女神になりたい主婦のブログ

楽しい思い出が蘇った日

数日前に、親戚が亡くなったと聞き、両親と共に驚いていました。

コロナもあって、数年間会っていなかったので、まさかそんなに病状が悪化しているとは、誰も思ってもいませんでした。

私は、その人とは10年以上も顔を合わせていなかったので
最後に会った時の記憶も薄く。

十数年前から、癌の治療をしているのは知っていたのですが

57歳で亡くなったそうです。

とてもやさしくて、本当にできた人で、理想のお嫁さんみたいな人。


十数年前、私がまだ元夫と結婚していたときに
お宅に遊びに行ったことがありました。

そのご夫婦は、今は東京に住んでいますが、当時は関西に住んでいたので
関西の観光案内してあげるよ、と誘ってくれたんです。

色んなところに連れて行ってくれたし、たくさんご馳走してくれたし
朝は早くからキッシュを焼いてくれて、美味しかったし、たくさんおしゃべりをして

もう本当にお世話になりっぱなしで、思い切り甘えて、楽しい旅行になりました。

元夫のことは思い出したくないけど、そのときの旅行は、その二人のお陰でとても楽しくて
良い思い出なんです。

また行きたいなあ、神戸に行きたいなあって
訃報を聞く前日の夜、思い出していたんですよね。

今思えば、「あの時楽しかったね〜」って私に会いに来ていたのかも。

お別れを言いに。


今は、コロナに対する警戒も落ち着いてきたので、葬儀を行い
身内と友人には来てもらうそうです。

私は、その日は夫が仕事で、一日中、子供を置いていくのは気が引けるので
両親に香典を託すつもりです。

行けないので、亡くなった方の旦那さんに、先程電話をしました。

楽しかった思い出を話せました。

話してたら、私が悲しくなってしまいました。

病気だったとは言え、周りはそんなに急に亡くなるとは思っていなかったそうです。

ご両親は健在で、娘に先立たれた悲しみはいかばかりか。

でもきっと、ご本人は痛みや苦しみから解放されて、ホッとしているでしょう。

周りの人は、病気でも動けなくても、生きていてほしいって願ってしまうけど。

それが本人が決めた寿命だったのかもしれません。

この世ですることは、全部終えたのかもしれません。

人の死に直面すると、自分の生き方も考えますね。

私も人から、「あの時は楽しかったね、ありがとう」と思われる生き方がいいなって思います。



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