奇特なタクシーの運ちゃん

タクシーの運ちゃんって、本当にいろんな人がいる。

おっさん、じいさん、おばさん。
無口な人、よく語る人。
丁寧な人、無愛想な人。
素人っぽい人、玄人。

最悪なのが、道を間違えたのに言い訳ばかりで、
（この辺りは営業区域外だとか、都心はわからないとか）
そのまま、上がったメーターの表示料金を平気でとる人。

通行止めがわかっていたはずのに、
わざわざそこを通って、でもって迂回して、
メーターを上げた運ちゃんもいた。

で、今日乗ったタクシーの運ちゃん。
目的地まであとわずかのところで、
「そこ（目的地）まで行くとワンメータ上がるから」といって、
「精算」にしてくれた。
結局、目的地まで行ってくれたのに。

いわく、
「わしらもあとちょっとのところで、メータが上がるのはイヤなんや」

商売人にあるまじき功徳。

「わしら」って言っても、あんただけかもしれんよ。
タクシーの場合、お客は「あんた」を選べないのに、そんなサービスをする必要があるの？
単に「あんた」だけが損をするのでは？


でも、嬉しかった。
そんな人もいることに。

砂場

元浅草にて。

砂場といえば、蕎麦の名店の代名詞だが、
「本家」とか「元祖」とかあるのだろうか。
この店には「登録商標」の看板があった。

そういえば、以前に東新宿でも砂場という蕎麦屋に入ったことがある。

ともあれ、玉子丼とともに美味しくいただきました。