クールジャパンといわれ、世界に誇る日本文化でもある漫画やアニメなどを支える方々を支えるシステムは脆弱すぎる。
「あるデータでは、20代のアニメーターの平均年収が110万円」『週刊東洋経済』編集部の桑原幸作記者
それだと生活できないので、若い人がこの業界に入らない。それで、高齢化が進んでいるとも言われています
安い給料、新しい方を受け入れる環境も厳しくアニメーターも40代が中心
これは、私がゲーム業界とヒアリングしたときも出てきた問題と同じクリエイティブクラス全般に言える縮図で、福利厚生、年金、終身雇用など考えれば寒くなってくる。
選択と集中という当たり前の経営戦略を考えても、漫画やアニメなどは日本の国家産業として選択される部門に入るといって間違いない。
エンターテイメントコンテンツに梃入れするアジア諸国の多い中、このまま放置しておけば、せっかくの日本のお家芸がまた陳腐なひとつに成り下がりかねない。
次の衆議院選挙では、この問題に対するアンケートを候補者にとり、結果リストを作成したい。
エンターテイメント立国推進協議会
代表 たるい良和
国には”日本が誇る文化”なんて上辺だけの言葉を述べず、それを支える体制も整えていってほしいものです。
たるいさん、応援しています。