心配の台風

毎週金曜日は兄弟方のお祈り会、午後３時から７時頃まで、

昨日、７時半になっても田舎牧師は帰ってこない、なので

娘が電話してみた「先にご飯を食べててだって」と勉強人生の娘、

「今日はお祈りが長くなってて田舎牧師は帰りが遅いみたいですよ」と

母に伝えた私、「遅いって何時頃になるだい？」と母、

「８時過ぎると思います」と私、

そこで、ご飯を食べた「今日はわしの弟は会社のバーベーキュー大会で

帰りが遅くなるから、わしとお母さんでチョっちゃんの散歩に行くベーよ」と

勉強人生の娘、「うん、短いコース行って来よう」と私、

「ぼくは兄ちゃんをずっと待っているんだ、兄ちゃんと長いコースに

行きたいよ」とチビ太はしぶしぶと短い散歩にスタートした、

「ちょっと、チビ太の散歩に行ってきます」と母に声をかけた・・

「はいよ」と母、

 

そのうちに、８時２０分息子が🚙でブーと帰ってきた、「ただいま、

さて、チョっちゃん、散歩行くぞ、走りに行くぞ」と息子、

そんなわけで、息子とチビ太と娘は走りに行った、

「お母さんはお風呂に入るとするか、明日も仕事だしね」と私、

すると、「トマトさん、どこにいるだい？」と田舎牧師の母、

「お風呂です」と私、

その後、台所で洗い物をしていると、母がこの世の終わりのような

顔であらわれた・・

「田舎牧師はなんでこんなに遅いだけ？もう８時４０分じゃんけ」と母、

「ええ、遅くなるって言ってました、心配ないですよ」と私、

「ほうけ」と母、

その５分後「こんなに遅くなったことはないじゃん、もうすぐ９時

になるだよ、何かあっただよ、わたしゃ心配で居ても立っても居られないよ」と母、

「心配ないですよ、遅くなるって言ってましたから、もうすぐ帰ってきますよ」と私、

「心配しないほうがおかしい、こんなに遅いのはダダごとじゃないことがわからんだけ、

ただならぬことが起こっているだよ、どうしよう、もう、終わりだ、

おしまいだ、うえーん、うえーん、あの子に何かあったらわたしゃ生きていけん」と

泣きながら、心配し私に訴える母、

「大丈夫ですよ、そんなに心配なら、もう一回電話してみますね」と私は

田舎牧師の携帯に電話をいれた・・「もしもし」と田舎牧師の声、

「お母さんが帰りが遅いって、心配して泣いてるんだけど」と私、

「わかった、今、帰る」と田舎牧師、

「お母さん、田舎牧師に電話したら、今、帰るですって」と私、

「今っていつだい？」と母、

「きっと、９時過ぎだと思いますよ」と私、

母はそれからも５分おきに現れて「わたしゃ、心配だよ、心配でどうにもならない

やっぱり、何か悪いことが起きただよ、こんなに遅いことなんて初めてじゃん、

もう９時過ぎたのに帰ってこんじゃんけ、どうなってるだ、どうしただ・・

うえーん、うえーん、もうおしまいだ」、と泣く母、

「だから、そんな心配しないで大丈夫ですよ、もうすぐ帰ってきますから」と私、

母は私の言うことは全く聞かずに、居間のカーテンを開けて外を見たり、一階を

そわそわ、歩き回って「どうしよう、あの子はどうしただ、これはダダごとじゃない

きっと、悪いことがあの子の身に起きたんだ・・」と母、

母の心配の台風に風にもてあそばれて私はだんだんと気分が悪くなってしまった・・

「２階で少し休んでます」と私、

 

「トマトさん、逃げるだかい、おーい、おーい、トマトさん、何か悪いことが

田舎牧師に起こっているだよ、おーい、おーい、トマトさん、何やってるだい？

まったく、ばかやろう、おーい、おーい、隠れるんじゃない、このやろう、

のんきじゃんけ、トマトさん・・」と２０分も母は叫んでいた・・

 

私は自分の心を守るためしばし避難した・・心配の台風に吹き飛ばされないように、

自分かってかもしれないが私の心はそんなに強くないので・・

 

９時半過ぎ、田舎牧師は無事帰ってきた、

母はどれほどホっとしただろう・・

私は母の心配パワーにやられて、今朝は気分悪く🚙に乗り込んだ、そして、何回も

主の祈りを告白した、その中で自分の罪も悔い改めた、なので、仕事は気分よくできた・・

それではまた明日。イエス様の祝福があなたの上にありますように。

明日１１時から礼拝があります。一緒に心からの礼拝を捧げましょうね。

 

 

ゆるしなさい、そうすれば赦されます。聖書。

 

 

 

　　　　　　　　　２０１７，８，２６．　　　　　　　　　　　トマトでした。