今朝の信州真ん中の我が町は昨夜の雪で真っ白とはい
え積雪は1cm~2cm、竹箒で片付く雪でしたが、気温
が低いのでよく滑ります。先ほど県の車が凍結防止剤
を散布しましたのでもうすぐ溶けるでしょう。なので
今朝はwalkingはお休みです。
12月21日、韓国のサムスン電子が日本国内で設立する
半導体研究開発拠点に対し、日本政府が200億円を補助
する方針であると報じられました。
「サムスン電子は横浜市みなとみらい地区に『アドバン
スド・パッケージ・ラボ』という開発拠点を設立予定
との事です。半導体の製造過程の中でも、回路部分が
すで作成された「ウエハー」という部品を切り分けて、
実際の製品へと仕上げる“後工程”について研究する予定
との事です」
当然、補助を受けるサムスン電子側も投資をおこない、
日本メーカーと共同で研究開発する予定だという。こ
の報道に対し、ネット上では多くの批判が寄せられた。
① 日本の産業育成に出した方が良いのでは・・
② 韓国から政府に裏金が流れてるんでは?
③ 支援するのは国内産業が先ではないのでしょうか
④ やっぱり岸田さんは自国より他国を支援するんだ
そもそも日本政府は、世界的な半導体不足や、米中対立
の激化をふまえ、安定したサプライチェーンを強化する
ために、半導体の生産拠点や研究施設を国内に誘致しよ
うと必死になっています。TSMCの工場もそうですし、
今回のサムスン電子も同じでしょう。国産メーカーで
言えば、ラピダスには最大で一兆円。キオクシアにも
929億円。さらに米国メーカーのマイクロンには2135
億円など、巨額の支出を続けています」そんな中でこ
れほど“サムスンへの200億円”に批判の声が集まるのは
なぜなんでしょうか。
「アレルギーかもしれません。サムスン電子は、1997
年のアジア通貨危機の際には、まさに倒産寸前の状態
になりました。しかし、日本メーカーが躊躇している
間に一気に業績を伸ばし、今や半導体やスマートフォ
ンなど、あらゆるジャンルでトップクラスの世界的な
電子製品メーカーとなりました。サムスンは、日本が“
半導体戦争”で負け続けてきたことを象徴する存在なん
です。今でも、この屈辱的な状況を受けいれられない
という、アレルギーがこんな200億円の補助にも敏感に
反応してしまうんでしょう。ラピダスへの1兆円補助の
ように、政府がただ闇雲にお金をばらまいたところで、
政治家や官僚利権が太るだけで、今更、日本の半導体
メーカーが復権するとは考えられません。サムスン電
子に来てもらえるだけでもありがたいのか。ホント・
今の日本を象徴する寂しい政策です。