女神になりたい主婦のブログ

就職氷河期を思い出して

私が大学を出て就職する頃、時代は就職氷河期でした。

いつ氷河期じゃなくなったのかは知りませんが
私よりも6年早く就職した姉のときも、就職難と言われていて
私の頃は更に、という感じでした。

今は今でまた、あるんでしょうか。


私は理系の女子というのもあって、男性の多い業界への就職でした。

法律では、男女平等ということになってましたが、全然でした。

公然と、専門職は女性向け、総合職は男性向けと言い
本当に性差別して採用している大手企業もありました。

女性は、ちょっとしか採らないというところもありました。

ああ、これが現実だよなーって思いました。

男子に比べたら、女子はなかなか就職が決まらない人が多く
みんな疲弊していました。

随分、遅い時期に決まる人も多かったですし
友人の中には、就職活動を止めた人も何人かいました。

ストレスで体調を崩した人もいました。

私は、何とか夏に内定をもらったのですが
もう正直どこでもいいから、就職したい、くらいの気持ちでした。

つらくて。

私の就職した会社も、そもそも女性は採らないつもりだったと後から聞きました。

そんなところに入れてもらったのは、ありがたいのですが
そんな会社なので、男女差別がごく当たり前の職場でして
耐えられず数ヶ月で辞めました。

今はその会社、潰れちゃいましたけどね。


振り返って思うのは

そんなに、期限内に何とか就職しなきゃって、焦る必要などなかったということ。

もっと、視野を広げて、違う分野の仕事も業界も、見てみれば良かったということ。

働こうと思えば、仕事はいくらでもあるということ。

幸い、私には住むところがあり、生きていけたのですからね。


受験と同じように、皆同じタイミングで、同じような会社を受けて
就職していくというのが、当たり前だと思ってしまったんですよね。

でも、社会に出る、自分で生きていくって
そんなんじゃないんですよ。

何でもありなんです。自分の好きにしたらいいんです。


って、今は思うけれど
若い私にはわからなかったし、親もまた、皆と同じやり方が正しいと思い

世間の目も気にしてたんじゃないかなと思います。

また、そういう親の目が窮屈で嫌で、就職後数ヶ月で家を出て

今度は働きすぎて体調を崩し、
でも実家に戻りたくなくて結婚しました。

私は、親元にいたくなかったのですよ。

逃げで結婚したので、その後離婚することになってしまいました。

これを自業自得といいますね。


なので、自分はどうしたいのかと
自分の気持ちを優先して、焦らずに、人の目なんて気にせず

落ち着いて生きていったら、良かったのではないかと

今更ながらに思います。

だから、子供が社会に出るときに迷っても
悩む時間はあるよ、猶予はあるよ
と焦らないように、手助けしたいですね。

大人になった私は、そう思います。

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