山崎裕二 活動誌 ブログ版

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6月下旬に提出した文書質問の回答書

2022-07-30 16:44:59 | 文書質問・意見書・要望書

 6月下旬に提出した文書質問の回答がありました。

 1991年(平成3年)から2020年(令和2年)までの30年平均の台風発生数 平年値は、7月が3.7個、8月が5.7個、9月が5.0個、10月が3.4個と、7月から10月にかけて、頻発する傾向にある。2013年(平成25年)9月、町を含む1府2県への全国初となる大雨特別警報の発令、2018年(平成30年)7月の西日本豪雨による災害にもあるように、台風は、7月頃から、日本列島に近づき始め、9月に、最も日本列島を縦断するコースを辿り、短時間豪雨などの大雨を降らし、毎年のように、甚大な被害をもたらしている。

(1)町において、災害支援などを目的とした協定の全締結状況はどうなっているか(①協定の締結日(時系列順)、②協定の名称、③協定先、④協定の概要を項目とした一覧表形式で)。

 町ホームページに未公表の場合は、他の多くの市町村同様、災害時支援協定一覧の掲載を。

(1)各種協定一覧(PDF)

 ホームページへの掲載につきましては、他市町村の状況把握を行い、必要に応じて掲載いたします。

(2)コメリハード&グリーン丹波店(来年10月末、須知地内に京丹波店を新設予定)ほか、全国のグループ企業と一体的にネットワークを構築しているNPO法人コメリ災害対策センター(新潟市)では、4月20日現在で、全国984の市町村など(うち、府下では、17の市町や自衛隊駐屯地、消防本部など)と災害協定の締結をしている。

 災害発生時の物資調達リスクを分散し、迅速に必要物資を供給していくためにも、他の多くの市町村同様、町においても、NPO法人コメリ災害対策センターと協定の締結をしておくべきではないか。

(2)同法人の災害協定の取り組みについては把握しておりますが、現時点では具体的な協議は行っておりません。他市町村の経過や効果を考慮し、同法人と協議を行いたいと考えております。

(3)株式会社ゼンリン(北九州市)では、5月末現在で全国710市町村(うち、府下では、14市町)と災害時支援協定を結んでいる。

 この協定にもとづいて、台風などの災害対応業務に必要不可欠な住宅地図ほかを複数、備蓄することができ、町内で災害が発生した場合や災害発生の危険が高まった場合などに、地図を即座に使用できるようになり、より迅速で効率的な災害対策業務の実施が期待できる。他の多くの市町村同様、町においても、株式会社ゼンリンと協定を締結しておくべきではないか。

(3)同法人の災害協定の取り組みについては把握しておりますが、現時点では具体的な協議は行っておりません。(2)と同様に、他市町村の経過や効果を考慮し、必要に応じて協議を行いたいと考えております。

(4)府では、2015年度(平成27年度)より、雨水を貯めることで、大雨などに対する防災に役立てるため、雨水タンク(通称:マイクロ呑龍)設置費用の一部を補助する制度を創設している。なお、2020年(令和2年)8月時点で、府内計20市町が府と連携した設置補助を行っている。

 頻発する短時間豪雨などの大雨に備えて、雨水を貯める取り組みを進め、水路などの急激な増水を抑えることにより、防災・減災効果を高めていくためにも、他の多くの市町同様、町においても、雨水貯留施設設置事業費補助金交付に係る例規を設け、雨水タンクの設置を推進していくべきではないか。

(4)市街地とは異なり、住宅がまばらに点在する地域が多い本町における効果等について、他自治体の事例も参考のうえ、研究したいと考えております。

(5)町 避難所(第1次・第2次)のうち、とりわけ、令和4年第2回京丹波町議会 定例会の一般質問(6月3日)で、複数の議員各位から、示唆ないしは言及のあった下粟野体育館(下粟野東タンボ70番地6)においては、軒天材や破風板材が欠落した数箇所(【画像】箇所ほか)から、鳥獣が侵入し、体育館の床などに糞尿が散乱(一部、堆積)している。

 避難所として指定している以上、施設管理者として、劣悪な衛生状態の解消に向けて、早急に修繕などの対応を行うとともに、感染症、伝染病予防の観点からも、体育館内外の清掃、消毒を行うべきではないか。

(5)下粟野体育館を避難所とする場合は、2階の和室をして使用しております。施設の修繕等の維持管理につきましては、今後の避難所や施設の活用方法も含めて、施設管理者と連携し、また、地域のご意見等を伺いながら検討してまいりたいと考えております。

文書質問回答書(PDF)

(5)(社会教育課:社会体育施設としての現状)
下粟野体育館については、経年劣化による床の不陸が認められる箇所があり、現在、
運動やスポーツを行う体育施設としての一般利用は受け付けていない状況です。また、地元地域振興会等が地元行事で使用する際には事前に状況を確認し、必要に応じて清掃を行っています。

 施設の修繕等の維持管理につきましては、今後の避難所や施設の活用方法も含めて、地域のご意見等を伺いながら検討してまいりたいと考えております。

文書質問回答書(PDF)

 なお、(5)については、地元の北部振興会からも要望書を提出する(作成済み)と聞いています。それが地域のご意見等です。

 


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