐久穂町で直径1センチほどの
雹が降り、リンゴやプルーン、アンズなどの果樹に傷
が付くなどの被害。
古くは、2023年5月15日: 長野市、塩尻市など県内広
範囲で雹が降り、アンズやレタスなどの農作物に被害。
2023年7月27日: 伊那市で直径1センチほどのひょうが
15分ほど降り、農作物(ネギ、トウモロコシなど)や
住宅に被害があったようです。
被害の状況と影響
農作物への影響: 果樹ではリンゴ、ナシ、ブドウ、杏、
プルーンなどに傷や穴が開く被害が発生しています。
レタスなどの野菜にも穴が開くなどの被害があります。
経済的損失: 被害額は地域や品目によって異なります
が、総額で数億円に上る場合もあります。
農家の対応: 収穫への影響を最小限に抑えるため、JA
などが講習会を開き、今後の栽培方法や傷ついた果実
の扱い方などについて指導を行っています。
今後の見通しとして、被害の程度によっては、傷口が
腐敗したり、品質が低下したりする可能性があり、生
産者は手間と時間をかけて対応する必要がある。
長野県では、今後も大気の状態が不安定になる時期に
は、局地的な雷雨や雹に注意が必要です。と報道され
ていますが、先日も安曇野市や松本市の一部でも雹害
の被害が新聞報道されています。
今、南の海上では幾つもの台風も発生していて、地域
農業に不安を募らせています。
最近は米作り農業ばかりに注目が集まり、その価格も
5Kで3千円台後半から銘柄米については4千円台を
変わらず、結局は自民党農林部会の思う通りに推移し
備蓄米放出もいわば選挙対策という手法で終わります
価格の安い備蓄米は無限にはありません、なのでこの
秋以降も又高いお米に戻っていくような声がチラホラ
なんか、この国の農業政策ってあるのでしょうか???
自然が相手で不安定な農業だったものが最近はだいぶ
品種改良で耕作が楽になってきているとはいえ、日照
りや大雨や雹などの被害は相変わらずですね~今年の
秋の収穫祭がみんな笑顔で迎えられますように、願う
ものです。










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