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日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

インバウンド産業は相変わらず盛況です

2025年07月25日 06時15分29秒 | Weblog
今朝の信州塩尻市は気温が19度空は快晴でいつもの
信州の爽やかな気持ちのいい朝です。
先日の、観光庁の発表によりますと、今年4月〜6月
期の訪日外国人の旅行消費額は2兆5250億円で、四
半期としては過去最高を記録したと発表しました。
訪日客数が伸びているため4〜6月間の訪日客全体の
旅行消費額も前年同期比で18%増加しましたが、訪
日客の消費行動は変化しつつあり、1人あたりの旅行
支出は23.9万円と、前年同期に比べ0.1%減少してい
ます。
国別では1人あたり旅行支出が一番大きいのは英国
(44.4万円)で、次いでイタリア(39.8万円)、次は
ドイツ(39.6万円)の順となっているようです。
中国からの訪日客の1人あたり旅行支出は24.8万円
ですが、買い物への支出は中国が9.7万円で、最も多
くなっています。
ところで、日本政府観光局の発表によりますと、今年
上半期1〜6月累計の訪日外国人客数は前年同期比21%
増の2151万8100人となり、過去最速で2千万人を突
破していました。
ちなみに昨年の後半7月から12月までの訪日外国人客
数は1909万人で、単純に今年上期の伸び率(21%増)
を当てはめてみますと、今年下期の訪日客数は2310万
人となり、年間で四千万人を大きく超えると予想され
ているようです。
ただ、例の「7月に日本で大災害」との風説の影響で
6月の香港からの訪日客が前年比33%減の落ち込みと
なり、6月の訪日客数全体の伸びは7.6%増と5月まで
の5カ月間の平均(24%増)から大幅に鈍化しており、
この現象は7月にさらに顕著になることが予想される
だけに、影響がどの程度で収まるかが注目されます。

話は変わり先日、日米関税交渉が合意を見ましたが実
はその中身は非常に曖昧で、まだまだ摩擦が懸念され
ています。日本の自動車業界もこのトランプ氏の自動
車関税も15%も大変ですが、全米自動車労働組合もこ
の最低に激怒しているとの報道です。
その一つが、日本から米国に輸出される自動車に適用
される関税率は、累計27.5%から15%に引き下げられ
ることになったが、全米自動車労働組合(UAW)は
この合意に激怒している。なぜなら、GM、フォード、
クライスラーの親会社ステランティスは、米国部品の
含有率によっては、メキシコやカナダから輸入する車
に最大25%の関税を支払っているのに対し、日本や
イギリスで製造された、米国部品の含有率が低い車は
15%という低い関税が課されることになったからだ。
つまり、米国の部品が使われていない日本からの輸入車
が、米国の部品が多数使われているカナダやメキシコ
から輸入される米国車よりも低い関税で輸入できてし
まうのはアンフェアだというワケである。
元GM幹部は「メキシコやカナダで製造しているデトロ
イト3社に不利になる。日本から輸入されるトヨタ車
などが価格面で有利になる可能性がある」と懸念して
いる。欧州連合(EU)からの輸入品にも15%の関税
が課される見通しだと報じられている。韓国とも同様
の貿易協定を結ぶ可能性もある。となると、米国外の
自動車メーカーはトランプ氏が意図するようには米国
に工場を設けず、米国での雇用創出にも繋がらないか
もしれない。と不満を漏らしている。いよいよ、この
関税問題の実効性に疑問が噴出し始めてきた。











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