キャンディーズ

　キャンディーズの解散コンサートから30年が経ちました。そのフィルムコンサートが行われ、恐らくサボった人も多いはずでしょう。詳細はまたテレビで取り上げますが、大臣の中にもファンがいて、石破防衛大臣は改革をからめながら感想を熱っぼく語ったと時事通信が伝えました。「3人は本当に心を一つにしてやってきた」と振りかえると、自らが進める組織を巡って省内の確執が伝えられることに関し、「政治家、背広組、制服組がいつも一緒にいたいねというのが多くの人の共感を得るのではないか」と省内のハーモニーを重視する考えを示しました。会見後、防衛大臣周辺は普通の役所に戻りたいとつぶやきました。お役所の人達の共通の思いでしょう。
　そんなキャンディーズのフィルムコンサートを行うきっかけはサンケイスポーツによると、がんでなくなった男性が「俺の出棺にはキャンディーズの曲を流してくれ」との遺言が、仲間たちによるキャンディーズ葬となりました。そして同窓会をやろうと自然発生し、キャンディーズのマネージャーも務めた大里洋吉アミューズ会長が協力しました。1万500円のチケットは完売し、収益はなくなった仲間の意を受け日本対がん協会へ寄付されました。