自転車④ かったで～～～～

さっそく、家の前の道で乗ってみる。

こぎだしが重いのが、電動とちゃうね。

軽いので、重心をとらなきゃいけない。ふむ。

変速機が6段ついてる。確か、漕いでるときじゃないとだめだった。難しい。ふむ。

くるくると一人で自転車に乗ってるギャバンくんのママ。

お隣のママと目があう。もう、笑うしかない。

「買ったの。遊んでんの。」

一緒に笑ってくれてよかった。

そして、くいっと曲がって坂道を登ってみよう。

がち。

ペダルが固いものでふさがれたかのように止まった。

坂がきついせいで、登れないのだった。

へえ？？？

若干心おれながら一日目終了。

翌日、ギャバンとサイクリング（念願の）

昨日よりも断然漕ぎやすく、重心もぶれなくなってきた。

段差も、軽いせいで自分と自転車が一体化してるようで、うまく吸収できる。これはおもしろい。

平坦な川原の道も楽しく、途中で寄り道してケーキを買って

車で通れない狭い道を上がっていくことに。

全行程歩きかなあと思ったら、

２０インチの小径のためか、ゆーっくりこげば、結構な坂道も、あがれるのである。

ママチャリだと立ちこぎか、腹筋にめっちゃちからいれて登っていく島の坂道。

サンゴをジャリジャリ鳴らしながらね。

そういうわけで、初めてのサイクリング、と～～～っても楽しかった。

ギャバンは、いつも、僕がしんどいのわかったやろ～～～！と得意げ。

お母さんらしくないことをした。

なんかとっても楽しかった！！！

自転車③ 購入編

翌日、車で病院へ。よかった、体調良くて。

シャリバンは放ディへ。（毎日公園に連れて行ってくれて、キラッキラした顔で帰ってきます。大感謝！）

ナビなしで行けました！

新しい先生は、とっても無口だった。帰りは、いつものローソンでお菓子買ったりもせず、

いざ自転車屋さんへ。

自分のためのまあまあな高額な買い物なんて。もともとしないのに、よほど今自転車が必要なのね。

まずは、坂道が多いこと、腰痛持ちで、腰に響かないやつがほしい、と伝える。

なんとなく黄色がいいなと思っていて、ぱっと目に留まった自転車があった。またがってみたらおしりのとこが固い。

こんなもんなんかな。

で、ちょっと前傾。

前傾姿勢が腰によくないのは私でもわかる。

サスペンションがあちこちついて吸収を減らしてくれるのは折り畳みじゃない。

なんせ15年温めてた案件なので、条件はわかりやすくまとまっている。

そのたびにとってもわかりやすくではこれ、ではこれ、と絞られていく。

黄色かオレンジかなと思っていたのだが、

色んな条件をクリアしてでてきたのが

アルミフレームの、赤。

乗った感じは柔らかく、やはり軽い。折りたたむと、バギーと同じくらいの重さで、苦にならない。たたんでも、手に触れる部分は土に着かない。

そして、だんだんかわいく見えてきた。

他の物よりもお高いけど、ここはケチるとこではない。

そして、店員さんもとっても感じが良い。

即決、これください。

あたりまえやけど、かご、ないんやな。リュック必須やね。

持ってかれないように柱に括り付けられる長いシリコンのカギを付ける。車体傷つかないやつ。

懐中電灯にもなるライトは白でかわいい。

なんかすご～～いうれしい。

うれしい気持ちで、帰ろう！

自転車➁ 目の前にきらきらしたこと

ギャバンの小さい頃は、前の座席に乗せて、幼稚園の歌など歌いながら公園へ行ったりしていた。

シャリバンがうまれて、前と後ろに乗せて走るようになった。

ギャバンが大きくなり、自分で自転車に乗るようになった。

ギャバンとサイクリングをするのが楽しくなり、

でも、電動で余裕で登れる坂と、非電動の登れる坂は全然違うから

一緒に走るには、感覚が違うのが気になった。

私が普通に走っててギャバンがはるか後ろでへばってるとか。

うーーーーん。

あと、長い間寝込みすぎて体力がものすごく落ちているし、ウォーキングはどうも苦手。

自転車なら楽しく乗れるんじゃないかしら、とか。


パパが電動自転車に乗っていき、家から自転車がなくなり、車だけになると、

それはそれで、ちょっと困ることにもなった。

近所のちょっとしたとこ。郵便局とか、百均とか、駐車場のないところに行くには歩いていくしかない。

ちょっとそこら辺に止める、とかができないから。

そして何より、自転車乗りたいなあ～乗りたいなあ～～という思いが強くなって来た。


けど現実的には、こんな坂だらけのとこだし、シャリバン歩けないし、

ママチャリで後ろに座席を付けるほうがいいんじゃないか？

折りたたむ必要は・・・？



例えば家族でキャンプに行ったとき、サイクリングできたら最高かも。（単独行動やけど）

例えば実家に行ったとき、ギャバンの自転車も一緒に積んだら、結構なとこまで行けるんじゃないかとか。

そういうことを考えると、目の前がきらきらするように思えた。必要性、よりも。

そして、東京のお父さんからメッチャいい折り畳みを譲っていただけるかも、というお話もあったのだけど、

お尻がいたい、というのは大変なネックだった。

去年ひどい腰痛でちゃんと歩けない時期が長く、絶望的な気持ちでいた。

腰に負担にならないこと、これは絶対だった。


そして・・もう、買う！

の決め手となったのは。

Ｙさんがシャリバンを自転車に乗せて、遊ぶ計画を立て、自分がお留守番になりそうになったこと。

これはいけない・・・。つづく

自転車➀島での思い出編

子どもが生まれて欠かせなくなった電動自転車。

先日、卒園した次男シャリバン。最後は懐かしい川原を通って帰ってきた。

翌日、自転車はパンクした。まるで役目を終えたよう。


いやいや、まだまだ使いますよ。3度目のタイヤ交換。パンクではなく、

タイヤ自体がひび割れて交換。

地元に自転車屋さんがあるっていいわ～～。

子ども会で一緒におみこしを作ったのがご縁。

バッテリーも交換したし、春からはパパがしばらく使います。


子どもをのせる意味では電動自転車が必須なのだけど。

もともと自転車が好きな私。

沖縄を旅している頃は、島での足は当然ママチャリ。

どんなアップダウンがある島だろうが、海目指して、夕日を目指して、朝日を目指して

どこへでも自転車かっとばしてた。

それが醍醐味というか。気持ちいいというか、島を思い出すときには自転車もセットなんだよな・・

今はもう、色んなサービスがあると思うけど、

その時はまだ、自転車を連泊で借りることはできず、5時とか6時には返さないといけなかった。

だから、夕日をみるために、まあまあな距離を歩かないといけなかったり、民宿のごはんと夕日の時間がかぶっていたりしていたので

そのころから、折り畳み自転車というものが欲しいと思っていた。

リムジンバス、飛行機、高速船にもともに乗って

時間を気にせず島で好きなだけ乗り回したかった。

それが、もう15年くらい前か・・。

時とともに旅のかたちは変わっていき、自転車は購入せず。