【ツカナ制作所】きまぐれ日誌

ガラス・金工・樹脂アクセサリー作家です。絵も描いております。制作過程や日常の話、イベント告知等。

初めての皮細工制作!三時間でできるパスケース

2019-04-27 13:52:07 | 大学
おっす!

えー、本来は自分すでに卒業単位足りてるんですが、運よく皮細工の授業に空きができたそうで滑り込み履修ができました。

皮いいっすよね~!以前エルメスの話(ディスプレイする…略してディスる(空間編))したと思うんですが、気に入った革製品を使い続ける生活してぇ~な~とぼんやり思ってます。

あとスチームパンクの世界って革製品いっぱい出てくるじゃないですか。ああいうの、自分で作れるようになったら楽しそうですよね!



初心者なので、道具や用語のミスはコメントしてご指摘下さいまし!

まず皮を好きな二色えらんで、キリで型紙に沿ってなぞります。

一回目(正確には二回目の授業なんですが、その時点では未履修でしたw)の今回は簡単のものなので、デザインの型紙なんかもできあがったものを使いました。





皮はカッターで裁断していきます。

皮の端をクリームみたいな…名前なんだっけ…処理してつるつるにしておきます。



金具に合わせて、ハトメ抜きで穴を明け金具をハンマーで打ちます。





カッターで皮の表の接着部分をけがいたら、ゴム糊で貼りあわせます。

これだけでは付かないので、端から数ミリのところを縫っていきましょう。



このフォークみたいなものは「ヒシ目打ち」と言います。自分から見て縦向きにハンマーで打ち込むことで、垂直に穴をあけることができます。打ち込むとき、下にゴム板を敷きます。



さて、縫います!

ここが皮製品の面白いところ。針を二本使います。



針に通すやり方がまた独特です。


1、針と同じくらいの長さに糸が余るように糸の途中に針を刺します。

2、糸が長いほうに向かって1センチくらい間を空けて、あと二回針を刺します。

3、余らせたほうの糸を針に通し、余った糸を動かなくなるまで引き上げます。

4、長いほうの糸も、余らせた糸側に引き上げます。


…ね?ややこしいでショ?

これで両側から同時に針を刺して縫っていきます。ミシンの縫い目をイメージしていただけたらいいかな。



この糸は蝋引きしてありますが、縫う前にさらにワックスをつけました。

さ、完成!





余裕がある人はさらに穴を開けて模様にしたり、パスが見える部分のデザインをいじったり。

自分は型紙通り、そんなに面白みの無いデザインになってしまいましたがw




シャーロックホームズの映画に出てきたみたいな、カッコいい道具入れとか作りたいっすね~!

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