桜ノ宮高校の痛ましい事件の対応について
橋下氏の対応には憤りを感じている方がたくさん
いるのではないかと思います。僕もその一人です。
今日、体育科の入試を実施した場合市長選挙も
考えていたという報道を見ました。
何を考えているのでしょうか
体罰根絶のためにしなければならないことは
入試の中止でしょうか。
体育科の急激な廃止でしょうか。そんなことで
この問題は解決しません。そこを受験しようとしていた
子どもたちはどうなるのか。
本当に短絡的というかなんというか・・・
体育科に特化した専門科が良いのかどうかという
議論はあると思います。
しかし教育条例などで学校間の競争を煽り、
競争に負けた学校は廃校に追い込んでいく。
正規教職員を非正規教職員に置き換えていく。
教育関連予算も大幅に削減していく。
「教育は強制」などの発言など、維新橋下氏こそ
教師に競争主義を煽り、体罰や暴力を助長してきた
張本人ではないのか。
そんなことには一切触れず、教師、教育委員会のみならず
生徒やその保護者も体罰を望んでいたような風潮があった
などと責任転嫁するような発言も許せないことです。
いまやるべきは、生徒への体罰と自殺という学校で
あってはならないことを、二度と繰り返さないために、
体罰をなくす学校での徹底した議論と具体的なとりくみです。
学校改革は、学校関係者と徹底的に議論し合意のもとに
進められるべき。教育への介入ではなく、首長として暴力・体罰は
絶対に許さないという態度を明確にし、
教育条件整備をはじめとして学校をささえることです。


しかし子どもや教師たちに非常に好影響をもたらす、
少人数学級の導入などにも全く関心がない。
(政府自民党も同じ。効果は疑問などと来年度予算を見直す動きも。)
一体、彼らの教育改革とは何なんだろうと思います。
お金もかけずに、子どもたちや教師を競争で縛り上げ
人と人を分断し、負けたものは排除してきた結果が今の
状況であるということがわからないのでしょうか。
教育とは、人を育てるとは、という根本が今問われています。
私は、教師や私たち大人はもっと子どもたちから学ぶという
姿勢が必要ではないかと感じています。書き出すと長くなりますので
この本を紹介したいと思います。(もうすでに長いが・・・)
灰谷健次郎「天の瞳」

灰谷さんのライフワークのような本書ですが、
作者もこの本も、登場人物の子どもたちに学び
一緒に成長してきたような、そんな感じのする作品です。
橋下氏もこの本を読んで何かを感じ取ってほしい。
教育とはなんなのか、真の教育改革とはなんなのかを。
橋下氏の対応には憤りを感じている方がたくさん
いるのではないかと思います。僕もその一人です。
今日、体育科の入試を実施した場合市長選挙も
考えていたという報道を見ました。
何を考えているのでしょうか

体罰根絶のためにしなければならないことは
入試の中止でしょうか。
体育科の急激な廃止でしょうか。そんなことで
この問題は解決しません。そこを受験しようとしていた
子どもたちはどうなるのか。
本当に短絡的というかなんというか・・・

体育科に特化した専門科が良いのかどうかという
議論はあると思います。
しかし教育条例などで学校間の競争を煽り、
競争に負けた学校は廃校に追い込んでいく。
正規教職員を非正規教職員に置き換えていく。
教育関連予算も大幅に削減していく。
「教育は強制」などの発言など、維新橋下氏こそ
教師に競争主義を煽り、体罰や暴力を助長してきた
張本人ではないのか。
そんなことには一切触れず、教師、教育委員会のみならず
生徒やその保護者も体罰を望んでいたような風潮があった
などと責任転嫁するような発言も許せないことです。
いまやるべきは、生徒への体罰と自殺という学校で
あってはならないことを、二度と繰り返さないために、
体罰をなくす学校での徹底した議論と具体的なとりくみです。
学校改革は、学校関係者と徹底的に議論し合意のもとに
進められるべき。教育への介入ではなく、首長として暴力・体罰は
絶対に許さないという態度を明確にし、
教育条件整備をはじめとして学校をささえることです。


しかし子どもや教師たちに非常に好影響をもたらす、
少人数学級の導入などにも全く関心がない。
(政府自民党も同じ。効果は疑問などと来年度予算を見直す動きも。)
一体、彼らの教育改革とは何なんだろうと思います。
お金もかけずに、子どもたちや教師を競争で縛り上げ
人と人を分断し、負けたものは排除してきた結果が今の
状況であるということがわからないのでしょうか。
教育とは、人を育てるとは、という根本が今問われています。
私は、教師や私たち大人はもっと子どもたちから学ぶという
姿勢が必要ではないかと感じています。書き出すと長くなりますので
この本を紹介したいと思います。(もうすでに長いが・・・)
灰谷健次郎「天の瞳」

灰谷さんのライフワークのような本書ですが、
作者もこの本も、登場人物の子どもたちに学び
一緒に成長してきたような、そんな感じのする作品です。
橋下氏もこの本を読んで何かを感じ取ってほしい。
教育とはなんなのか、真の教育改革とはなんなのかを。