今日は、久しぶりに何も予定の入っていない休みの日だった。「夜叉神峠に登って
北岳が見たい。」
寒い間、山登りをずっと我慢していたが、その思いがついに実現する事になった。メンバー
は田舎牧師とワンコのベルと私、3人ともウキウキ、萌黄色の木々を見ながらマイナスイ
オンの空気に癒されつつ歩いた。1時間で登った。峠に登った途端、あまりの美しさに
身動き出来ない程に固まってしまった。真っ青な空、真正面のそびえ立つ雪山連峰!
これが感動でなくて、何が感動なんだろうと思う位、その美しさに心震え感動に浸った。
右から北岳、間ノ岳、農鳥岳と3000m級の山々が連なっている。やっぱり雪山は
いい、ああ来てよかった。ハレルヤ神様感謝しますと叫びたくなった。私たちの他に10人
位の人がいたが全員揃っての記念写真を撮る事を田舎牧師が頼まれた。看板を囲んで
全員決め顔、田舎牧師が「はい、チーズ」とシャッターを押すその時、その静寂の瞬間
何が起こったのでしょう。田舎牧師の横にお座りしていたワンコのベルが「ボ、ボ、ボ
ボーン」と叫んだのだ。もっとしっかり笑うよう皆を励ましていた感じ。
思いもよらぬ黒犬の叫びが非常に面白く山には全員の大きな笑い声が響き渡り、北岳
にもこだましていたように感じた。写真はもう一度,撮り直し、メンバーいっそう笑顔の
写真となった。雄大な山々、芽吹いている萌黄色の木々、山道に咲いている小さな花
、その一つ一つに神の偉大さを感じた。
<私は声を上げて主に呼ばわる。すると、聖なる山から私に答えて下さる。私は身を
横たえて眠る。私はまた目を覚ます。主が支えて下さるから。>詩篇3:4~5
2013.5.9 トマトでした。