【ツカナ制作所】きまぐれ日誌

ガラス・金工・樹脂アクセサリー作家です。絵も描いております。制作過程や日常の話、イベント告知等。

「まめじるじゃない。ごじるだ。」by豆汁 (染編)

2016-05-24 21:34:17 | 大学
まめじるじゃないっつってんのに「まめじる」って入力しないと「豆汁」って変換できないんだよねw

「豆汁」って書いて、「ごじる」って読むんだよ!はいココ、テストに出まーす(テンプレ)




さてねー、前回の大学ネタと同じく染めの授業。

前回作ったデザインを6センチ×6センチに拡大し、渋紙で作った型を作成して天然顔料で紙を染めます。いわゆるステンシルってやつ。紙自体は、まだ和紙ではなくロール紙です。

専門用語には解説入れていきます(´ω`)





まず、コレが天然顔料。今回は紅柄(べんがら)、山吹、黄土、キンベロを使います。(あとの顔料についてはまた後日。)

紅柄は赤。硫酸鉄を焼いてできたらしいです。硫化…科学…う、頭が

キンベロは鮮烈な青。黄血塩と硫化第二鉄だそうな…。今、黄血塩が変換できなかったので「なんだPCも知らないのか」とホッとしました。

山吹と黄土は、それぞれ7:3くらいで混ぜて使います。山吹はまさしくサンダースカラーですが、蛍光色っぽくて他の色より浮いて見えるからです。





こんなかんじで、自由に色分けします。流れで線を引いたかんじです。モザイク状に区切ってる人とかもいて個性がでてましたね。




カーボン紙で渋紙に線を写します。渋紙…というのは、どうも正式名称では無いようですね。型地紙?で、いいのかな?

数枚の和紙に柿渋を塗って、薫製にしたもの…だそうです。めっちゃめちゃ丈夫です。5ね~んつかってもや~ぶれ~ない~♪つよ~いぞ~♪つよ~いぞ~♪

や、さすがに五年は無理だ。(マジレス)






つい最近NHKか何かで伊勢型紙の話やってたんですけど、見ましたか?あれですよあれ。いやぁタイムリーな話題、さすがNHKw

なんでも、和紙に1キロの負荷をかけると千切れるけど伊勢型紙は6キロまで耐えるんだとか。和紙三枚しかつかってないのに、二倍以上じょうぶになるのは柿渋を塗ってるかららしいです。すごいっすね。



はい写し完了。これ三枚がそれぞれ紅柄用(赤)、キンベロ用(青)、山吹&黄土用(黄)です。

三色って少ないと感じられるかもしれませんが、

紅柄キンベロ
山吹&黄土キンベロ

で、実際には最大五色になります。

ただし!山吹&黄土紅柄では、紅柄の主張が激しすぎてオレンジ色にはなりません。







さて、こっからは『おもちゃの兵隊の行進曲』(3分クッキングのテーマ)を想像しながらご覧ください。

テレレッテテレレ、テレレッテテレレ、テレレッテッテッテッテッテッテッテテ↑テ↓♪



まず大豆を水に一晩つけてふやかします。今回はゆでた後冷凍していたので解凍中。




水を入れて、



ぶい~~~~~~~~~~~~ん






ふきんでこします。うーん、おいしそうですねー(棒





よーくしぼったら…





お砂糖をカップ二分の一…石灰を加えます。







黄色くなったら…豆汁(ごじる)のか~んせ~い☆






さ~て、きになるお味のほうは…
















CMの後!!

続きはまた明日ってことで!眠いんだ寝かせてくれ!w

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