老後に2,000万円必要

金融庁の「老後に2,000万円必要」が波紋を呼んでいますなぁ。
『高齢社会における資産形成・管理』の報告書でござります。

その内容は、
１）年金が減るゾ
２）若いうちから NISA などに投資をして資産をつくれ
３）老いても働け

で、その様にしたら安心なんやて。
建て前とはいえ「100年安心」の年金制度と言うてきたが、もはや年金はアテにならん、と言いだしたのでござりまする。
今後を想定して、予防線を張り始めたのでござろうよ。

大方の声は、その建て前をも放棄したに等しい政府に対する怒りと当惑でござりましょう。
非正規雇用は増えつづけ、実質賃金は上がらず、税・保険・年金負担は一層重くなり、
そんな中で「自助努力」と言うて責任を国民に転嫁しておるんですからなぁ。

もう今の年金制度なんぞ止めたらどうですかなぁ。
そうしたら、我らも危機感を持った自衛行動をとるんやないですかなぁ。
貧民は貧民なりに。。。
今は、何よりも制度にぶらさがる役人を寄生させておるだけでござりますよ。
寄生しておる者たちは、報告書を手にさぞかしニンマリしておることでしょうなぁ。