12月議会の議案に、町職員の給与に関する条例ほかを一部改正する条例についてがあります。
そのなかに、行政職給料表などを、次のように改めるとあります。
全ての公務員の給料は、国や各自治体で定める給料表(国は俸給表)というものにもとづいて支給されています。
▼給料表のイメージ
入庁すると、あなたは1級の◯◯号と月給が決まります。
そして、毎年4月になると、号の部分が上がり、表の中の対応する月給に昇給します。
上の表で言えば、2級1号 19万8500円の月給が、翌年には、2級5号の20万5400円の月給に昇給するといったイメージです(4号の昇給が一般的)。
それを数年、繰り返すと、役職が昇格するタイミングで、今度は、級が上がります。
表で言えば右の列にスライドし、次は、3級のポジションに移行します。そして、また、その翌年から、号が増えて、昇給していきます。
国の場合は、人事院勧告、地方の場合も、人事委員会勧告という制度(あるいは人事院勧告に準じた改正)があり、民間の給与に準じるように、毎年、給与改定があり、それに応じて、給料表も改定します。この議案もその流れを踏襲するものです。