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がんばれ やまスポ

運動会の一等賞から全国大会を目指す子供たちとその指導者の陸上競技日記。冬はアルペンスキー情報満載!

富山県障害者スポーツ大会

2008-05-20 01:29:40 | 陸上競技
18日(日)、県総で開催された陸上競技会に、タクミとモエカの3人で、一般ボランティアとして参加しました。

この日もの絶好のコンディションの下、400数十名の選手が、100mや1500mなどのトラック競技、走り幅跳びや立ち幅跳びなどの跳躍競技、ソフトボール投げや砲丸投げなどの投てき競技に挑みました。

私たちは出発係の補助員として、器材の運搬・設置や、選手の誘導などを行いました。

この大会は、『障害のある選手が、競技力の向上をめざすとともに、スポーツの楽しさを体験し、併せて県民の障害者に対する理解を深め、障害者の社会参加の推進に寄与すること』を目的に、2000年とやま国体を契機に始まり、今回で8回目を迎えるものです。

また、今年10月に大分県で開催される全国大会の選考会も兼ねている、とても大きな大会です。

私自身、スキー競技会の運営には数多く携わってきましたが、今回のように一般ボランティアとしての参加は初めてで、少し緊張しましたが、県陸協の役員の方や、障害者スポーツ指導員の方、それに私たちと同様にボランティアとして参加している短大・専門学校生の皆さんと協力し合い、微力ながらお手伝いできたかなと思います。

タクミとモエカの2人ももちろん初体験でしたが、しっかりと、それに進んで業務を行っていました。「成長したな!」と正直思いました


休憩中は、20日から始まる中間テストに向け、仲良く勉強してました

この大会に参加してみて、いろいろなことを感じました。

視力がほとんどない選手が、音に向かって50m走るのです。私たちは目を閉じて5m歩けますか?そのチャレンジ精神、大いに見習わせてもらいます。

最後に行われた400mリレー。どんな大会でもフォア・ザ・チームで戦うのは普通ですが、今回のアンカー達の最後までのデッドヒート、正に真剣な走り、大いに感動しました。

私達スポーツを愛する者、そして自身の肉体だけで挑む陸上競技を愛する者として、忘れかけている何かを気付かせてくれたような気がします。ありがとうございました。

閉会式に挨拶された県陸協副会長さん(私の高校時代陸上部の恩師)の言葉を紹介します。

『私たち人間には二つのものが備わっている。一つは”感じる”こと。もう一つはより上を目指そうという”意欲”である。皆さんにはその意欲がある。一年間練習してまた来年ここで会いましょう!』

実は、この大会の車椅子50mに出場していた選手から『先輩!』って声を掛けられました。高校卒業以来、約20数年ぶりに会う同じ短距離をやっていた後輩でした。

数年前に突然の病で左足などが不自由になったということで、大変驚きましたが、昔はなんともなかった50mを『長いな~』と言ってスタートして行った姿を見て、『俺もがんばる!』と思わないはずがありません!

本当にいろいろなことを感じ取った一日でした。

17日のトレーニング

2008-05-20 00:12:26 | 陸上競技部
今回の中学生の練習は、記録会に参加しているタイセイの応援も兼ねて、県総の芝生広場で行いました

の最高の条件の中、以前からやりたかった練習を目一杯やりました

2人にとって初の公式戦となる31日の富山市体まであと2週間、練習の遅れを取り戻すべく、みっちり追い込み練習です

芝生もきれいに刈り込まれ、練習環境はサイコーです



それでは練習メニューです。
①2kmジョグ
脚に優しいゴムチップの周回ランニングコース1周
②体操+ストレッチ
③ダイナミック・フレキシビリティ
動きながら柔軟性トレーニング(特に股関節を中心に)
④スピードトレーニング
ミニハードルを使い、片足・両足ハイニー(体軸、重心移動、踏みつけ、つま先を意識)
⑤ホッピング&バウンディング
踏み切った脚を素早く巻き込み前へ、そして力強く踏み切る
⑥アップヒル走≪約100m×3本≫
最後の40mの上りは体軸の前傾と力強い腕振り
⑦ダウンヒル走≪約80m×8本≫
下りのスピード感と足の回転を速く
⑧アジリティ・トレーニング
コーンを使った敏捷性トレーニング
⑨体幹トレーニング(いろいろ)
⑩ダウン(2kmジョグ、体操、ストレッチ)

練習後、2人は『疲れた~』と言っていましたが、しばらくするとケロッ!と…
それに比べ私の方は2日後の今でも体じゅうが大変ですしかし、充実の3時間でした