女神になりたい主婦のブログ

認知症のお父さんの介護

昨日は久しぶりに、夫の実家に行きました。

夫と娘は、5月にも一度行っていましたが、私と息子はお正月ぶりでした。

夫のお父さんは、私が結婚する前から認知症を発症していて
緩やかに進行しています。

たまに会う分には、そこまで酷くないのかなあと思うのですが
その時によっても違うみたいで、昨日は割と元気そうでした。

ただ、認知症なので色んなことを忘れてしまいます。

もう、私の娘のことはわからないみたいです。

私と私の娘は、区別がつきません。

私の娘の見た目が、すっかり大人になってしまったため
「孫」には思えないんでしょうね。

でもなぜか、私の息子のことはしっかり覚えていて
名前もすぐ出てくるし、何年生になったの?って聞いて、大きくなったなーとニコニコしています。

会えて嬉しそうなので、例え、すぐに忘れてしまったとしても
顔を見せに行けて良かったなと思っています。


毎日一緒にいるお母さんは、やはり大変そうです。

先日、お風呂に熱いお湯をためておいて、テレビを見終わってから入ろうとしたら
知らないうちにお父さんが湯船に浸かっていて、顔を真赤にしていたことがあったそうです。

お父さんは、普段一人ではお風呂に入れません。

体は思うように動かないし、お風呂の使い方もわからないし
体を洗うことも忘れてしまうから。

だから、普段はヘルパーさんに来てもらって
入浴介助をしてもらっているそうです。

そんな感じなので、その時は湯船から出るのも一苦労。

のぼせて、服を着ることもままならなかったそうです。

溺れなくて良かったし、倒れなくて良かったですよね。

それ以来、お母さんはお風呂のドアに鍵をかけて開かないようにしたそうなんですが
真夜中に、ガタガタとお風呂のドアを無理矢理開けようとする音が聞こえ…

見に行ってみると、お父さんがなんとかしてお風呂のドアを開けようとしていたとか。

その理由は、お風呂の窓を閉めたいから。

お父さんは、家中の窓を閉めないと気が済まないらしくて
夜中に突然、窓を閉めたくなったらしいです。

このままでは、お風呂のドアを壊されてしまうので
(お父さんは体はしっかりしていて、力はあるのです)

鍵はかけないで、お湯を溜めないことにしたそうです。

子供もそうですが、お年寄りの宅内事故は多いですから
予防するしかないですよね。

お母さんは、色んなことに気をつけながら
毎日過ごさないといけないんだろうなーって
この話一つでも、想像できました。

ヘルパーさんに色々と聞いたり、アドバイスをもらって
一人で悩んでいるわけではないと思うので、その点は安心しています。

お母さんは、コミュ力の塊のような人です。

すぐに仲良くなって、人に助けてもらえるのです。

もちろん、お母さんが周りの人に、たくさんいろんなことをしてあげるから
それが返ってきているんだと思います。

明るくて、人に頼って、抱え込まないから、この生活ができているんですね。

お父さんに話が通じなくて、毎日イライラして
言ったことを忘れられて、それで怒られて、また腹が立って…と
ストレスがすごそうなんですけどねえ。

息抜きしながら、うまくやれているのかなあ。

私ができるのは、たまに会って話を聞いたり
子供達を連れて行って、喜んでもらったりすることくらい。

それと、せめて心配をかけないように、私達は元気に仲良く平和に暮らしておくこと。

自分が無理をして、人を助けることはできませんから
今は、自分で自分の家族のことをちゃんとしようって思いました。

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