やったるい! たるい良和の『エンターテイメント立国』

クリエイターの社会的地位向上。エンターテイメントに特化したエリアを日本に創れ!たるい良和のプロジェクトへの思い。

都の条例を受けてのアンケートから見た実情。

2012年03月07日 15時06分32秒 | 政治家
 先週、東京都青少年の健全な育成に関する条例を受け、何がどうなっているのか?具体的な実例のアンケートをお願いしたところ、予想以上の反響がありました。
 
 個人的な話、主催する『アイムシングル』の「マンガ・アニメ・ゲーム好男女の恋活/婚活」が、テレビ朝日のスーパーJチャンネルで紹介され、対応に追われると予想していましたが、それよりも、HP上で告知した都条例のアンケートの方が反響が多きく、正直驚きました。

 事態はそれほど深刻な状況であるといえます。
 
 いただいたアンケート結果より、中間発表的ですが、現段階まで多く見受けられる内容を2、3お伝えいたします。

 1番被害が大きいと思われるのが、実際的には都の条例に引っかからないと思われる表現も、どのレベルで不健全指定対象になるのかわからないため、出版社、編集者側が過剰萎縮して、結果、ネタ出し、企画段階で没、執筆断念になったという訴えです。

 業界の萎縮は、実質的に考えていた以上大きく、とりもなおさず日本の文化の萎縮が起こっている現状を生々しく実感させられる結果となっております。
 
 また、出版はできたけれども、表現の変更、修正が多々あり、エンターテイメント性を狭め、クリエイターだけでなく、作品を楽しみにしている読者に不利益をこうむっていることへの訴えも多く、共感しやすいキャラクターで描かれていたエンターテイメントが、虐待や犯罪温床ではないと、犯罪との相関関係なども実質不透明であると実感していることがわかります。

 今後さらに実態調査など力をいれて、規制をかける法律や条令などが何をもたらすのか、理路整然と訴えることのできる体勢を構築してまいります。
 政治において数は力です。まだまだ多くのデータ、ご意見を伺いたいと思います。
 今しばらくアンケートなどご協力お願いいたします。今後さらなる結果を受けてデータ整理、グラフ化などしてまいります。

 アンケートにお答え答えいただいた方の内容、文章からは、優れた才能や真摯な思いがこちらにも伝わって参りました。
 多くの方からアンケート、お問い合わせを受け、まだ、お礼の返信もままならない状況で、この場をお借りいたしまして、お礼を申し上げたいと思います。

 アンケートにお答えいただいた作家、編集者、店舗など関係者の皆様ありがとうございました。
 心より感謝いたしますとともに、今後ともよろしくお願いいたします。

 アンケートはこちら
 

 エンターテイメント立国推進協議会 代表 樽井良和

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・表現の規制に反対・クリエイティブクラスの地位向上に尽力いたします。
『 エンターテイメント立国推進協議会 』
 http://www.enterjapan.jp

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