ぼくが食べる

夕食後、「ボケ防止の散歩に行こう」としたくして、家のドアを

開けた田舎牧師と私、「あーダメだ、すごい雨だ、ザーザー降ってる

散歩はやめよう」と私、ベルとチビ太はひどく残念な顔をしていた・・

そこに、息子が雨ガッパを着てりりしくあらわれた「ベルーバ、

チョっちゃん散歩いくぞ」と雨の中出かけて行った、大喜びのワンたち・・

だが、やはり予想通り、ずぶ濡れで帰ってきた「パパ、ベルーバとチョっちゃんを

拭いてやって」と息子、田舎牧師はタオルで真剣にワンたちを拭いてやっていた、

台所でそれを見ていた私はなんかいやされた、

その後、予想しなかった事態が、田舎牧師はつまみ食いのため台所へ侵入し、仕切りのカギを

かけ忘れたらしい、なんとチビ太がレーズン食パンをパックリくわえて階段の踊り場で

関所を始めた「父ちゃんはうかつだ、ぼくはレーズン食パンをくわえている、

どんなおいしものをくれても、これは返さない、ぼくが食べる」と・・

「えーうそでしょ、コラー、チビ太返しなさい」と肉でつって取り返そうとした私、、

「ウーーーーーーーガオガオガオこれはぼくが食べる」と返さないチビ太、

しばらく戦った末、息子とベルが助けてくれ、なんとか取り返してくれた、

「あーあ、オレの大好きなレーズン食パンがぐちゃぐちゃだ、明日の朝ごはん

どうする？」と田舎牧師、「大丈夫もう一袋あるから」と私・・

それでは、また明日。イエス様の祝福があなたの上にありますように。

 

・・あなたがたが信じて、イエスの御名によって

いのちを得るためである。ヨハネ、２０，３１．

 

　　　　　　　　２０１６，３，２８．　　　　　　　　　　トマトでした。