アルテ・カペレ練習日記

ドイツ風小ブラスバンドの楽しみ

アルト・ホルン音程調整

2007-09-03 11:12:56 | 音楽
前回の練習で、やはり音程が悪すぎたので、可能な限り正しい音程で吹けるよう楽器をいじってみることにしました。

主管抜き差し外管と第三抜き差し外管をつなぐ半田付けを外し、ピッチを上げるためチューニング管を少し切断3.4ミリ(全体の長さは6.8ミリ短くなった。)

そしてチューナーと、にらめっこで各音程をチェックしました。

第2バルブを押した音を少し高くした方がバランスが良さそうなので、第二抜き差し管を1.2ミリ短くしました。(実質2.4ミリ)

これで、またチューナーを使って音程をチェック。

チューニング管をもう少し短くした方が良さそうです。結局また3ミリ(実質6ミリ)切断。チューニング管内管の長さは短い方で15ミリしかありません。切るのにもう限界に近いです。

チューニング管は楽器を入手した時から、3回にわたり少しずつ切断。最初の状態から測れば10.2ミリ(20.4ミリ)楽器の長さを短くしました。

楽器をいろいろいじっている内に、音程特性も良い方に変わりました。最初から「ある程度良くなるだろうな」と思っていましたが、楽器をいじる前の状態と見比べれば別の楽器の様に良くなりました。

最初の楽器の状態は、第二、第四倍音は少し高い。第三倍音とっても低い。

音程調整後は第二倍音少し低い、第三倍音少し低い、第四倍音少し高い。各音、口で調整可能までこぎつけました。(26℃ チューニング管5~6ミリ抜いた状態でA=442Hz)

吹いていて気になる音程は一つだけ、第二ピストンを押した上の実音Aの音が少し高いです。その他の音は吹き方で調整できそうです。

写真はチューニング管、第二抜き差しを切った後の状態です。切る前の写真と見比べると面白いかも。(2007年4月13日のブログに買った当時の写真が載っています。)

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