ウラとオモテの日記

私が見た裏と表の話を紹介する。今話題のニュースよりもあまり取り上げることの少ないニュースに注目します。

パリに行く前に燃えてしまったのか?

2024年04月26日 23時52分19秒 | ニュースあれこれ

 現在パリオリンピックへ向けてサッカーU-23アジアカップが行われています。日本は開催国のカタールを延長の末に勝利を挙げましたが、韓国はインドネシアに負けました。そう、もうオリンピックには出られないのです。今大会では上位3位までに出場権が与えるからです。インドネシア戦ではPKまでもつれこみ、なんと5人では決着がつかず、11-10でのインドネシア勝利となりました。つまり11人でのPK戦という、半端ない試合となりました。サッカーダイジェストによると、韓国が出られないのは1984年のロサンゼルスオリンピック以来だそうです。大韓サッカー協会(KFA)は声明を出し、
「コーチングスタッフも選手も連続五輪出場を目ざしてベストを尽くしましたが、残念ながら目標を達成することができませんでした。サッカー代表チームを育成・支援する大韓サッカー協会に全責任があることは十分承知しており、あらためて頭を下げてお詫び申し上げます。今後、選手や指導者の育成、代表チームの運営体制を精査し、今日のような失敗が二度と繰り返されないよう、改善策を探っていきます。当面の課題である代表監督人事を成功させ、現在進行中の2026年北中米ワールドカップ・アジア予選で好ゲームを披露し、国民に喜びをもたらすことができるよう最善を尽くします」
と記しました。今年に入ってアジア大会での選手同士のごたごたもあったし、今回の敗退で韓国サッカーの失墜につながってしまいそうで、本当に大丈夫なのかなという感じもします。記事では今年3月にU-23代表監督を務めたファン・ソンホンさんをA代表の暫定監督に指名、最終予選前の大事な時期に準備不足を招いたとの批判もあり、ユルゲン・クリンマン前代表監督の人事に絡んだチョン・モンギュ会長がまるで責任を取っていない点など、KFAを巡る非難は後を絶たない状況となっているそうです。インドネシアも壮絶なPK戦を制しての勝利というのも、アジアのサッカーの歴史を作ったと言っても過言ではありません。日本もうかうかしてはいけません。次はどこの国の対戦になるのか、オリンピックでの道はまだまだ続きます。
https://news.goo.ne.jp/article/soccerdigestweb/sports/soccerdigestweb-152512.html

 ところでアジアのサッカーというとACLも準決勝を迎え、横浜Fマリノスが韓国の蔚山現代に勝利を収めました。おととい行われた第2戦ではこちらもPK戦までもつれ込みでの勝利でした。REAL SPORTSで詳細が伝えられています。第1戦では0-1で敗れましたが、マリノスは30分までに3点を奪って2戦合計スコアで逆転するも、直後に1点を返され、40分には上島拓巳選手が一発退場になっていまいました。10人での戦いとなり、PK戦ではアンデルソン・ロペス、水沼、松原健、天野純選手と4人目まで順調にゴールネットを撃ち抜いていきました。その後、ポープ・ウィリアム選手が蔚山現代の5人目だったキム・ミヌ選手のPKを止め、後攻のマリノスは5人目のエドゥアルド選手も見事に成功、クラブ史上初のACL決勝進出が決まった瞬間、選手たちは一目散にゴール裏のファン・サポーターの元へと駆けていきました。記事は
「そもそもACL決勝トーナメントの全ラウンドで退場者を出しながら、決勝進出を果たしたクラブは過去にあるのだろうか」
と不思議そうです。マリノスはラウンド16では第1戦で松原健が一発退場となったり、山東泰山との準々決勝第2戦では後半開始直後に永戸勝也選手が累積警告で退場となっています。メンバー外の選手も監督もスタッフも退場には動じなかったそうで、喜田拓也選手はハーフタイムにロッカールームまで降りて後半以降の戦い方について自分の意見をチームメイトや監督たちに伝え、ピッチ上の考えと擦り合わせたというが、そこで齟齬が起きることもなかったと書いています。マリノスは蔚山現代から40本以上のシュートを浴びながら、上島選手の退場時に与えたPKを決められたのを最後に1点も奪われていないようです。喜田選手は
「非常にタフな戦いにはなりましたけど、これまでの教訓もすごく生きたゲームだったのかなと。10人になるのももちろんそうですし、ああいうタフな相手に対して『ただの負け』にしないことで、今までの痛みは無駄じゃなかったなというのを感じられた一戦になった。これまでの苦しみというのは、ひたむきにやり続ければ身になるなと感じました。10人でも勇敢に戦えるのは、ピッチに立っていようとメンバーから外れていようと、全員が同じ気持ちを共有して戦えているという自信があるからだ。チームの誰からも信頼されるキャプテンは「みんなチャンスになったら立ち上がるし、ピンチを防げばみんなで称え合って。そういう素晴らしい雰囲気がある」
と胸を張るそうです。喜田選手とともにメンバー外だった小池龍太選手も
「難しい状況というのは10人であっても11人であっても変わらなくて、相手のほうがプレッシャーはあったんじゃないかと感じていて。その中で自分たちがやるべきことをやった結果、ああいう勝利につながったと思います。拓巳が退場してからも彼を一切見捨てることなく、支える人、支えられる人というクラブの一体感が出たんじゃないかと思います」
とマリノスの団結の強さを誇ったそうです。
 マリノスはコロナ禍でのACLでは2020年大会はグループステージ初戦のみホームで開催できたが、直後に新型コロナウイルスのパンデミックが始まり、残りの試合はシーズン終了後にカタールで行われ、クラブ史上初の決勝トーナメント進出を果たすも、最終成績はラウンド16敗退でした。2022年大会ではベトナムでの集中開催となり、1会場だったのになぜか同じ相手と2度対戦し、中2日の6連戦と過酷な日程だったそうですが、ラウンド16でヴィッセル神戸に敗れてしまいました。ACLとリーグ戦をこなさなくてはいかず、チームの総合力も問われたそうです。今大会から秋春制になったことでシーズンをまたぎました。マリノスの監督交代や選手の入れ替わりもあった中で、初めて決勝にたどり着けたのも一体感が欠かせなかったと筆者は書いていました。先ほどの小池選手は柏レイソル時代のACLではリーグ戦との両立ができず、2018年は前者でグループステージ敗退、後者でJ2降格という苦渋を味わったそうで、苦い経験もしています。
「柏の時にACLとJリーグを戦って、シーズンがなかなかうまくいかなかったのを経験していて、その時の雰囲気や流れは今でも覚えています。その状況をなるべく作らないように、いろいろな選手に声をかけて、ピッチで戦っている選手がすべてじゃないというのは常々意識していて。それがみんなで取り組めている一つの要因になればいいかなと思っています」
と振り返りました。喜田選手も
「人が入れ替わったことで大切にしてきたものが薄れてしまっては何も意味はないし、何より自分はこのチームを本物にしたくて、ずっと長い時間をかけて地道に地道に、いろいろなところにタネを撒いてやってきたつもりでいます。別にそれをわかってほしいとは思わないですけど、(ACL決勝進出は)みんながそれぞれの立場や状況で頑張ってきた証だし、さまざまな条件、環境、状況がある中でも乗り越え続けているチームのタフさというのは、口で言うのは簡単ですけど、言葉よりも難しいものなので。その継続やパワーアップしていくこと、勝ち続けるというのは、いろいろなことが変わっていくチーム、この世界では本当に難しいことで、マリノスだからできている部分も大いにある。それをこれからも続ける、またはよりパワーアップしていくことは、勝ち続けていくにおいて大事になってくると思います」
と語りました。
 横浜Fマリノスはグループステージ初戦をホームで行いましたが、仁川ユナイテッドに敗れてしまい、グループステージ第3戦でゴールを挙げた杉本健勇選手やスーパーセーブ連発で何度もチームを救った一森純選手など多くの貢献した選手はいます。喜田選手は
「昨年でこのチームを去ってしまった選手も関わってくれた長丁場の大会。異国の地に行って、タフな日程や環境も、すべてを乗り越えてファイナルへの切符をつかむことができました。全員が関わっているということに誇りを持ってやってきたからこそ、歴史を変え続ける戦いは本当に最高だなと。ただ、まだその先の景色があると思うと何も満足できることはない。このクラブにどれだけの人が関わって、どれだけその景色を望んでいるかは、僕自身は長い年月をかけて見てきたので、その思いは理解しているつもりですし、みんなで人生を懸けてタイトルを奪いたいと思っています」
と話していました。あんまりACLを取り上げるマスコミも皆無とまではいかなくても、関心が低すぎるとも思います。新聞にも少ないスペースしかありません。サッカー好きなら知ってても、もう少しこのニュースには関心を深めましょう。アジアの中でのクラブチームの争いということで、決勝まで来たんだなというのはいろんな思いもあります。今回はJ2の甲府も参戦しました。ぜひマリノスには優勝を目指してほしいものです。
https://news.infoseek.co.jp/article/realsports_202404261/?tpgnr=sports

 今日で中華航空機の事故から30年が経ちました。このニュースは母子も乗っていて、子供が助かり、母親が犠牲となり、子供を救いたいという父親の姿は当時大きな話題となりました。名古屋空港も今は国際線はセントレア空港が主軸となっています。それだけ30年は航空業界は変わってきました。メ~テレでは遺族と弁護士の戦いを伝えています。愛知県岡崎市でラーメン店を営む男性がいます。
「当時のものはね、これですね。(遺品の)カメラの中に入っていた、フィルムとして入っていたやつを現像して、これはうちの親父とおふくろですね。2人が寄り添っている写真っていうのが、これが最後」
店主の両親は事故当時台湾へ旅行に出かけていました。帰りがあの中華航空機でした。
「親父が、旅行に行く前に靴を新調したということで『これ新しく買ったからお前のと一緒だよな、履いていくわ』と履いていったんです」
 この事故では乗員・乗客合わせて271人のうち264人が亡くなりました。店主はすぐに空港に向かい、他の家族とともに待合室に入りました。一夜明け、空港の格納庫で多くの遺体の中から両親を探したそうです。
「ずっとご遺体を見ている中で、下半身だけはズボンが焼けてなかった。あれ…と思い、ずっと下を見ていったら“その靴”を履いていた。だから『あ〜』と思って親父だなと思ってね、もう泣きじゃくりましたね。本当にうわ〜っという、あの感情ですかね」
とその時のことを振り返りました。
 その後、中華航空やエアバス社をを相手取り裁判を起こしました。当時担当した弁護士は
「中華航空の重大な操縦ミスということと、エアバスの設計のミスという2つを論点にして、訴訟の提起へまとまっていったわけです。訴訟を起こしてからも非常に長い時間がかかって、一審判決、二審判決、最高裁に進んでいったという経緯でした」
と話しました。国の事故調査委員会の報告書によると、副操縦士が操作を誤り着陸をやり直す自動操縦モードになったため、機体が上昇したそうで、手動に切り替えて着陸しようとしましたが自動操縦は解除されず、機体は失速して安定性を失い、墜落しました。弁護士は
「海外のエアラインが起こした事故でもあるし、エアバス社の設計が正しいかどうかが問題となっている訴訟でもあったので、証人が全員外国人の方でした。英語とフランス語が飛び交う法廷でした」
と述べています。2003年に名古屋地裁は操縦ミスと認め、中華航空に総額約50億円の賠償金の支払いを命じた一方で、最高裁まで争いエアバス社の責任は最後まで認められませんでした。しかし事故後、エアバスは、自動操縦中に手動操作が加わると自動操縦が解除されるよう機体の仕様を変更したそうで、
「エアバスに対する請求は、このような設計にしたこと自体について欠陥とはいえないということで最高裁まで争いましたけれども、その部分の主張が認められませんでした。しかし、設計が変更されるという形にはなったわけです」
と弁護士は言います。
 1985年に群馬県の御巣鷹山で日本航空の旅客機が墜落した事故でも民事裁判に関わったこの弁護士は、1月に羽田空港で発生した事故が強く印象に残っているそうで、
「海上保安庁の飛行機と日航機が空港の中で衝突してしまうという、非常に驚くべき事故が起きたんですけれども、乗客の方々の退避があと何分か遅れていたら、みんな炎に包まれて亡くなっていた可能性がありますよね。乗員の訓練が非常に行き届いていて、極めて正しい対応をされた。日本航空という会社そのものが、御巣鷹山の事故を教訓にして、非常に安全性を重視するような企業文化を育んできたことの成果だと僕は思います。そういう意味で、中華航空機の事故のことをこういう節目を取り上げていただくということが、非常に大きな意義があるだろうと思います」
と弁護士は語っています。そしてラーメン店の店主も
「事が終わってみたら全員無事に脱出した。機長が最後に確認をして降りた。本当に良かったと思います。御巣鷹山とか、中華航空機とかの事故の教訓がどこかで生きているんだと思う」
と話していました。名古屋空港には隣接するやすらぎの園というところがあります。遺族会の会長は
「本当にあの事故で人生は変わりました。このような事故が二度と起きないよう、これからも祈っていきます」
と話していました。今年の羽田空港での事故もそうですが、飛行機というのは本当に安全に飛行できる保証はありません。私も沖縄に行った帰りに上がったり下がったりして、冬ということもあり乱気流に巻き込まれたこともありました。無事に帰ることが大事ですが、いい旅行のためにも飛行機は安全であってほしいと感じました。
https://news.goo.ne.jp/article/nagoyatv/region/nagoyatv-024027.html

 この中華航空の裁判でもそうですが、最高裁まで行って争うということは、いい判決を期待していたという原告側の思いもありますが、判決が覆ることもあり、いかに裁判が大切なことかというのが分かります。AFPによると、ハリウッドの元大物プロデューサーだったハーヴェイ・ワインスタイン受刑者による性的暴行事件について、ニューヨーク州最高裁は禁錮23年の一審判決を破棄したそうです。記事では州最高裁は2020年の一審で、起訴対象ではない女性の証言が認められたことは誤りだったとして、再審を求めたそうで、受刑者はカリフォルニア州でも別の性的暴行事件の罪で禁錮16年の判決を受けており、引き続き服役します。2017年に電撃的に発覚したワインスタイン氏による数々の性犯罪は、セクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)に対する世界的な告発運動「#MeToo(私も)」のきっかけとなりました。これには暴行を告発したアシュレイ・ジャッドさん、ロザンナ・アークエットさん、ミラ・ソルヴィノさんら多数の女優を含むハリウッドスターたちは今日、衝撃と憤りをあらわにしたそうです。これははあとしか言いようがなさそうです。こんな形で判決を破棄するバカな裁判官を今後は非難するだろうし、仕返しに会うのではという心配もあります。そう考えたら、ジャニー喜多川さんがもっと早い段階で性加害で逮捕されて裁判になり、上級審で破棄となったら、袋叩きになっていたのでしょうか。日本だったむしろ大パニックになっていたのかもしれません。
https://news.infoseek.co.jp/article/afpbb_3516900/?tpgnr=world

 5時に夢中など、マニアックな情報番組がヒットしている東京MXですが、不適切な経理があったとオリコンが伝えました。今日書面で常務取締役による不適正な経理事案について、特別調査委員会の調査結果を公表しました。委員会では2024年3月7日から4月12日に当該常務取締役を含む内外の関係者20人からのヒアリングとともに、関係書類を調査
「当該常務取締役は接待交際費を捻出するために、取引業者にその領収書を引き受けさせ、実態のない『VTR製作費』として当社に形式的には虚偽の請求を行わせていました。期間は2015年から2023年までであり、当社が支払った金額は累計でおよそ3千5百万円余りとなりました」
と説明したそうです。接待交際費の内容は「業務と関連がないとまでは言えないもの」だったようで、
「当該行為は不適正な経理処理ではありますが、部署においては実態が接待交際費であることが知られていたため、いわゆる詐欺の欺罔行為に当たる可能性は低く、また、私的着服、他者の図利を目的とするものではないため、横領、背任、特別背任が成立する可能性も低いものと報告されています。必要な損害賠償請求については、別途、税務の修正申告等も踏まえ、損害を確定させたうえで行う予定でおります」
と報告しました。処分については
「当該常務取締役のコンプライアンス意識の低さと交際費ルールの不備を始めとする会社側の体制、双方に問題があるものと認識しております。そのため、当該常務取締役については、辞任を認めます。また、常勤取締役については、善管注意義務を果たし得なかったことから、報酬の自主返納を行います。代表取締役会長は報酬の20%相当を1ヶ月分返納。代表取締役社長は報酬の20%相当を3ヶ月分返納。他の常勤取締役は、報酬の10%相当を1ヶ月分返納。なお、常勤監査役からも、監査役報酬の10%相当を1ヶ月分、自主返納する旨、申入れがありました。また、担当執行役員については、賞罰委員会の審議の結果を踏まえ、適切な処分を行いました」
と説明しています。今後は
「役員、社員に対するコンプライアンス教育の徹底」「接待交際費等のルールの見直しと明確化」「制作部門、さらに経理、内部監査室、監査役の多重的チェック体制を構築」「内部通報制度のさらなる周知と利用の活性化」「部局を超えた人事異動ルールの導入」「女性の積極的登用を始めとしたダイバーシティの推進」
の6つを挙げました。10年余りにわたってこんなことを行っていたとは、まさに虚偽に夢中だった上層部は許せません。
https://news.infoseek.co.jp/article/oricon_2324676/?tpgnr=busi-econ

 BTSが韓国での兵役義務中にとんでもない事態となっていました。文春オンラインによると、BTSが所属する会社として知られる韓国最大のエンターテインメント企業「HYBE(ハイブ)」のお家騒動でK-POP界が激しく揺れているそうです。BTSの父の会長とNewJeans(ニュージーンズ)の母と呼ばれ、HYBE傘下の音楽レーベル「ADOR(アドア)」の代表の争いとなっています。記事によると、4月22日、HYBE側は
「ADOR側に経営権奪取疑惑がある」
とし監査に着手したことを発表、代表に辞任を要求しました。この衝突は2022年7月のデビューからまたたくまに世界的な人気グループに成長した5人組ガールズグループ・NewJeansの今後の活動にもよくない影響を与えるだろうという見立てが強く、HYBEの株価が大きく変動するなど、韓国のエンターテインメント業界、韓国経済にまで大きな衝撃を与えていると書いています。まずHYBE側の主張は代表がADORをHYBEから独立させるために、内部情報を外部に持ち出したり、外部投資家と接触したりするなど、一種のクーデター作業を行ったというものでした。韓国メディアによると、代表とADORの代表取締役はHYBEが保有しているADORの株式(全体の8割)を、代表と手を組む私募ファンドに売却させるための計画を立て、海外投資顧問会社やシンガポール政府系ファンドなどと接触した状況をHYBEが把握しているそうで、代表はこれが遂行されなかった場合は
「NewJeansを連れてHYBEを出る」
というプランBまで立てたそうです。これらの計画の一環としてADOR側は、HYBEに所属する他のアーティストに対する逆バイラル(※インターネット上で批判的な世論を広めるマーケティングのこと)まで計画したという内容も暴露されたようです。一方HYBEの主張を受けた代表率いるADORは23日に声明文を発表
「HYBEに対して『ILLIT(アイリット)がNewJeansをコピーした』という問題提起をしたら、解任しようとした」
と主張しました。
〈「HYBEのレーベルの一つであるBELIFT LAB(ビリーフラボ)は今年3月、5人組のガールズグループ『ILLIT』をデビューさせました。ILLITのティーザー写真が発表された後、『NewJeansだと勘違いした』という反応がインターネット上にあふれました。ILLITはヘア、メイク、衣装、振り付け、写真、映像、イベント出演などすべての活動領域でNewJeansをコピーしています。ILLITは、『ミン・ヒジン風』『ミン・ヒジン流』『NewJeansの亜流』などと評されています。実に恥ずかしいことです。ADORはすでにHYBEやBELIFT LABに今回のコピー問題はもちろん、これを含めてHYBEがNewJeansに対して取ってきた一連の(剽窃)行動に関して公式的な問題提起をしました。しかし、HYBEとBELIFT LABは過ちを認めず、言い訳するばかりで、具体的な返事をせずに時間を稼いでいました。同時にメディアには、ミン代表が『(HYBEの)経営権奪取を試みた』などと、とんでもない内容のメディアプレーを試みています」(4月23日にADOR側が発表した公式見解より和訳)〉
 韓国のネットメディアの芸能専門記者は
「現在44歳の代表は、2002年に韓国の老舗芸能事務所であるSMエンターテインメントに入社。少女時代とf(x)、Red Velvet、SHINeeなど数多くのアーティストのアートディレクションを担当して大きな成功を収め、2017年には取締役へと昇進した伝説的な人物です。2019年、HYBE(当時の名称はBig Hit エンターテインメント)の会長は、当時のCEOよりも高い年俸を提示するなど最高の待遇で彼女をCBO(最高ブランド責任者)に迎え入れたことが話題になりました。ただ、天才的なクリエイターである代表は自分のクリエイティブへのプライドやエゴが強い人物としても知られています。業界では『会長と代表は頻繁に衝突している』という噂が出回っていました。特に、NewJeansの成功にはHYBEという大きな存在のサポートと“BTSの妹グループ”というネームバリューも大きな役割を果たしたにもかかわらず、代表はインタビューなどでそれを否定するかのような発言を繰り返していました。それはHYBEや会長としては決して愉快なものではなかったでしょう。そんな中、会長が直接プロデュースしたILLITが今年3月にデビューすると、K-POPガールズグループのデビューアルバム初週セールスの新記録を樹立(※韓国のCDセールス集計サイト『ハントチャート』の集計)。NewJeansのデビューを超える結果を出した。これに対してミン代表がNewJeansのコピー問題として持ち出し、両者間の感情が激化したものと見られる。NewJeansのデビューは大成功し、2年足らずで世界的に有名なグループにまで上り詰めました。代表は『HYBEからそれに相応しい報酬や待遇を与えられなかった』というような気持ちがあったと言われています。とはいえ、HYBEが主張するような『経営権奪取』の計画が実際にあったのかどうかはまだ明らかになっていない段階です。ただし、18%の株式を持っている代表が80%の株式を保有するHYBEに歯向かって経営権を奪うということは常識的にあり得ないシナリオではないかと思います。韓国人の感情を考慮すると、プランBのようにNewJeansを連れて独立するということもまた、“裏切り行為”と捉えられるでしょう。もしHYBEの主張が事実なら、いずれにせよ、NewJeansの今後に致命的なダメージを与える可能性が高い。代表はわが子のように大事に育ててきたグループの将来を自分の手で台無しにすることになってしまうのではないか」
と証言しています。
 文春は1年前に起きたFIFTY FIFTY(フィフティフィフティ)の追放について言及し、中小音楽レーベルATTRAKT(アトラクト)所属の4人組ガールズグループとしておととしデビューし、「キューピッド」は16週間も「ビルボードHOT100」にチャートインする大ヒットとなりましたが、3人のメンバーがデビューからわずか7ヶ月後に
「不当な待遇を受けた」
として、ATTRAKTに対する専属契約効力停止仮処分を裁判所に申請するという騒動が発生したそうで、統括プロデューサーが後ろで糸を引いていたという疑惑も報じられ、結局3人に対するATTRAKTの専属契約は中止、大衆から「裏切りのアイコン」というレッテルを貼られた彼女たちは以後の活動が不透明になっただけでなく数百億ウォンに達する損害賠償金と違約金を巡り裁判中だと書いています。
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/entertainment/bunshun-70586.html
そして昨日代表が会見を行いました。午後3時に緊急記者会見を行うと予告するとHYBEは報道関係者に、
「非常に重要な事実が発見された」
というメールを送った後、緊急の報道資料を出しました。タイトルは、
「代表が深刻な“呪術経営”をしている状況を把握した」
というもので、そこには
「代表はスタッフの採用から経営全般に至るまで、女性シャーマンの助言を受けて履行してきた」「BTSは軍隊(兵役)に行くのが代表にとって有利だとし、シャーマンに呪術行為で軍隊に送るよう依頼した」
というセンセーショナルな内容が綴られていたそうです。代表がシャーマンに
「BTSは軍隊に行くと思う? 行かないと思う?」
と聞くと、シャーマンは
「行く」
と答えました。すると代表は
「BTSが軍隊に行くのが私にとってよさそうなので送ってくれwww」
と答えるというものだったそうです。代表は会見で
「あのおやじども、申し訳ないが“クソおやじども”が私を社内で孤立させようとした。経営権を奪おうなどと思ったことも、企画したことも、実行したこともない。職場にいながら(私的に)愚痴をこぼしただけ。私がHYBEを裏切ったのではなく、HYBEが私を裏切ったのだ。HYBEとの奴隷契約のせいで『私はHYBEから永遠に離れられないかもしれない』と切迫するような状況で、NewJeansをコピーしたILLITまでデビューさせた。私を止めて殺すという意図を感じた」
と吐露したそうです。NewJeansのデビューにおけるHYBEとの対立について、代表はHYBEに迎え入れる当時、
「全プロデュース権をあげるからHYBEから初となるガールズグループを作ってくれ」
という誘い文句を使ったが、その約束を一方的に破って、LE SSERAFIMを先にデビューさせたそうです。
「NewJeansのメンバーでデビューチームを構成すると、『SOURCE MUSICから宮脇咲良とキム・チェウォンを筆頭にしたガールズグループを(HYBE初のガールズグループとして)出すことにした』と一方的に知らされ、『LE SSERAFIMがデビューするまでNewJeansの宣伝はしないでほしい』と言われた。アイドルが韓服を着るというコンセプトはなかったが(※NewJeansはデビュー初期に古宮で韓服を着て写真を撮影している)、NewJeansの後にILLITが同じようにマネをした。ILLITのデビュー曲である「Magnetic」で)なぜ私たちの振り付けを勝手に使ったのか。振付師たちがすごく怒っている。ILLITはLE SSERAFIMの振り付けも使った」
さらに代表は会長とのカカオトークのメッセージの履歴も公開し、NewJeans のデビューを準備する代表に会長が、
「aespa(エスパ)(※SMエンターテインメントから2020年にデビューした4人組ガールズグループ)を踏みつぶせますよね?」
とも言ったり、NewJeansがBillboard 100にチャートインすると
「楽しいですか?」
と、聞き方によっては皮肉るような話をしたりした内容も含まれていたそうです。記事では刑事告発をして法廷闘争が始まると伝えていました。今回の騒動でNewJeansはもちろん、LE SSERAFIMやILLITという現在K-POPシーンを牽引している人気ガールズグループが両者の泥沼合戦に巻き込まれた格好だそうです。大衆音楽評論家は
「NewJeansの5月のカムバック(※新曲を発表し、音楽番組などに集中的に露出すること)や6月の日本公演など短期スケジュールは契約が完了していますから、計画通り進行されるものと見られます。ただ、問題が長期化すれば、NewJeansの中長期の活動に支障を来たさずにはいられないでしょう。NewJeansは1人のプロデューサーの感覚に全面的に依存して作られたグループであるだけに、代表が去ることになれば今後の音楽活動やコンテンツにも少なからぬ変化が起きるでしょう」
文化コンテンツ学を専門とする教授も
「HYBEは米国法人や日本法人なども保有するグローバルエンターテインメント企業であり、K-POP界でも頭一つ抜きん出た大企業に成長しました。今回の事態の長期化は、NewJeansやHYBEはもとより、せっかく築き上げてきたK-POPのイメージにも決して良くない影響を及ぼすでしょう。今は何よりもアーティストとファンを真っ先に考える解決法を探さなければならないが、今回の両者の対応にはがっかりです」
と述べていました。引用が長くなりましたが、韓国でこのニュースはもちろん大きなニュースとなっており、日本のメディアでも伝えていましたが、文春はSMAP解散を思わせると見出しにしているほど、状況が似ています。女性の代表はSMAPを育てた飯島さんと雰囲気も同じです。ジャニーズの派閥問題はウラオモでも1回引用したこともありましたが、マスコミでは全く取り上げていなかった一方で、韓国の伝え方がかつての日本と同じ過熱報道で、それ以上に深刻な問題として芸能界の歴史に残る騒動になることは間違いなさそうです。「防弾」では気が済まない事態となりそうです。
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/entertainment/bunshun-70587.html

 おしまいはシティハンターです。今度Netflixの実写映画として公開されました。主演の冴羽リョウさんには鈴木亮平さんが演じます。その中でオリコンが注目したのは海坊主です。海坊主というと普段は喫茶店を経営している殺し屋のような存在ですが、演じていたのがマフィア梶田さんが演じています。本業はフリーライターだそうで、自身のXにて
「ついに解禁です。実は映画『シティーハンター』にこっそりと海坊主役で出演しております。今回は原作ファンならば「あっ!」となる絶妙な匂わせに留まっておりますが、もし次回作があれば…?鈴木亮平さん演じるパーフェクトな冴羽リョウにぜひご注目ください」
と報告しました。ネット上では
「なんというぴったりなキャスティング」「そっくり超えた本物は、さすがに笑うしかない」「海坊主そのまんまだよ!」「配役ナイス!」「似合うなぁー!」「ついに本物になった!おめでとう!」
など反応し、Xでは「海坊主役」など関連ワードがトレンド入りしているそうです。写真を見たらぴったりでした。俳優ではない人を採用したという意図は分かりませんが、ぴったりな人物を探していたに違いありません。梶田さんがこれを機にブレークできるように祈りたいと思います。
https://news.goo.ne.jp/article/oricon/trend/oricon-2324641.html


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