日本の屋根裏人のワイコマ日記です

日本の屋根と云われる北アルプスの山々は、世界遺産の富士山に次ぐ名峰の数々、この素晴らしい環境の麓から発信する日記です。

12月30日土曜日(大安)

2017年12月30日 08時36分42秒 | 日記
大掃除も神棚からお仏壇からそれなりに掃除を
済ませて、お飾り等の供え物も定位置に据えら
れて、一応の準備は済みました。後は今日若干
のお買い物と水組みを近くの湧き水に汲みに行
ってくらい、慌しい歳末の準備も何とか漕ぎ付
けました。
街の中も正月飾りであふれてすでに正月仕様と
なっています。正月飾りも今はずいぶんと簡略
化されてきていますが、飾り物にもひとつひと
つにも意味があるようです。その一部をAさん
の資料から紹介いたします。
例えば、門松は歳神様が降りてくるときの目印
となり、「松は千歳を契り、竹は万代を契る」
との諺にもありますように松には長寿、竹には
発展への願いが込められています。
しめ飾りは不浄なものを寄せつけず、清らかな
場所であることを示し、鏡餅は年神様の神霊が
宿る神聖な供物であり、丸い形は円満を表します。
また、赤い実の南天も、福寿草の花とセットで
「難を転じて福となす」という縁起物として正月
飾りに用いられます。
ついでながら、金細工の職人が金粉を集めるの
に練った蕎麦粉を使っていたことから蕎麦は金
を集める縁起物です。年越し蕎麦には、蕎麦の
ように細く長く達者に暮らせるようにとの願い
や、(蕎麦は切れやすいことから)その年の苦
労を切り捨て翌年に持ち越さないようにとの願い
も込められています。痩せ地でも実を結ぶ蕎麦は
雨や風にも強い植物です。風に寝かされても雨
に打たれても翌日には起き直ります。このこと
から捲土重来(けんどちょうらい)を期す食べ物
とも言われています。
お正月のお節(おせち)。来客の度に台所に立た
なくてもいいように、日持ちのよい料理を重箱に
詰めたお節料理も縁起の良い食材でいっぱいです
マメ(健康)に暮らせるようにと黒豆を、子孫を
増やし家が繁栄するようにと数の子を、喜ぶこと
が多いようにと昆布巻きを、腰が曲がるまで長生
きしたいとの願いで海老を、金運を呼ぶ栗きん
とん(金団)、遠くまで見通せるレンコンなど。
単なる縁起担ぎと笑う人もいるかもしれませんが
大事なのはそこに込められた気持ちですよね。
後二日で今年も終わります。

安曇野での 馬公園で見た白馬



















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コメント (14)
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