やったるい! たるい良和の『エンターテイメント立国』

クリエイターの社会的地位向上。エンターテイメントに特化したエリアを日本に創れ!たるい良和のプロジェクトへの思い。

アンケートを基に、条例への意見書など、都議会と繋げます。

2012年03月21日 14時29分38秒 | 政治家
 都の条例を受けて、実情はどうなっているのか?
 多数の皆さまからいただいたアンケート結果は大変参考になりました。
 引き続き、ガイドライン作成のため、アンケートの方、何卒よろしくお願い致します。

 中でも、デジタルコンテンツとしてダウンロード販売で収益を上げるなかで、検索対象からネット八分となるケースや、
 出版社、編集者、販売店等が規制対象でなくても、あいまいな裁量的条例の為に委縮してしまっている現状など生々しく浮き彫りとなっています。

 今後、陳情書、ガイドライン等に反映させて参ります。
 
 ところで、私は国政でしたが、都の条例というからには、東京都議会に向けて訴えなければなりません。

 国政で『ゲーム・キャラクター・デジタルコンテンツ振興議員連盟』を発起する際、幹事長に就任して頂いた、長妻昭衆議院議員の秘書をされていて、その時、窓口的に動いてくださった『西沢けいた』さんが、なんの因果か今、都議会議員となっております。
 
 縁、因果からみあい、青少年健全育成条例執行後の問題につきましても、またしても西沢けいた都議会議員に橋渡しをしてもらう窓口となって頂けそうです。

 近日、こちらのアンケート結果など持って、皆さまの声が都議会に伝わるように、改正、改善に向けて手を組もうと、詰めた協議をしたいと考えています。

 アンケートにお答えいただいた作家、編集者、店舗など関係者の皆様ありがとうございました。心より感謝いたしますとともに、今後ともよろしくお願いいたします。

 また、先に述べましたとおり、政治において数は力です。
 今後、データを下にガイドラインを作成する所存ですので、まだまだ多くのデータ、ご意見を伺いたいと思います。
 今しばらく引き続きアンケートなどご協力お願いいたします。

・アンケートはこちら

【今後の展開】

具体的な行動は、逐一報告をするとして、大まかに下記の手順でエンターテイメント立国推進協議会は活動いたします。

アンケートデータをグラフ化、報告書にまとめ、表現の規制に対するガイドラインを作成する。
     ↓
②ガイドラインを印刷し、できるだけ多くの方・企業に賛同を得て具体的な改善点、落としどころを定める。
     ↓
③関係諸団体、議員などへの訴えと、具体的な付帯条項、もしくは法改正を求める運動を繰り広げていく。

 
<ガイドラインの作成・印刷・配布・集会・状況報告・陳情など運動量向上のため、多くのリソースが必要となります。
さらなるご支援・ご協力・応援のほどよろしくお願いいたします。>

PS:返品される同人詩など、ご寄付いただけましたら、その販売収益を活動費に充てるシステムを、作成中です。

エンターテイメント立国推進協議会   代表 樽井良和

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・表現の規制に反対・クリエイティブクラスの地位向上に尽力いたします。
『 エンターテイメント立国推進協議会 』  http://www.enterjapan.jp

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(続)都の条例を受けてのアンケートから見た実情と今後の対応について。

2012年03月14日 15時46分25秒 | 政治家

 先週に続き、都の条例を受けての実情のアンケートから見た報告と今後の対応について。

 いただいたアンケート結果より抜粋。

【印刷における修正が増えた】

・これまで印刷に応じてくれたいくつかの印刷屋が、修正に対して非常に厳しくなった。
・印刷そのものを断られたり。刷って貰える印刷屋がごく僅かに限られてしまった。
・白塗り修正が多く、描く側のモチベーションが下がった。
・同人誌などを読んでも、もはや消しが大きすぎてどうなってるのかわからないものもある。これでは何のための18禁指定かわからない。

>「印刷、企画段階でのはねつけ、修正などに関する内容が多いですね」

【規制対象があいまい】

・何がどう規制対象に当てはまるのかが編集側でも非常に曖昧であり、時間経過と共に規制範囲が過剰になり、どんどん描く表現の自由が狭められているのを感じる。
・編集部側での規制対象への判断がまったくの主観でしかないのが問題。
・それらについて具体的な通達はこちらが訪ねない限りはされていない。

>「漠然として、裁量で取り締まられるのは、法として欠陥がある」

【意欲を失う】

・頭の中で常に規制への恐怖がつきまとい、思い切った事もこれまで描けてきた事も出来ずかなりストレスを感じている。

>「想像力にブレーキをかけるのは、もっともエネルギーを損なう」

【収益減】
・フィルタリングの対象になって、アクセス数が激減(ダウンロード販売)
・取扱店で、扱ってくれなくなった。

>「数十万円の収益が0になった、もしくはもはや生活できる糧を失う切実な訴え多い」

【寄せられたご要望】

・反対表明するくらいで、具体的な動きがない編集部、団体が多い、エンターテイメント立国推進協議会では、ぜひとも具体的に動いて政治的な解決を図って欲しい。
・作家さんの意見や今感じている事、現状を把握したい気持ちでいっぱいです。
・制作者側以外ではこの問題は意外と問題視されてもいない事を日頃感じているので、もっと多くの人に条例を受けてからの実情と様々な問題を知って欲しいと思います。
・大阪・名古屋などに関しての警戒もお願いします。

>「多くの反響に、活動をさらに加速させて取り組む所存です」 

他、前回のブログで報告した企画段階で没になるケースの報告も多数寄せられています。

 個人的に強く感じているのが、アンケートに答えてくださった方の文章能力、表現能力が高く、論理思考が確立されている。
 答えてくださった方そのもののスキルや人間力の高さを実感し、社会的にすみに追いやられたり、社会的な地位を低く設定されるのはおかしいということです。

 アンケートのご意見でも寄せられておりましたが、クリエイターだけではなく、日本の職人と呼ばれる技術者の大半が、社会的地位が低く薄給である。
本来職人は尊敬されるべき対象であるべきはずなのに、形骸化された仕事をこなすだけの想像力のない方が地位が高く、お金や土地を転がすだけのブローカが高給で、大手を振って歩くのはあまりにもおかしいということです。

 アンケートにお答えいただいた作家、編集者、店舗など関係者の皆様ありがとうございました。
 心より感謝いたしますとともに、今後ともよろしくお願いいたします。

 また、先に述べましたとおり、政治において数は力です。
 今後、データを下にガイドラインを作成する所存ですので、まだまだ多くのデータ、ご意見を伺いたいと思います。
 今しばらく引き続きアンケートなどご協力お願いいたします。

・アンケートはこちら

【今後の展開】

具体的な行動は、逐一報告をするとして、大まかに下記の手順でエンターテイメント立国推進協議会は活動いたします。

①アンケートデータをグラフ化、報告書にまとめ、表現の規制に対するガイドラインを作成する。
     ↓
②ガイドラインを印刷し、できるだけ多くの方・企業に賛同を得て具体的な改善点、落としどころを定める。
     ↓
③関係諸団体、議員などへの訴えと、具体的な付帯条項、もしくは法改正を求める運動を繰り広げていく。

 
<ガイドラインの作成・印刷・配布・集会・状況報告・陳情など運動量向上のため、多くのリソースが必要となります。
さらなるご支援・ご協力・応援のほどよろしくお願いいたします。>

PS:面白い記事がありましたので、ご紹介いたします。

・連合赤軍事件をモチーフにした社会派漫画『レッド』で第14回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した官能漫画の巨匠、山本直樹氏。過激な描写も多いが、叙情的なセックス描写に定評がある山本氏が、官能漫画の規制問題について持論を語ってくれた。


エンターテイメント立国推進協議会   代表 樽井良和

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・表現の規制に反対・クリエイティブクラスの地位向上に尽力いたします。
『 エンターテイメント立国推進協議会 』  http://www.enterjapan.jp

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都の条例を受けてのアンケートから見た実情。

2012年03月07日 15時06分32秒 | 政治家
 先週、東京都青少年の健全な育成に関する条例を受け、何がどうなっているのか?具体的な実例のアンケートをお願いしたところ、予想以上の反響がありました。
 
 個人的な話、主催する『アイムシングル』の「マンガ・アニメ・ゲーム好男女の恋活/婚活」が、テレビ朝日のスーパーJチャンネルで紹介され、対応に追われると予想していましたが、それよりも、HP上で告知した都条例のアンケートの方が反響が多きく、正直驚きました。

 事態はそれほど深刻な状況であるといえます。
 
 いただいたアンケート結果より、中間発表的ですが、現段階まで多く見受けられる内容を2、3お伝えいたします。

 1番被害が大きいと思われるのが、実際的には都の条例に引っかからないと思われる表現も、どのレベルで不健全指定対象になるのかわからないため、出版社、編集者側が過剰萎縮して、結果、ネタ出し、企画段階で没、執筆断念になったという訴えです。

 業界の萎縮は、実質的に考えていた以上大きく、とりもなおさず日本の文化の萎縮が起こっている現状を生々しく実感させられる結果となっております。
 
 また、出版はできたけれども、表現の変更、修正が多々あり、エンターテイメント性を狭め、クリエイターだけでなく、作品を楽しみにしている読者に不利益をこうむっていることへの訴えも多く、共感しやすいキャラクターで描かれていたエンターテイメントが、虐待や犯罪温床ではないと、犯罪との相関関係なども実質不透明であると実感していることがわかります。

 今後さらに実態調査など力をいれて、規制をかける法律や条令などが何をもたらすのか、理路整然と訴えることのできる体勢を構築してまいります。
 政治において数は力です。まだまだ多くのデータ、ご意見を伺いたいと思います。
 今しばらくアンケートなどご協力お願いいたします。今後さらなる結果を受けてデータ整理、グラフ化などしてまいります。

 アンケートにお答え答えいただいた方の内容、文章からは、優れた才能や真摯な思いがこちらにも伝わって参りました。
 多くの方からアンケート、お問い合わせを受け、まだ、お礼の返信もままならない状況で、この場をお借りいたしまして、お礼を申し上げたいと思います。

 アンケートにお答えいただいた作家、編集者、店舗など関係者の皆様ありがとうございました。
 心より感謝いたしますとともに、今後ともよろしくお願いいたします。

 アンケートはこちら
 

 エンターテイメント立国推進協議会 代表 樽井良和

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・表現の規制に反対・クリエイティブクラスの地位向上に尽力いたします。
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