つれづれ小平

忙中閑あり。
徒然のひとときに、自分探しの旅へ。

九州最東端で日の出を見たい

2011年02月05日 07時23分37秒 | Weblog




初日の出という、正月ならではの高揚でもなければ、
冬のこの時期に、ここ鶴御崎に日の出を見に来ようなどという計画は、普通、ジモティは考えないのであろう。
ましてや、観光客が「わ」ナンバーで訪れるなど、無謀以外の何物でもないことを思い知った。

Googleでのルート検索では、佐伯市街から1時間50分ほどの表示であったので、5時15分くらいにホテルを出た。今日の日の出は7時10分過ぎである。

鶴御崎に至る曲がりくねった真っ暗な道の運転は、怖いもの知らずの私でもビビった。
狭いので、対向車を意識していたが、そんなクルマがいるはずもなかった。

すると、前方にクルマのヘッドライト(ハロゲン?)らしい光が!
と思いきや、それは灯台だった。

で、結局6時20分には園地内駐車場に到着。
真っ暗な中、懐中電灯も無く、1時間近く何して待てばいいんだ。

今は閉園したらしい園地のマップをヘッドライトで照らしながら、夜明けを待つこと30分。
ようやく空が白みかけた。7時10分前にクルマから降りる。

岬に至る沿道には防空濠の跡。石垣に囲まれた灯台施設の脇から展望台へ。

鳥の鳴き声と漁船のエンジン音だけが聴こえる突端の大パノラマ。

日本中で私ひとり、この地で、その時刻を迎えた。
鶴御崎。2011年2月5日午前7時17分。
さあ、いよいよ日の出だ。


・・・曇っていた。

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