つれづれ小平

忙中閑あり。
徒然のひとときに、自分探しの旅へ。

妖怪人間ベム

2010年06月20日 21時51分31秒 | Weblog
ベム、ベラ、ベロ! よおかい人間。
オープニングの溶解した妖怪の液体が怖かった。そしてベラの姿も。

で、長女から「なぜ主人公が、タイトルになってないのか」という質問。

すかさず「それは、天才バカボンの主役がバカボンパパであるのと同様だよ」と答えた。

思えば、バカボンパパの歳を過ぎ、マスオさんの歳より波平に近づいてしまった。
はあ。

で、デンマーク戦

2010年06月20日 10時43分19秒 | Weblog
ともかくもオランダ戦は終わった。
決勝に行くには、デンマークとどう戦えばよいのか。

http://blog.goo.ne.jp/yasuhiga/e/27316181ef3e132806abdc995efca654
に書いたように、カメルーンの対デンマーク勝利を願ったが、
昨日の結果は、デンマーク2-1カメルーンであった。残念だ。
ただ、オランダ戦での日本の失点が少なかったことは願った通りであった。

第2戦を終えた時点で、
オランダ  勝ち点6 最終戦 対カメルーン
日本    勝ち点3 得失点差0     最終戦 対デンマーク
デンマーク 勝ち点3 得失点差マイナス1 最終戦 対日本
カメルーン 勝ち点0 最終戦 対オランダ
となったため、
オランダ―カメルーンの如何によらず、日本は引き分け以上で決勝進出である。

昨日の後半のような試合ではなく、昨日の前半のように守備的で、加えて、空いた相手のスペースに飛び出る事ができる森本ワントップが私の理想形だが、はたしてどうなるか。

戦いは日本時間25日の未明である。しょうがない。起きるか。

オランダ戦=私なりの解説

2010年06月20日 09時21分45秒 | Weblog
さきの記事にdai氏よりコメントをいただいた。
言葉が足りなかったようなので、昨日のオランダ戦にちゃんと私なりの解説をしてみたい。

まず、3戦を通してみると、オランダ戦での惜敗は計算通りだろう。

私が問題にしているのは、昨日の試合における岡ちゃんの采配である。
彼の采配は「引き分け狙い」であった。

まず前半。ほぼ計算通りであった。
ボールポゼッションでオランダに劣る日本の守備機会が多くなるのは当然である。ただ、いくら強豪オランダ相手であっても、体力のある前半だけであれば、0-0に抑えることも可能なレベルにはある。そのためには、釣男が本来の自分の役割を果たすのは当然として、本田、松井も前線からの守備的役割を果たさねばならない。
思えば、戦前の本田の「オレは守備をしない。それはオレの持ち味ではない。」といった発言の主旨を理解していない輩が多いが、あれはカマシである。反対に、ポイントゲッターがいないことを公言するようなチームは怖くない。海外を知る本田はずっと頭がいい。実際、オランダ戦ではいい守備をしていた。彼はもとよりFWではなく、MFだから当然である。
松井に至っては、攻撃面でドリブルなどの突破力をクローズアップされているが、フランスリーグでは、守備的MFである。松井が攻撃的MFでいられるのは日本のみであって、フランスでは松井より攻撃力のあるプレーヤはゴマンといる。

オランダもこのような前半にお付き合いしてくれた。TVは「オランダは精彩を欠いた」などといっていたが「温存した」というのが実際で、0-0でよしとして、後半の持久戦に持ち込む覚悟であったろう。

温存の証拠は、高い位置でオランダがプレスをかけていなかったことに見られる。そこで生まれた計算外は、名前も知らないようなSB長友のオーバーラップと、それに続くシュートであった。驚いたことだろう。案外、岡ちゃんの「ラッキー先制」のための秘策だったのかもしれない。さきの記事にも書いたが、FC小平を応援する私としては非常に残念であった。

後半。ボロが出た。
身体が動かなくなって、ボールを見てしまうシーンが多くなった。ピンチに際して、あたふたとボールに向かってしまい、あれほど要注意のスナイデルへのマークが外れて気持ちよくフリーで決められてしまった。持久力でも集中力でも、オランダの方が我慢強かったということでもある。

で、ここからが問題。
引き分け狙いだったのが、先制されてしまった。どうするか。

岡ちゃんは引き分けにこだわった。で、1点を取りに行く選手交代を行った。
俊輔、岡崎、玉田を入れた。

ところが、選手交代と戦術がバラバラであった。以下の2つにそれを見ることができる。

1.なぜ、松井に代えて俊輔なのか?
今の俊輔は流れの中でチャンスを作れず、止まったボールしか蹴れない。ところが、止まったボールを得るには、自分が無理なら、松井のようにファールをもらえる選手が必須だ。この二律相反をどう考えていたのか。
交代候補として、松井でなく本田、あるいは私が思うに長谷部という手もあったが、イケメン本田、長谷部を代えると日本サポータ(特に女性サポータか?)に嫌われるとでも岡ちゃんは思ったのだろうか。TVも、「松井は動いたので限界」などと言っていたが、じゃあどうしたいのか、フォローになっていない。

2.で、なぜFW釣男なのか?
次いで、岡崎、玉田と2枚もFWを入れたのである。なぜ釣男が上がっているのか。前半ちゃんと我慢して守備をしたご褒美に、釣男の言うことを聞いてあげたのか。逆に、玉田には、何をしてもらいたかったのか。不明である。岡崎か、調子がよければ森本のワントップで十分であった。
逆に玉田を出してあげたいのであれば、スターティングメンバーにすべきだったが、カメルーン戦に勝ってしまったために、そんな入れ替えをしたら批判を招いたであろう。

ということで、岡ちゃんが1-1を狙いに行った思いは分かるが、その采配は、0-3という結果にもつながりかねないものであった。結果は、川島が止めたのでそうはならなかっただけである。
インタビューで、しきりに「悔しい」と言っていたことも、「引き分け」の意識が強かった証左である。

皮肉なことに、W杯では「俊輔と玉田は使えない」ということを、日本サポータに証明する結果となった。これは、次のデンマーク戦にとってプラスに作用しそうだ。